以前、こちらのエントリで当方が自称コーヒー大好きマンである事を書いた。
ネスプレッソだけでは飽き足らず、手でゴリゴリ挽くタイプのミルを購入したよ、というおはなしだった。
が。
結局。
手で挽くのは疲れる。という実に女々しくも本質的な感想を抱くに至った。
そして、半年も経たないうちに我が家にやって来たのがこいつ。
Cocinareの電動ミルである。日本ではEpeiosとかいうブランドとの共同開発?的な謳い文句で売られてたと思うが、amazonを見たら消えてた。アメリカのamazon(こちら)でも販売されなくなっており、数ヶ月の間に何があったのか謎。
例によって、箱のオープンが最もエンドルフィンドバドバタイムなので、誰得感はあるが写真をどん。
箱を開けるとまずこうなる。
左側の台座と受け皿を取り出すとこんな感じ。
日本語のスタートアップガイドもあったけど、ほぼ読まず。ネスプレッソに入っている冊子と似ている。
組み立てるとこんな外観になる。右側のケースは、キャリーケースなんだろう。当方には持ち運ぶ予定はないのだが、キャンプに行って外で挽きたてのコーヒーを!みたいな人には重宝するんだろう。
という事で、初めて火を手に入れた人類の様に、うほうほ言いながらファーストコーヒーを淹れてみた。
まず、こちらが豆をブチ込む前。スケールがゼロになっている事を確認。
20g分挽きたかったんだけど、豆残りがどれくらい出るのか分からなかったので、気持ち多めにしてみた結果、21.1gの豆ズがダイブイン。
後はボタンを長押しすれば、勝手に挽いてくれる。なんて楽チンポン。下ネタじゃない。
結局豆残りはどれくらいだったの?というのはこちらで確認。受け皿のグロス重量が134.3gだったのに対し・・・
挽かれた豆ズが入った後の受け皿は154.9g、つまり差し引き20.6gの豆が挽かれた事になり、豆残りは0.5gという事になる。優秀!!!
0.5gはどこに行っちゃったんだい?という意味では、もちろんミルの中に多少残ってたりするのと、こんな感じで微妙に周りに飛び散ってたり、という所なんだろうけど、飛び散りはほぼないと言っても良いんじゃないだろうか。
ただ、飛び散りは少ないものの、受け皿をズラしたりする過程で人為的に飛散させてしまった。アホか。
結果、フィルターに落とし込まれたのは0.2g減の20.4g、という事になったが、ほぼほぼ豆のロスはないと言っても問題ないんじゃないかと思われる。マシンの構造上、挽かれた豆は垂直にそのまま真下に落ちて来るので、最後にポンポンと軽く衝撃を与えてあげれば全部落ちて来るんだ、という事にしておこう。
なお、肝心の味なんだけど、何回かやってみた結果、
手挽きより安定するんじゃないか
という結論に達している。
このCocinare、20gの豆を挽くのに1分ちょいかかるんだけど、摩擦熱が出ない様にゆっくりと一定の圧をかけて挽いている、という事らしい。豆の粒度も80段階で調整が出来るのもあって、手挽きよりもそりゃ安定するよな、とは思う。
一応、ポータブルの方の受け皿を使った場合の一回で挽けるMaxの豆の量は30g、との事なんだけど、感覚的には25g以上入れると受け皿から豆が溢れてしまうと理解しているので、でかめの容器を用意しておいた方が良い様な気がする。
という事で、手挽きミルを買った直後に電動ミルも買ってしまったおはなしだった。
自分の事は自分が一番良く分かっているはず。という観点からは、手挽きグッズを買った時点で遅かれ早かれ電動ミルも買うんだろうな、とは思っていた。ソロモンのパラドックスもビックリな激烈勘違いだが已む無し。
なお、こちらがこちらのミルの製造工程らしい。製造工程、ってか、最後のAssyしかないけど。中国っぽくやたら人手が多い印象。こう言うの見ると面白いよね。
〜今日の教訓〜
次はサイフォンを買ってしまう気がする。
どこを目指しているんでしょうか。