前回のエントリは気分を変えてですます調で書いてみたが、どう考えても性に合わないので、光の速さでですます調は廃止する事にした。
2022年もやっぱりこのストロングスタイルでいきたいところだ。
さて、いきなりだが、当方は元々寒さには強い方だった。
そもそもラグビーが冬のスポーツなので、真冬でもグラウンドでは半袖半ズボンスタイルだったし、特に下半身は東京の冬であればハーフパンツでも耐えられた。
が、灼熱のインド・チェンナイ赴任を経て体がバグったのか、どうにも寒さに弱い体質になってしまった気がしてならない。
今では家の中でも長袖長ズボン、外に行く時なんてその上にユニクロのダウン&アークテリクスのダウンの2枚重ねで耐え忍んでるくらいだ。人類として数歩後退した様で、極めて不甲斐ない。
ちなみに、シカゴのアウトレットで購入したアークのusedのダウンジャケット、$350くらいで購入したんだけど、アマゾンジャパンで見たら驚愕のプライス。
もう一着購入して日本でメルカリしてやろうかなと思ってしまうくらいだ。
話がそれたが、そんな寒がりの当方を震撼させる出来事が起きた。
ズバリ、
家のセントラルヒーティングがぶっ壊れたぜいぇい
である。
日曜に家にいたら、何故か通気孔から涼しい風が出て来た。
コラコラ、夏と冬を履き違えるんじゃないよ、と思いつつ、寝る直前だったので特に気にせずそのまま就寝。
我が家では、
朝起床直前に70℉まで上げて、寝る時は66℉に設定して毛布の中で踏ん張る
という中途半端な事をしていたんだけど、翌朝起きてみると、部屋の中が50℉(10℃)ちょいまで下がっていた。さすがに寒い。
何が起きたんだ、と思い、入居後半年にして初めてヒーターをチェック。そもそもこれどうやって開けんの?という極めてぬるい機械音痴っぷりを発揮しつつヒーターをオープン。
ビビり散らかしながらヒーターをONにすると、普段はファイヤーして赤く燃え盛っている所が静まり返っている。ファンが動いている=冷たい風をひたすら送り込んで来ている時点で、壊れているのはこの着火装置だ!と判断した。
↑の写真の赤丸部分の所が、ガスレンジで言う所のチッチッチッと言って火花を散らす機能を持ってるんだけど、そいつがずっと沈黙してるモンだからヒーターもガスを送り込めなかった模様。
YouTubeを見たりして、自分で交換している猛者も発見したが、何かあったら怖いので業者に連絡。
今日は忙しいから夕方になるぜ!
との勇ましい返事を受け取り、夕方まで待つ事にしたが、50°F(10℃)程度の環境で夕方まで待つのはあまりに辛いので、朝っぱらからホームセンターに行き、デロンギのオイルヒーターを購入。まさにこんなの。
完全にこれの色違いだと思うが、日本で買うと2万オーバーなのにこっちのホームセンターではなんと気合の90ドル。
超良い買い物した!日本に持って帰ろう!と鼻息荒く興奮してみたものの、良く見たら電圧が120V〜になっており、あっさり心が折れた。
デロンギのヒーターは、このオイルヒーター以外にもこんなセラミックヒーターを既に購入してたんだけど、近場しかあっためてくれないので、↑のオイルヒーターも購入して2台をフル稼働させて暖を取った、という事だ。(結果的に60°Fちょいまでは回復した)
なお、ホームセンターに行くついでに、全く交換しておらず、今回の調査で初めて
毎月或いは隔月くらいで変えるべし
という事を学んだエアフィルターも購入して交換。
フィルター引っ張り出してみたらこんな感じでゲロ吐きそうだった。
新品と並べると光と闇の様な感じになってしまう。
こんな事をしながら待っていたら、業者くんが来た!
一生懸命中を見る業者くん。
うーんうーんと唸っていたので、当方が、
igniting metalじゃねぇの?
と言うと、You are right!と威勢の良い返事をして、金具をものの1分で交換。
着火を待つ業者くん。
火が着いた!!!
やっぱりこの金具が原因だった模様。
拡大するとこんな感じでクラックというか傷が入っている。
昔、SiCというセラミックの焼結体ビジネスをやっていた経験からすると、このクラックのせいで抵抗値がおかしな事になっちゃって機械が送電を止めるのかな?と実に青二才的な浅はかな予想をしてしまうのだが、何にしろこいつを交換しただけであっさり直ったので良かった。
作業時間1分を含め、業者くんが我が家にいたのは実質10分くらいだったと思うが、金具と合わせて170ドルをむしり取られた。これに関しては已む無しだし、むしろ当日にすぐ来てくれてありがとうとしか言い様がない。
なお、90ドルかけて購入したデロンギのオイルヒーターだが、このセントラルヒーティングがあっさり復活した結果、
もう特に用ないよね
と判断され、稼働率が著しく低下してしまった。俺の90ドル・・・・
という事で、ヒーターは壊れたけどすぐ直って良かった良かった、ってのと、それに伴って合計260ドルがフライアウェイしたよ!というおはなしだった。
冬の時期のヒーター故障がもう起きない事を祈ります。。。
〜今日の教訓〜
知人宅、常に80°Fに設定してるらしい。
月のガス代250ドル超えらしい。そりゃそうだ。(我が家は130ドルくらい)