入居して半年超が過ぎ、ちょいちょい不具合が出て来た我が家。
最初はセントラルヒーターがぶっ壊れ、これは大した事なかったが、前回は排水管が詰まった事でなかなかの出費を強いられた。
<参考エントリ>
キッチンのシンクが詰まったから水道屋さん呼んだら1,400ドル没収された件
もうしばらく安泰かな、と思っていたら、今度はガレージがぶっ壊れたのでそのおはなし。
なんで壊れたかは謎
ダイニングで朝食を食べていたら、外からガシャーン!という音がした。
この日は強風が吹いていて、何かが飛んで来てガレージに当たったか、最悪外壁がぶっ壊れたか、と思いながら外に出てみると、何も変化がない。あれ?勘違い?とかブツブツ言いながらとりあえずその場は終了。
で、次女を迎えに行こうと思ってガレージを開けたら、開かない。なんでやねん!
この段階では『調子が悪い』という事以外、何が起きているかわからんので、かなりの気合と根性を注入し、自力でガレージを持ち上げ、なんとか1台だけ外へ。力尽きてガレージを元に戻した所、こんな風になって脱臼してしまった。おい。
このままにしておけば良かったんだけど、もう1台の車を出そうと奮闘した結果、事態はより悪化してしまった。
漂うボロ屋臭
今考えれば、でかい方の車を先に出しておくべきだったが、テンパってとりあえず小さい車を出してしまったので、でかい車を出そうとしてガレージの開くボタンをプッシュ。
すると、ちょっとだけ持ち上がったけど、すぐにまた破壊音がしたので慌ててストップ。こんな風になってしまった。
QX80がガレージに突っ込んでる様にしか見えない。
拡大するとこんな。
外から見るともうなんかかわいそうな感じになってしまった。
さすがにこれ以上手を出すとヤバい、と判断して、ガレージに貼り付けられてた業者さんの番号に電話。今来てすぐ来て早く来て!と懇願し、翌日来てもらえる事になった。
原因はスプリングの断裂
待ち望んでいた業者さんの到着。
バンの中からダンディなおっさんが颯爽と現れ、ざっとガレージを見渡し、
スプリングが壊れてるからだな、任せとけ
と力強いメッセージを残し、作業に取り掛かった。
スプリングって↓の横に伸びてる棒の真ん中にある黒い円柱的なヤツの事。
作業開始2分ほどで、外れていた板が元に戻され、スキルの高さに目を見張ってしまう。最後の方、板ぶん殴ってたけど。
ダンディ、車に轢かれた被害者みたいになっておる。
なお、破壊されてしまったスプリングがこれ。断線してしまっている。
そして完全体のスプリングがこちら。なんでこんな鉄の線が断線するのか良くわからんが、凄まじい音だったので、相当テンション掛かってたんだろうな、と思う。
実際、ダンディもものすごい勢いでテンション掛けてたし。
気になるお会計は。。
ぶっ壊れた当日は、ガレージに関する知識など皆無だったし、レールもやや歪んでいたので、
これひょっとしたら大工事になっちゃって数千ドル単位で行かれるんじゃねぇの・・
とビビっていた。
今回は、こちらの金具もバグってたので、これも交換。
なので、
- 外れてたガレージの板を元に戻して
- 断線したスプリングを新品に交換して
- ↑の壊れた金具も新調する
という3点セットの工事になった。
お値段は・・・・
・・・・
・・・
・・
・
たったの$260!いえい!
作業時間は正味で1時間くらいだったから、これを高いか安いかで言うと評価が分かれるかもしれないが、当方としては十分に価値のある$260だったので問題なし。チップも$20渡したので、トータルで$280。
ちなみに、ダンディに次いつ壊れんの?と聞いたら、
それは使用頻度によるぜ
と至極当たり前の回答が返って来て憤怒した。
一応、通常15年くらいは持つはずなんだけどな、とも言ってたけど。恐らく当方がアメリカにいるうちは壊れないんだろうから、もしそうなったらダンディシバく。
という事で、ガレージが壊れて激烈焦ったけど、無事に解決したよん、っておはなしだった。
とは言えこんなの起きない方が良いので、皆さまの家のガレージに問題が起きない事を祈ります・・・
〜今日の教訓〜
ガレージドア重過ぎ。
腰イワすかと思った。