もう1ヶ月近く経ってしまったが、6月にシカゴに旅行に行った。片道6時間弱。
終わってしまえばどうって事はないんだけど、未だにこの○○時間ドライブ、ってのには慣れない。
アメリカ生活の長い先人たちは、
慣れれば9時間くらいは余裕だよ〜でも10時間超えるとちょっと辛いかな〜
等と、余裕と辛いの境目が全く理解出来ないロジックを繰り出して来るが、本当にそうなのだろうか。
それはさておき、シカゴ旅行の中で最大のハイライトと言えば、タイトルにもあるシカゴカルビだろう。
店の名前からして焼肉店である事はファイヤーをウォッチするよりもオブビアスなのだが、どうも
大リーガー御用達
と言うけしからんキャッチフレーズが付いているらしい。その時点で期待値MAXなのは言うまでもない。
早速、写真中心に振り返ってみたいと思う。
簡単に路駐出来るYO
店の佇まいはこんな。力強く焼肉と書いてあり、非常に男らしい。
片側2車線かな?の道路に面していて、30分1ドルくらいで路駐出来るので、安心して車で訪れる事が出来る。
気になる方は、google mapのストリートビューでチェケラ!場所はこちら↓
メジャーリーガーの写真だらけ
中に入ると、所狭しと来店した客との写真が貼られている。
こんな感じ。
↑の写真を拡大するとこんな風に普通にメジャーリーガーが出て来る。
一番ヒットしたのは、巨人→タイガースの木田優夫の写真があった事。20年くらい前なので、それより前からずっとやってる店なんだなぁ、と感じた。
大谷くんの写真は発見出来なかったが、まだ来てないのかな?その点は謎。
メニューにあるワードで感動する
サイドメニュー的なのもあったけど、興奮して焼肉の写真しか撮っていない。
お肉メニューはこちら。
タンも上タンも特上タンも全部持って来てくれ!と言う感じで、このメニューを見るだけで牛に憑依されたが如くヨダレが垂れてしまう。
久しぶりのユッケからGo
先ほどのメニューの裏側に書いてあるんだけど、シカゴカルビではユッケが食べられる。
何でもかんでも安全サイドに振る日本の悪習で、レバ刺しが食べられなくなって久しい。それに伴って、ユッケも出さなくなった店がちょいちょいある様に感じるのは当方だけだろうか。
コロナになってから外食もしなくなり、リアルに数年くらいユッケを食べていないので、メニューにユッケの文字を発見した瞬間、小躍りしながらいの一番にオーダーした。どん!!
結論。ゴマ油が絶妙な働きをしており、劇的に美味い。
天を仰ぎながら、
美味い!美味すぎる!
と叫んでいたら、どうしました?と店のオーナーの様な風貌のお父さんが出て来たので、美味すぎる事を伝えた所、そりゃそうだろ的な表情をされていた。
ちなみに、最後にユッケ食べたのいつかな?と思い出していたが、マジで2年前にインドで食べたこのユッケが最後かもしれない。
これも普通に美味しかったけどね。グルガオン恐るべし。(こちらのエントリ参照!)
肉もどれも美味い
まずは上タン・カルビ・豚トロ・上ミノをオーダー。2人で行ったが、控え目に1人前ずつオーダーして待っていると・・・
どん。
何と言う神々しい光景なのでしょうか。
当方は、
焼肉をする際はまずはタンから
と言う謎ルールを課しているので上タンから頂いたが、間違いなく4ヶ月のアメリカ生活の中で一番脳が喜んだ瞬間だったと思う。
他のカルビとかもマジ美味かったけど、この上タンが美味すぎて、シメに和牛タンとか言うのをオーダーしてみた。
比較するのも失礼な話だけど、
コリコリ感:和牛タン<上タン
味:和牛タン>上タン
だった様な気がする。どっちも美味いんだけどね。
なお、韓国料理屋的な感じで付け合わせもガッツリ出してくれて、この小鉢達でも充分お腹は満たされてしまう。
ポテトサラダがかなり美味しかったが、他のキムチ類も久しぶりだったので、美味い美味いと言いながら小鉢も全て殲滅したのは言うまでもない。
気になるお会計はこちら
肉の写真は以上。
あれ?少なくね?と当方も思うが、ライスも頼まず、シメのスープとか麺類も頼まず、意外と少食な感じで終わった。
恐らく、昼に食べたシカゴ名物のシカゴピザ(パン生地?がクソ分厚くて結構喰らうヤツ)が影響しているんだと思うが、お会計はこんな感じ。
合計$131にチップを18%くらい載せて$155払っておいた。単純計算でザックリ一人当たり$80、になる。今回はタキ食いしなかった事を考えると、激烈空腹状態で行ったらどうなっちゃうんだろう、と言うのが気になる。
我が家は5人家族だが、あまり食べない下2人を1人カウントしても4人、つまり家族で来たら確実に$300超え&下手したら$400間近コースなので、シカゴ旅行に行ってシカゴカルビに行くとしたら、昼飯はダメージを喰らい易い寿司かピザにしておこうと思う。
と言う事で、シカゴカルビのご紹介でありんした。
メジャーリーガー御用達、と言われるのも納得な美味しさで、是非また来たい、と強く思った。我々が行った時(土曜の19時半)はやや空席があったものの、帰る時(20時半頃)には満席だったので要予約、と思われる。
関係ないけど、この店ではインド人の女の子が働いていて、インド人っぽいな〜と思って出身聞いたら、確かパンジャブ州って言ってた様な気がする。アメリカでインド人に会うとちょっと嬉しい、と言う謎な感情が芽生えたが、頑張れパンジャブガール。
〜今日の教訓〜
牛角超え確実。
もちろんアメリカの牛角も悪くない(日本のより100%美味い)が、レベルが違う。