この1ヶ月を怒涛の如く振り返ってみる件④〜鋭く船便を退治した編

タイトルで全てを語った気がするので、このシリーズは最終回にしたいと思う。

7月末に日本の我が家を出発した85箱の船便たち。

ウェストコーストが未だに大渋滞ボンバイエの為、

今回はヒューストンルートで行きます!

と鼻息荒く日通が報告して来たが結局まる3ヶ月かかった。

何なら、ヒューストンでの陸揚げ自体は9月の3週目くらいにに終わっていたので、米国内の移動に1ヶ月以上かかった事になる。

とは言え、前回は3/9に出して6/30くらいだったから、3週間くらいは早まったのかな?この環境下で良く運んでくれたな、と思う。サンキュー日通。

で。

日通からは

27日の12時に届けたいんです!

と決め打ちで連絡が来たんだけど、その日は珍しく部下を全員オフィスに集めて、殿下のありがたい訓示を垂れる日だった為、マダムに対応してもらった。

そして、前回、日通の米人スタッフくん達に、外で靴を脱いで外を歩いた靴下でそのまま家に上がられる等、名だたるジョキニスト(除菌野郎の意味)として知られる殿下的に許せない行為を連発された事もあり、家には一歩たりとも入らず、全てガレージに置いておく様に言っておいた。

ありがたい訓示を一生懸命垂れ、聞いてくれた部下に媚を売る為にドーナツを振る舞って帰宅すると、ガレージがこんな感じに。

ぬぉーーー

さすが85箱。

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これでは車がガレージに入れられず、最近は氷点下になる事も珍しくないFindlayでは朝が辛い。(車の窓が凍結してしまい朝すぐに出られない)

なので、かなりの気合と集中を投下し、1週間あまりでこの状態にまで減らした。

なお、このエントリを書いてる時点で残り4箱になっているが、これらは全て本。本棚が先週末までに届くはずだったのが未だ届いておらず、憤怒している。本棚がないので本が入れられない=ダンボールで保管しとこうぜ の図式だ。

アイキャッチにも書いたが、80箱以上今回開けて思ったのは、

いらんモン多くね?

これだ。

マジで持って来なくて良かったな、と思ったモノは、大きく分けると

  • 家具類(3ヶ月も経ってりゃ既に揃っとるがな)
  • こちらでも買えるアイテム(当たり前だけど買える事を知らずに船便に入れてしまった)

になる。

家具に関しては、そもそも日本の家とアメリカの家でサイズが違う事が全て。満を持して運び込んだお気に入りのこの机も、日本ではリビングで猛々しい存在感を放っていたのに、アメリカの家のリビングでは尋常じゃない小粒感を醸し出して来た為、大至急物置部屋に放り込まれ、当方の仕事机と化してしまった。ジーザス。

なので、家具については言わずもがな。問題は後者の方だ。

事前知識として、

金出せばある程度のモノは買えるぜ

とは聞いていたものの、インドのトラウマがある当方としてはどうしても懐疑的にならざるを得ない。

なので、船便の容量maxレベルまで色々詰め込んでしまった。

具体的に我が家の荷物の中で大きなウェイトを占めたのが食器・衣類・おもちゃ だ。

食器に関しては、普段使いのモノは極力日本に置いて来て、そこそこ高級なディスプレイ用も兼ねたモノを運んだつもりだったが、日本での荷出しの際の混乱で色々紛れ込んでしまった模様。普段使いの食器は渡米後すぐに買う事になるので、ここはしっかり見極めておくべきだった。(後で触れる和食器は除く)

次に衣類。

渡米時の手持ち荷物の中にそこそこの量の衣類は詰めたが、如何せん殆どが夏物であり、冬物をあまり持って来ておらず、寒くなり始めたタイミングでちょいちょい冬物を購入してしまったので、なかなかの物量の冬物を保持している。

且つ、我が家の娘は11歳・6歳・1歳なので、お古がなかなか捨てられず、結果的に冬物夏物問わず、膨大な量の衣類が我が物顔でクローゼットを占拠していて不快だ。

ここ最近、勇気を持ってちょっとずつ断捨離を断行しているが、

日本でやっとけよ

と思いながら過去の己に呪いをかけている。

我がFindlayでもリサイクルセンター的なのはあって、そこに出す事も可能だが、行き先は不明。

そして通常のゴミとして出す事も出来るが、聞く所によるとFindlayにはゴミ焼却場はなく、ひたすら埋めて大地に還す作業を行なっているらしい。真偽の程は定かではないが、地球に優しくないのは間違いなく、

服はある程度ボロボロになるまで着なきゃダメだな・・・

と感じてしまう。

最後におもちゃ。

服同様に、お古は下の妹に自動的にキャリーオーバーされる上に、ちょいちょい新品を買い足してしまうので、マジで雪だるま式におもちゃの量が増えている。

おもちゃ達は手持ちでは殆ど持って来ておらず、船便のダンボールを開けたらあらビックリ、という塩梅でかなり狼狽したので、こちらについてもちょっとずつ断捨離をしていくつもりだし、出来れば日本で終わらせて来るべきだった、と同様の感想を持っている。


そんなこんなで、いらんモンが圧倒的に多かったんだけど、その中でもこれは持って来て良かった!的アイテムも多少存在するので、それを書いておきたい。

温熱シート

これは恐らく500個くらい持って来たと思うが、寒い冬の時期にはマジでオヌヌメ。

肩・腰がかなーり楽になる。

船便のスキマに入れまくっていたので、メインの荷物を出したらこんな感じで温熱シートが出現したが、荷姿的にもかなりイケメソな商品だと思っている。

ちなみに、↑の写真に写ってる除菌シートも、こっちで買おうと思えばいくらでも買えるので、わざわざ持って来る必要はないと思われる。(我が家はダンボール1箱分持って来た。。)

ホットプレート

アメリカでも探せば売ってるんだろうが、たこ焼きやらもんじゃ焼きやらが出来るホットプレートは食卓のバリエーションが増えてハッピー。だと思う。

我が家は象印のを使っているが、変圧器なしでイケるタイプなので、日本で買ってアメリカに持って来るなら電圧をチェケラされる事をオヌヌメしたい。


なお、似た様なアイテムをアメリカの家電屋さんで見た事はある。もはや気にしない。

主婦目線での良かったモノ

マダム(嫁さん)に、持って来て良かったモノって何かある?と聞いたら、うーーん、と唸った後に以下アイテムを羅列していた。

  • 座布団
  • 和食器
  • 爪切り
  • 耳かき
  • 子供の絵本
  • オムツ
  • スラムダンク
  • 使い慣れたキッチンツール

座布団は確かにわからんでもない。リビングに置いて寝っ転がると超リラックス出来る。

爪切り耳かきも買えるっちゃ買えるが、使い慣れたアイテムって点ではキッチンツールと同じで、持って来た方が良いのかもしれない。大してスペース取らないし。

↑の中で一番納得感があるのがオムツ。

以前、試しにパンパースを使ってみたらかぶれてしまった事があり、我が家はメリーズ一択で来ているので、オムツはアホみたいに送った。結果的に、納戸はこんな感じに。

アメリカでメリーズを買おうとすると死ぬ程高いので、日本で買ってたくさん送ったよん という図式だ。

ちなみに↑に写っているのはあくまでビッグサイズのみであり、これ以外にLサイズを20個くらい送り込んだので、最早業者に近い。オムツが外れるのが想定外に早く、不活動在庫を抱える事になりませんように・・・

ほぼ参考にならないと自分でも思うが、これからアメリカ赴任を考えられてる方の参考になれば幸いなのだ。

ちなみにスラムダンクってこれね。


20巻くらいなら荷姿的にもなかなかグー!なのよん。

〜今日の教訓〜

インドからの帰任時は30箱。

アメリカから帰る時は何箱になるんだろう。。。

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