〜下ネタや下品な事が嫌いな方は大至急離脱される事をオヌヌメ致します〜
遠く離れたニュージーランドとオーストラリアでは、観客を入れたスーパーラグビーが始まった。
ニュージーランドは、勢い余って来年から新しい形でのラグビーリーグを開催するらしく、今のスタイルのスーパーラグビーは一旦終わっちゃう様なのだが、それはまた別の話。
一方、日本のトップリーグは、何月に始められるのかわかったモンじゃないのだが、とりあえず9月か10月には始まるんだろう、と思っている。つーか始めてくれ。
そんなトップリーグ、2015年のW杯以降、海外のスーパースターがガンガン来日する様になり、昨年のW杯後もニュージーランド主将のキアラン・リードがトヨタに加入したり、もはや誰が来ても驚かない状況になっているのはご存知の通り。
2020年シーズンにおける『誰でも知ってる大物』って意味では、やっぱりニュージーランドのボーデン・バレットと、スコットランドのグレイグ・レイドロー、この2人になるんだろう。
この顔がバレットで、
この顔がレイドロー。
両者とも、当方に匹敵するイケメソと言えるので、女性ファンもたくさんいるんだろう。両者が来日する事は、日本ラグビーにとって良い事でしかないので、早く試合が観たい。
で。
ここからが本題。
先日、レイドローの所属先のNTTコミュニケーションズシャイニングアークスが、新メンバー加入のリリースをした。
一番上で、圧倒的な存在感を放つレイドロー。シーズン丸かぶり且つサラリーコンディションも良い北半球リーグを蹴って日本に来る、って点からも、何度見てもこれはすごい。
でも、次にいるリアム・ギルだって、ボールハントに長けたかなり良い選手。20年前に彼が日本に来ていたら、マジで無双してたと思うが、そう考えると日本のラグビーのレベルの向上スピードはすごい。
そして最後にいる選手。ん??
挑発的な長髪をした彼の名前はアナル・ランギ。
英語で書くとAnaru Rangi、彼が日本に帰化したケースを考え、ラトゥ志南利の様に漢字で書いてみると乱戯アナルになるのだろうか。
そんな彼の名前を見た瞬間、下ネタに食いつく中学生よろしく、レイドローの加入が一気に霞んで見える様になってしまった。彼は一体何者なのか。
かつて、ラグビージャーナリストと称された当方も、不勉強ながら彼の事は全く認識しておらず、慌てて本棚に入っているスーパーラグビーの選手名鑑をチェケラ。
いた。
が、エイノル・乱戯と記載されている。
こうなると、コンプライアンス重視の天下のラグビーマガジンが何かに忖度して表現を変えたのではないか、と言う疑惑が沸き起こる。
気になって仕方ないので、すかさず関係者に問い合わせをしてみると、
担当してないからわからんけど表現が微妙だから変えたんじゃないか?
的なコメント。真偽の程は定かではないが、もし↑が事実なら、やはり天下のベースボールマガジン社。流石としか言い様がない。
とは言え、Anaruと言うのは下ネタでもなんでもなく、れっきとした人名である。人の名前で遊ぶのは良くないし、実際の発音がアナルなのかエイノルなのか、確認するべきなんじゃないか。
と謎の義憤に駆られて調べてみたら・・・・
冒頭でいきなり言ってる。アナルだ。
まぁ、あぬぁるみたいに発音しているんだけど、エイノルではないだろう。ベースボールマガジン社は忖度し過ぎた様だ。
なので、間違いなく言えるのは、
- Nコムは何も悪い事はしていないし何かに斬り込んだワケでもなく、シンプルに正しい発音で選手紹介をしているだけ
- 秩父宮でGo!!グレイグ!と叫んでレイドローを応援するのと同時に、Go!!アナル!と叫んでもなんら問題はない
と言う事だろう。
恐らく、当方と同じくしょーもない事を考えている中学生・高校生がいるはずなので、彼らが先に秩父宮でアナルと絶叫するんではないかと思うが、ゲラゲラ笑われたランギくんがその理由を知って傷つかない様にして欲しい所だ。
とは言え、言語が変われば名前だって違う意味を持つ様になってしまう事はままある。
例えば、我々が閣下と呼んで恐れていた先輩がいたんだけど、彼もイタリアに行けば
閣下→カカ→うんこと言う意味
になってしまうのと同じだ。
そう考えれば已む無しですな。頑張れアナル!!
〜今日の教訓〜
人の名前で遊んでゴメス。
悪気はないんだよ。成長してないだけなんだよ。
コメント
かのイチロー選手も米国では下半身が痒い的な意味があって、当初周囲がザワついたとかつかなかったとか。それでもそのままの名前で周囲を黙らす実力が有ればいいって事ですね〜。
気になって調べてしまいました!そんな過去があったんですね〜勉強になります笑
乱戯選手にそれくらいの実力がある事を祈ります!!