初めて日本にIKEAが上陸した時の事を皆さんは覚えているだろうか。
元々家具を見るのが好きな当方、新横浜に出来た新しいIKEAに、それはそれは狂った様に行っていた。
あの、自分のアイデアを試されているかの様な雰囲気がたまらないのだ。
あそこに行くと何となく楽しい、そう感じる方は当方だけではないのでは?と思っているが、とにかく初期はクソ混んでいた。
2016年の一時帰国時に行って以来、足を踏み入れていないのだが、そんなIKEAが遂にインドにも上陸する事になった。それが今日のお話。
報道をかいつまんで書くと、
IKEAは7月にインド1号店をオープンする
場所はデリーでもムンバイでもなく、まさかのハイデラバード
見るからにIT団地的な『ハイテクシティ』とか言うトコに37,000㎡の店舗を構える
商品の展示される商品は7,000点以上
インドを『重要なマーケット』と位置付けるIKEAは、ドイツ法人CEOを経験した人をインドに送り込んでいる
2025年までに25店舗をオープンさせる予定
と言う事らしい。
わざわざ送り込んだオッサンのスペックを公表してる辺り、どうやら本気の様なんだが、なんでハイデラバード???
せめてデリーにしてよ。。とも思いつつ、2025年までに25店舗って事は、単純計算で年間3店舗くらいは開く計算になるから、来年くらいにはチェンナイに来るんじゃないかと期待しておく事にする。
ちなみに今回IKEAが進出するハイデラバードは、我がタミルナドゥ州の北側に位置するアンドラプラデシュ州の州都であり、ついでに言えばその隣のテランガナ州(2014年に分離)の州都でもあったりする。
1人の女と結婚している男が2人いるみたいで意味がわからない。
そんなハイデラバード。行った事もないし行く気もないんだけど、自動運転の研究をしている大学があるらしく、ITは結構進んでいる様だ。
インドで自動運転?と言う点は、過去にもこちらのエントリで書いた事があるのだが、その自動運転を研究している張本人が
ハイデラバードには自動運転はまだ早い
と言っちゃってる時点で自己否定感がハンパなくて面白すぎるのだ。
で、ハイデラバードさんの人口は700万人との事で結構でかい。我がチェンナイにはやや及ばないもののほぼ同格と言って問題ないだろう。
都市としてのGDPや成長率も高く、日本企業も2015年時点で400社程進出してるみたいなので、単純に1人/1社以上だろうと考えると、家族含め、400〜1,000人くらいの日本人はいそうな感じ。実態は不明。
まぁこの手のデータだけ見ると、IKEAが選ぶのも已む無しなのかな、と感じてしまう。
何人いるかわからないハイデラバードに住む日本人の人たちには、当方の代わりに狂った様に行きまくってもらいたい所だ。
なお、色々調べてる過程でハイデラバード日本人会のhpにブチ当たったが、2016年の11月を最後に更新されていない。
お隣のタミルナドゥ州の、ジャヤラリータ元州知事の死去に未だに哀悼の意を表しているんだろう。
そろそろ更新頑張ってちょ。
~今日の教訓~
スウェーデンブランドは結構好き。
スウェーデンハウスのモデルハウスとか行くと、マジでその場で購入したくなっちゃ
う。