マンションの騒音問題に直面している件

当方、自分の住んでいるマンションで、管理組合の理事 なる崇高な役を拝命している。

任期は2年。去年から始めて、今年が最後だ。

別に自分から立候補したワケではなく、インドから帰って来たら、

タマさん、今年理事だからよろぴく♡

と言われ、調べたら入居する段階で輪番制が敷かれていただけの話だった。

大規模修繕工事が行われるのはまだ先の話なので、今のうちにやっておいた方が楽だよな、と思いつつ、毎月の理事会出席が地味にめんどくさい。

まぁ、誰かがやらなければならない事だし、月1回だけだし・・・って事で欠席も一回もせず、そこそこ真面目にやっているのだが、そんな理事会活動で先日超久しぶりに出たのが、

生活音の苦情

である。

くそったれコロナのせいで子供も大人もみんな家にいるから、って事から、管理人室への投書やら管理会社への電話やら、結構な数の苦情が出ているらしい。

理事会ではその投書のコピーを見せられたが、部屋番号も具体的に書いてあるのでかなり生々しい。

うーん、世知辛いなぁ と思いながら見るのだが、どの投書にも、

上階の子供の走り回る音がうるさい!

と書いてある。

我が家にも子供がいるので良くわかるが、子供は走る。走るな!っつったって走る。そもそも、子供が走り始めた後に大人が走るな!って言うんだから、どうしようもない。

そりゃもちろん頻度の違いはあるだろうし、我が家は女の子2人だから男の子だらけの家はもっと大変なんだろうけど、子供がいる=うるさい事を前提にお互い付き合うべきなんじゃないか。

お互い、ってのはマンションで言う所の上下左右、戸建なら前後左右をイメージしている。

そしてもう一つのポイントは、

子供がいる家は、音を立てている自覚はしよう、そして周りにそれをアピールしよう

これだ。

スポンサーリンク

我が家は、家買って入居した時に上下左右には挨拶に行ったし、チェンナイから帰って来た後もチェンナイ土産を持って挨拶に行った。

そのチェンナイ土産は実は喜ばれていないんじゃないか、とかそう言う所は置いておいて、そうやってコミュニケーションを取りつつ、相手の家族構成もある程度把握しておくような取り組みも必要なんじゃないだろうか。当然、自分がうるさい側なので、下の階に対しては『いつもすみません』の姿勢を見せる目的で。

この

いつもすみませんの姿勢

ってのは、この世知辛い世の中においては、マジで大事だと思っている。

例えば、電車の中で泣き叫んでる子供がいるとして、

  1. 子供が泣くのは仕方ないじゃんと開き直ってるのか知らんけど何もしない親
  2. 一生懸命あやすんだけど剛直に子供が泣き続けテンパる親

だったら、当然後者の方が同情は得られるし、逆に前者は舌打ちされる可能性が高い。これと同じで、すみませんの気持ちがあるかないか、でマンションの騒音問題もだいぶ違うと思う。やらせの部分が多少あるにしても、世の中そんなモンだ。

実際、我が家の上の階も下の階も子供が2人ずついる事はわかっているので、うるさいのはお互い様だよね、くらいの感覚でいる。下の階から我が家への騒音はないが、下の階は更に下の階に騒音を響かせてるはずだ、って意味で。

ただ、さすがにそうは言えないので、下の階の人には

いつもすみません!

と言って、時々殿下牧場の米やら長野のお土産やらの年貢を納めている。半分やらせ、半分本気だ。

このコミュニケーションのおかげで、うるせーんだよ!の苦情を受けた事もないし、何ならうちがいつもうるさいのかどうかのヒアリングが出来る。

それが近所付き合いってモノなんじゃないの、と思うのだが、この世知辛い世の中においては、隣に誰が住んでるかもわからない・・・なんてのはザラだろう。

これからの世の中、そう言うのも復活させて行けば良いのに・・・とも思うのだがそれはまた次回。

ちなみに、かく言う我が家においても、上の階からは結構バタバタと音が聞こえて来るが、別に気にしていない。

だってインドの方が100億倍うるさいからね!!!!!!

多少音が聞こえるからってガタガタ言ってんじゃねーよ。インドに叩き込むぞ。

〜今日の教訓〜

子供の足音よりも殿下の声がうるさい。

それは昔から。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする