入居してから半年余りが経過し、ちょいちょいトラブルが起き始めた我が家。
前回はセントラルヒーティングがヘソを曲げたが、今回はキッチンのシンクが暴動を起こしたのでそのおはなし。
ある日突然やって来る詰まり
前日までは実に快調に水を流しまくっていたキッチンのシンク殿。
夜カレーを作ろうと思って下準備をし、しょうもない会議に出て戻って来たら次女が
『キッチンが大変だよ!』
と騒いでいるので見たらこんな感じに。
その穏やかではない様子を見て、大至急トイレ用のカッポンで処置しようとしたら、マダムから
トイレ用のものをキッチンで使うなバカタレ
と言った趣旨のお小言を頂戴し、即座にウォールマートへ飛んで新しいカッポンを買って来たのだが・・・・
なおらない。むしろやり過ぎて↓の写真の右下のU字部分から水漏れする有様。
その後パイプフィニッシュ的なアイテムも使ってみたりしたが、一向に改善されないので自力でのリカバリーを諦め、業者さんを呼んだよん というのが前段。
勇ましくやって来る業者さん
前回セントラルヒーティングを直してもらった業者さんにコンタクトしたら、忙しいのか何だか知らんが鋭くシカトぶっこかれたので、今回は別の業者さんに頼んでみた。
が、やっぱり忙しいらしく、
明後日まで待ってくれ!
との事で、ほぼ48時間キッチンが使えない状態となってしまった。已む無し。
ようやく到着した業者さんは、何故か2人体制。
前回の業者さん単品で来たよな・・と思いながら様子を見てると、一人が監督役、一人が見習いみたいなノリで、こちらのタマネギヘアーの永沢くん的お兄ちゃんがメインで色々やってくれた。
U字型を修理して終わりかと思いきや
正直、ゴミが3枚上の写真のU字型パイプに溜まりまくってるだけ、と思っていた。
素人がやって手に負えない事になったらヤバいから業者さん呼んだけど、さらっと終わるんだろうな、と考えていたのだが・・・
ベースメントに潜ってモソモソと作業を開始するタマネギ。
曰く、
U字の所じゃなくてベースメントのパイプがダメダメ
パイプが下から上にいく構造になってるからまた詰まるぞ
オールストレートにするには1,400ドルかかるけどどうする?
詰まりを取り除くだけでも一旦外したりするから1,000ドルだぞ
との事で、一気に風雲急を告げまクリスティなのだ。
半信半疑だったけどウソじゃなかった
1,400ドルかかるっつってるけどしゃーねー、って事でGoサインを出したものの、当然半信半疑な部分はあった。こいつ、ぼったくってね?と。
なので、ちょいちょい作業の様子は見に行きつつ、何がどう変わったのか、は見ていた。
1時間半くらい作業をして、交換されたパイプがこちら。
この先、ややエグいが特にタメは作らずにいかせて頂く。
パイプの断面を見せてもらったらこんなん。
なにこれ。クソ汚いんですけど。。
どうやら、シンクから流した食材とか油とかが蓄積された結果らしく、俺まだ半年しか住んでないよと言ったら、
HaHaHa, you are lucky guy!!
とかワケのわからん事を言われた。アホか。
そりゃこれだけ先の方まで詰まってたら、ちょっとカッポンやっただけで流れるワケないよね。。とも思いつつ。
業者さん曰く、
ディスポーザー使った後はhot waterをfew minutes流すべし
との事で、改めて自分の生活力の無さを思い知った。冬場は固まっちゃうらしいからね。。。
関係ないけど
住み始めてから一回も行った事のないベースメント。
よくよく見たら、土台と柱の間にスペーサー的な木片が置かれている。↓
地震がないから良いけど、アメリカの家作りのテキトーさが垣間見える。
確かに家の中もパチンコ玉的なモノが止まらなかったり、明らかに傾斜が出来てたりするもんね。
あと4年くらい、崩れずに持ちこたえてもらいたい所。。
という事で、$1,400のクソ高い授業料を払って、水道管の構造を勉強しましたよ、っておはなし。
もう一つ学びがあったとしたら、カッポンは英語ではPlungerって言うらしい事ね。
勉強が足りん!!
〜今日の教訓〜
言いくるめられた感は否定出来ない。
しょうがないとしか言い様がない。