アメリカで中古車を買う時の流れについて書いてみる件

このタイトルだけを見ると、

おぉ、実に有益な内容が書いてありそうだ!

と感じられるかもしれない。実際当方であればかなり期待をする気がする。

が、これを書いているのが渡米後わずか4ヶ月あまりしか経過しておらず、英語も相変わらずパッパラパーの状態の人間である事を考慮すると、ウソeight hundredを撒き散らかしている可能性も否定出来ない。

間違いがあれば是非ご指摘頂ければ、と思うのだが、整理する意味でも書いてみたい。

中古車情報はネットで調べよう

当方は、cars.comのアプリと各ディーラーのwebサイトを駆使して、マーケットで売られている中古車情報を収集した。

気をつけないといけないのが、実際の販売とアプリ上orネット上の情報が食い違う(タイムラグが発生する)ケースがある事。

当方が購入したQX80も、金曜に購入手続きを完了したのに火曜日までアプリ上で見れる状態が続いてたし、買ったのはトレド(フィンレーから40マイルくらい)の中古車屋だったので、さすがに事前に電話して在庫確認してから訪問した。

但し、向こうが何言ってるかは相変わらずわからないので、

お前んトコのQX80はavailableなのか?YesかNoか半分か?

とひたすらまくし立てるしかなかったのはまた別の話。

なので、特にちょっと距離が離れた所にあるディーラーを訪ねる際は、事前に電話した方がベターと思われる。

スポンサーリンク

事故歴とかはVINで調べられるYO

VIN = Vehicle Identification Number、の事で、日本語で言えば車両識別ナンバー、ってトコだろうか。要は、車両一台一台に割り当てられているシリアルナンバーだ。

先ほどのcars.com等で調べたとしても、基本的にはどの車両にもVINの情報が記載されていて、金さえ払えば自分でも事故歴を調べたり出来るが(無料でやる方法を当方は知らない)、ディーラーに行けば普通はその車のヒストリーを持っているはずなので必ずそれをチェケラ。

こんな感じで、事故歴がどうだとか誰がオーナーだったか、とかがわかる。

ちなみに、VINをこちらのサイトに突っ込むと有料で確認する事が出来るっぽいが、買うかどうかもわからん車の情報を買う消費者なんかいないと思うので、これは業者向けなのかな?と理解している。

なので、業者的にはこれを有料で買う必要がある、って事だと思うが、これがない!とか言い出したら怪しさ満点な気がするし、実は事故車だった、とかの可能性もあるので、しっかりとチェックしたい所だ。

この書類のチェックにより、当方の前のオーナーはレンタカー屋である事が判明し、フリート販売に走ってしまった日産のマーケティング戦略が見え隠れしていたんだけど、事故歴がない事はわかったので良かった。(100%全部がわかるワケではなさそう)

SSNと免許証があれば買えるはず

ここは人によって言う事が違うので読み流して頂ければ、と思うのだが、州やディーラーによって基準が違う、って事なのかもしれない。

SSN取るにも時間がかかるし、渡米後すぐに車を買わなきゃいけない人からしたらそんなの待ってられっか!って話なので、米人スタッフ曰くオハイオではSSNがなくても車を買う事は出来るらしい。

ただ、当方が買ったディーラーではSSNの提示(口頭で伝えただけだけど)を求められたし、何が基準なのかは良くわからない、と言う事で、わからないなら書くんじゃねー!と言われそうだが、

SSNが必要かどうかはそのディーラーに聞いてみようね♡

が結論だと思われる。

車の運転前に保険の加入はマスト

これも人によって言う事が違うので困る。

会社の米人スタッフからは、保険未加入状態で運転するのは法律違反よ!と力強く宣言されたのに対し、ディーラーにはそれはあなた次第よ、と冷たくあしらわれ、どっちやねん状態に陥った。

ただ、保険未加入で事故ったら悲惨なのは事実なので、法律がどうこうとか言う前の問題で、保険には入っておいた方が絶対に良い。

前述のVINさえあれば保険には加入出来るので、買う車を決めたら保険会社にコンタクトして加入しておこう。

なお、アメリカの保険は日本より高い気がしていて、当方の車は最低限の保険にしているのに年間$1,100で、日本のエスクァイアの保険が年間¥66,000くらいだった事を考えるとちょいとお高いのかな、と感じる。

購入後はしばらく仮のライセンスプレート

ここの説明が全く理解出来なかったんだけど、購入直後はディーラーに仮のライセンスプレートを発行してもらい、車の後ろにぺろーんと貼り付けておく。らしい。

こんな感じ。

じゃあいつ&どうやってホンマもんのプレートをゲットするの?って所だが、どうも『Title』とか言う権利証的な書類が送られて来るらしく、それが来ればライセンスプレートを申請出来る様になるらしい。

ちなみにこのPrice Proってのは当方が車を購入した中古車屋なんだけど、クソダサいので外しておいた。

寄ってみるとわかるが、ボルトで無造作に留められているだけ(しかも上側のみ)なので、ドライバーを持って来てよいしょよいしょとやれば簡単に外せる。

プレートは外したけど、ナット側が錆びたら嫌なので、一応ボルトは留めておいた。

車体が汚くてお恥ずかしい。。

スポンサーリンク

タイトルは通常30日以内に送られて来る

米人スタッフ曰く、現在、トレドの郵便局がクローズしていて、当方が車を購入したディーラーがあるトレドエリアで出した郵便は一旦デトロイトに行ってからフィンレーに来る、と言うフローらしく、やたらと時間がかかった。

時間軸で言うと、

5/21:車購入
6/9:ディーラーがタイトル発送
6/30:タイトル到着
7/1:ライセンスプレート発行手続き
7/5:仮ライセンスプレート失効

となり、発送してから到着まで3週間もかかった事になる。おい。

7/3~5が3連休で、7/7〜フィンレーを離れてしまう予定だった為、マジでギリギリの日程だった。

で、タイトルってのはこんなヤツ。(右側の紙)

これも州によってフォーマットが違うっぽく、カリフォルニアとかでは色がピンクだったり、みたいな記事をネットで発見した記憶がある。

何にしろ、このタイトルがないとライセンスプレートは発行して貰えないらしいので、いつ来るのか、はしっかり確認しておこう!

ライセンスプレートは1個しか貰えなかった

そんなこんなで無事に日本の免許センター的なBMV(Bureau of Motor Vehicle)に出頭し、$31かな?を支払って終了。

ライセンスプレートは前と後ろに1枚ずつ、計2枚もらえると思ってたんだけど、1枚しか貰えなかった。あれ?

どっちに付けたら良いの?と聞くと、

後ろの方が良いんじゃね?

と言う実に雑な回答。

仕方ないので後ろにくっ付けてみた。

なんか、女子高生大好きみたいなナンバープレートになってしまい不本意だが、決して自分で指定したワケではないので誤解なさらぬ様にお願いしたい所だ。

米人スタッフに聞いてみた所、

ちょっと前までは2枚貰えてたけど、今は1枚だけで良くなったんだよ

とまたウソかホントかわからない話を吹き込まれ、とりあえず信じている。が、フロント側にプレートがついてないのはやや間抜け感があるんだよな。

展示車がそのまま走ってるみたいだもんね。


と言う事で、中古車購入の流れをザックリ書いてみた。

参考になる可能性の方が低そうだが、参考になれば幸いなのだ。

〜今日の教訓〜

あと1台車を買わネバダ。

予算は2万ドル・・・

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする