いきなりだが、岡本太郎の『美しく怒れ』、中島義道の『ひとを嫌うということ』、なかなか面白い本である。
後者の『ひとを嫌う』を読んで、自分が他人を嫌う事は覚えたものの、自分が他人から嫌われる事は耐えられないと言うロンリー学を背景に、このブログは嫌われる要素が多いんじゃないか、と考えた。
どう言う要素が『嫌われる』原因になるのか?について、通称戦略的調べもの略称ネットサーフィンをしてみた。
すると、この手の要素について述べられている記事は非常に多く、3つ目くらいの記事でもう読むのをやめたのだが、特徴としては以下の要素を持っているブログは嫌われるらしい。
- ネガティブな事を連発する
- ブログのテーマが意味不明
- 上から目線すぎる
- やたら何かの売り込みをして来る
- 自慢話等、自分大好き話が多い
なるほど。
それぞれに思い当たるフシがあるぞ、って事で一つずつ振り返ってみよう。
ネガティブな事を連発する
なんて事だ。ご存知の通り、当方のブログ、常にネガティブである。
人間としてはかなりのポジ助であるにも関わらず、ブログの中身はネガティブ。ジキルとハイドみたいだ。
口を開けば、ペペロンチーノがまずいだのカップラーメンがまずいだの、フリーザーの中身が全滅して自分が全滅しそうだの、或いは他人の不倫を叩く日本人クソだの、文句ばっかり言っている。最後のはインド関係ないけど。
こんなジキルとハイドではまずい。読者が離れてしまう。
なので、基本ポジティブ時々ネガティブ、と言う晴れときどきぶた的な状態に持って行くしかない。
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これだ。ご記憶にある方もいるだろう。
ブログのテーマが意味不明
これも当方の為にある様な要素だろう。
インドと日本の架け橋になる!と大風呂敷を広げておいて、ラグビーや関係ない旅行のネタをかなり盛り込んでいる。
インドのネタについても、どの辺が架け橋になっているのか、逆に誰かに説明して貰いたいくらいだ。逆にね!
上から目線すぎる
新人の頃から態度がでかいと言われ続け、はや15年くらい。
そもそも態度もでかいくせに、ブログにおいても物言いが上から目線に見える。
残念ながら、当方はですます調で文章を書く事が、春菊とパクチーの次に苦手なので、どうしてもこの手の常体でしか文章を書けない。
インドに良いイメージを持って貰って、気持ち良く赴任して来て欲しい
と言う高尚な思いがあるはずなのに、この調子の文章でインドの事が書きなぐられていると、ひょっとしたらもう誰も来てくれないかもしれない。
それはイヤだし本意ではないのだが、出来ないものは出来ないので、もう開き直るしかない。
ですます調で文章を書かない事をここに宣言致します!
やたら何かの売り込みをして来る
そう、当方はインドの売り込みをしまくっている。
安心してインドに赴任して来て欲しい。インドはこんなに魅力的な国だ。冷凍食品が全滅しても俺は生きている!!
まさに魂の叫びソウルスクリーム。売り込みジャパンと言えば当方の事だ。
是非この売り込みを買って、インドに意気揚々と赴任して来て貰いたい!
そしてチェンナイで僕と握手!!
自慢話等、自分大好き話が多い
このブログは、当方の体験談をベースに色々と書かれているので、基本的に自分の話になってしまう。
それを以って、
タマ野郎は自分大好きだ
と断じられるのであれば甘んじて受け入れるしかないが、自分の事を大嫌いなヤツなどきっといないのだから已む無し。
逆に考えると、これだけ自分の話をたくさん出来るのは、自分を中心に様々なネタが日々起きるからであり、それだけでもインドは魅力的な国、と言う仮説を立てる事も出来るのだ。
アメイジングインディア。
今すぐにチェンナイに来よう!!
如何だろうか。
嫌われる要素がたくさんある様だが、是非とも嫌よ嫌よも好きのうち、って事で温かく見守って頂ければ幸いなのである。
なんのこっちゃ。
〜今日の教訓〜
嫌いなヤツからお前嫌いと言われるとそれはそれでヘコむ。
あれって面白い現象だよね。
一応、本の紹介をするエントリでもあるので、リンクを貼っておく。
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