2025年はどう過ごすのか

2025年になって半月以上が過ぎてしまった。以前のエントリでも書いたが、年齢を重ねるごとに1年1年が早く感じるんだけど、これは何故なのか。

恐らく多くの人が感じているであろう事なので、チコちゃんで取り上げられてそうな気がするな、と思って調べてみたら案の定あった。しかも2018年のテーマらしい。

チコちゃん曰く、人生にトキメキがなくなったから、との事で、専門家に言わせれば

時間の経過のスピードの感じ方と心がどれくらい動いているかは相関する

という事の様だ。

例えば、食事ひとつ例にとってみても、子供であれば、

  • 今日のごはん何だろう?
  • この料理どんな味かな?
  • ウィンナーがタコさんになってる!

と言った感じで、新たな発見があったりトキメキがあったり。一方で、大人にとっては『食事をする』というただの作業になってしまい、心が動かないんだそうな。

心が動く事によって、その様々な感情が時間の経過の感じ方をゆっくりにしてくれる子供に対して、作業をこなしている大人の心は動かず、時間の経過が速く感じられてしまう、と。なるほど。

このロジックから行くと、当方の人生が平凡で全くときめかないものであるかの様だが、ちょっと待てよと。そんな事ないだろと。

結婚してから15年以上が経つが、毎年何かしら大きな動きがあり、決して平凡だとは思えない。ザックリと毎年何があったか思い返してみた所、こんな感じ。

2009年:結婚&長女妊娠&マダム退職
2010年:長女誕生
2011年:3.11からの名古屋転勤
2012年:部門異動(というかFA宣言)&東京帰還
2013年:椎間板ヘルニア診断、握力が4kgに
2014年:マンション購入で35年分の借金生活開始&首の手術
2015年:元の部門へ復帰&次女誕生
2016年:インド赴任
2017年:海外旅行しまくり
2018年:海外旅行しまくり
2019年:遊びすぎて日本へ帰される
2020年:コロナからの三女誕生
2021年:アメリカ赴任
2022年:四女誕生、会社が変わる
2023年:ボスが中国人に変わる&コロナ発症
2024年:長女中学卒業、高校生に

2017年と2018年がやや薄いが、のべ9カ国に遊びに行っていたのでそれなりに濃かったと思われる。お金の飛び方もなかなかのモノがあり、2019年末には給与口座に数百円しか入っていないクリティカルな状況を生み出したが、web通帳で遡れる期間外の様で残念ながら証拠を載せられない。

何なら2021年以降も旅行しまくってるので、あんまり変化はないのかもしれないが、こうやって振り返ってみると、

それなりにイベントはあるものの、日々の生活(主にウィークデー)は大きな変化もなく平凡なのではないか

という所に思いが至る。

という事で、今まであんまりした事のなかった仕事の話を唐突に放り込んでみたいと思う。

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先ほど書いた様に、確かに日々の生活の中心である仕事においては、それなりに平凡に日々が過ぎていっていると思う。客観的に見れば、そこそこエグい環境で労働している様な気もしないでもないが、最早慣れてしまったと言っても過言ではない。

当方、誰もが知る某大企業の駐在員として華々しくアメリカに赴任したのだが、気が付いたら会社がなくなっていた。赴任先の子会社ごと、外資に売り飛ばされてしまったのでR。

大企業でぬくぬくと安泰の未来を手にしていた人間が、気付いたらド中小企業の人間になっていた。これはなかなかセンセーショナルな出来事ではないか。

とは言え、この話を最初に知らされた時も別に驚きはなかった。赴任前から、薄々そうなるだろうなとは思っていたし、家族、特にマダム(嫁さん)も動揺はしていなかった。これは非常に助かる。

売り飛ばされる前に所属していた大企業は、ザ・ジャパニーズ大企業なので、赴任期間なんかもそれなりにキッチリと守って来る。

インドも延長してくれと言ってたのに3年2ヶ月くらいで帰されたし、そのノリで行くと当方のアメリカ赴任期間は2025年3月で終わってしまう事になる。

が、今はゴリゴリの中小企業であり、人事?なにそれ美味しいの?と言った塩梅でこちらにとっては実に都合が良い。

図々しくも、

日本に帰任なんつー人事が発令された瞬間退社しますからね

とクソみたいな事を臆面も無く言い放っても怒られないのだからラッキーとしか言い様がない。

話を戻す。

先ほど書いた年表もどきのものにも記載したが、現在当方のボスは中国人であり、当然日本語は話さない。彼とのコミュニケーションは英語であり、そういう意味では自分もそれなりに成長したのかなとは思う。

中国人が全員そうなのか、その辺はN数が少な過ぎて良く分からないが、当方が接している中国人はどいつもこいつもハードワーカーで困る。土日も関係なく電話して来るし、メールだってバンバン飛び交うのが普通だ。如何に事業を大きくするか、みたいな事しか考えておらず、日本人が陥りがちな『安定』の二文字は頭になさそうだ。

当然その先には、如何に自分の給料を増やすか、が見え隠れするんだけどまぁそれはそれ。

お陰で、昔感じていた、

日曜の夜がダルい(日本からのメールが入り始めるから)

という感覚は全くなくなってしまった。常にメール入って来るからね。

慣れって恐ろしいな、と思うが、この辺の感覚がウィークデーは平凡である、と感じる所以なんだろう。ウザいはウザいけど、慣れてしまったので特に心がときめかない、って事かなと。

とは言うものの、土日もずっと働く様なハードワーカーもどきにはなりたくないので、メリハリはしっかりと。

2023年に今の中国人ボスになって3年目を迎えるが、アメリカに来た時に会社に9人いた日本人は、今や3人まで減ってしまった。

今年の目標はまずもってクビにならない事。これは最低限だけど、平凡と感じている現状を打破する為にも心がときめく様な変化を自ら起こしたいなとは思っている。そうすれば、きっとこの1年があっという間だった、って事にはならないんだろう。

あとはどこまで在米生活を延ばせるか。間も無く5年目突入だが、最低でもあと3年はいないと長女がハイスクールを卒業出来ないので、その辺の基盤を整える事に注力したい所だ。ネゴリーマンの爆誕である。

〜今日の教訓〜

仕事の話はやはりクソ面白くも何ともない。

インドだったら面白く出来るんだけどね。

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