手紙と言う歌で涙を流せるんだけどそれは最早特技と言っても良いんじゃないかと思える件

突然だが、皆さんは音痴だろうか。

当方、小学生の頃から音楽の授業の点数は死ぬ程悪かった。

ピアノは習っていた、と言うか強制的に習わされてたけど、ピアノの先生が家に来る前に家を抜け出して雲隠れしたり、その先生が結婚する事になって近所のピアノ教室にブチ込まれた時も、あそこには亡霊が出るとか言って(ちなみにマジ)サボりまくっていた為、今となっては猫ふんじゃったしか弾けないカスっぷり。

ピアノは触った事あるけど、最早楽譜も一個ずつ数えないと読めないレベルで、因果関係は不明ながらそれと比例するレベルで音痴だ、と言う話なのだ。

そんな音痴な当方も、音楽を聴く と言う行為自体は大好きだ。

音痴だけど音楽は好き。この相反する要素を、当方の属性として覚えておいて頂きたい。

そして次に当方の属性を表現する形容詞として

寂しがり屋

と言うかなり気味の悪いワードが浮かび上がる。

『寂しがり屋』は形容詞ではなく名詞なのではないか?とも思うが、どっちにしろ気味が悪い事だけが伝われば良いので置いておく。

ぬるま湯の中で育って来た当方は、人生で『一人暮らし』等と呼称されるサバイバル要素の高い生活をした事がない。

大学の時はラグビー部の寮に入っていたが、所詮寮だし4人部屋だったので、これは一人暮らしとは言わないだろう。

結婚するまでは実家でママンとパパスに囲まれ、結婚してからはマダムとギャングに囲まれる生活を送って来た。

このバックボーンから、当方は『一人暮らしをしてる人』イコール生命力の高いソルジャーと認識している。

そんなぬるま湯野郎の当方も、インド赴任してから最初の8ヶ月、また、家族が来てからもアメスクがオフの間の6月〜8月は一人暮らしを経験する事となった。

が、所詮ぬるま湯野郎、寂しすぎて最初の8ヶ月の間に4回も帰国したし、去年の2か月間でも、有能なインド人を日本の最先端の顧客技術に触れさせ成長を促したい、とか言う意味不明な口実で日本出張をブチ込み、帰国した。

だって寂しいからね!

そして今年、今がまさに人生三回目の一人暮らしのタームなのだが、寂しすぎて死んでしまう酒井法子的な当方、かなりの情緒不安定に陥っている。超寂ぴー。

つまり、情緒不安定な寂しがり屋。これも覚えておいて頂きたい。

纏めると、

歌が好きで音痴な情緒不安定な寂しがり野郎。

見る人が見れば、犯罪者予備軍かもしれない。

この前提をしっかりと脳に刻み込んで頂いた所でガラッと話を変える。


『手紙〜愛するあなたへ』と言う歌をご存知だろうか。

原曲は藤田麻衣子とか言う人が歌ってるらしいが、クリス・ハートと言う名前の、やや太っていて抜群に歌の上手い男がカバーしており、iPhoneにもしっかりと入っている。

これだ。

太った人のカバーがこれ。

手抜きながら、歌詞をダラダラと貼り付けてみる。

お父さんお母さん

今日まで私を大切に育ててくれて ありがとう

お父さん

アルバムをめくると まだ小さな私 あなたが抱いていて

今では白い髪としわが少し増えたあなた なんだか切なくて

心配かけたり叱られたり いろんなことがあったね

大変な思いばかりさせてごめんね いつまでも元気でいてね

お父さんお母さん

今日まで私を大切に育ててくれて ありがとう

お父さんお母さん

愛するあなたへこの花束を贈ります 大好きだよ

お母さん

安心する声で「おかえり」って何度迎えてくれただろう

あなたが温かいその手でつくるごはん 何度一緒に食べただろう

私が生まれた日の日記には あなたの優しい文字で

「素直で可愛い子に育ってね」と

そんな私に今なれていますか?

お父さんお母さん

愛されたことはいつも後から気づきます

ありがとう

お父さんお母さん

愛するあなたへ私は何が出来るだろう

大好きだよ

生んでくれてありがとう

願ってくれてありがとう

叱ってくれてありがとう

信じてくれてありがとう

愛してくれてありがとう

ずっとずっと私の大切な人

お父さんお母さん

今日まで私を大切に育ててくれて ありがとう

お父さんお母さん

愛するあなたへこの花束を贈ります

大好きだよ

愛されたことはいつも後から気づきます

ありがとう

お父さんお母さん

二人の子供に生まれ幸せを知ったよ

ありがとう

どうだろうか。

娘二人を持つ犯罪者予備軍としては、こんな歌を聞くと泣けて来てしまうのだ。

この話を何人かの友人(娘持ち)にした所、

気持ちはわかるけど今の時点で涙を流すまでには至らない

と言う意見だったので、これで泣ける当方はこれを一発芸と称しても良いのではないか、と思えて来た。

何れにしろ、我が家にこの歌の様な事が起きるのも遠い将来の話ではない。

娘がどんな輩を連れて来るかはわからないが、絶対条件としては

当方を上回るフィジカル

当方を上回る涙もろさ

だろうか。

フィジカルに関しては、その頃には当方も55歳くらいだろうから、さすがにそれより弱いヤツなんかいないだろう、と言う事でイージーだと思う。

一方で涙もろさに関しては測り方が難しいので、まずはこの曲を流してみて、当方の目の前で泣き崩れる事が出来るかどうか、を見てみたいと思う。

とここまで書いて来て思ったのは、

インド人って結構この条件に当てはまるんじゃね

と言う事。

フィジカルは結構強いし、査定の面談とかしててもすぐ泣くし。

娘がインド人連れて来たら、と思うとすげー複雑だわ。

〜今日の教訓〜

家族の為に死ぬ それが男 by K-Dub Shine

Save the Children!!

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