先日の日本出張で、自分の帰任の話が見え隠れした事を書いたが、残念ながら全く確定事項ではない。帰任なのか延長なのか、どっちでも良いからとっとと教えてもらいたいと本気で思っている。
さて、自分の帰任の話ではないが、同僚がこの度帰任する事になり、金曜日にインド人主催の送別会があった。
その人は2014年5月赴任だった為、都合4年半駐在しており、当社インド駐在の日本人の駐在期間の最長不倒を更新したのだが、当方としては、是非それを更新したい所だ。
と言いつつ、4年超えはさすがに飽きるんだろうな。痛し痒しである。
そんだけ長い事いたからなのかはわからないが、この帰任者に対するインド人からの送別品が結構エグめだった。
どん。
インド人の説明によると、左から、
- キュートブッダ
- ブロンズブッダ
- ガネーシャ
と言う事で、ブッダのカテゴライズが良くわからないが、とにかく送別品が多くてエグめな事はご理解頂けるだろう。
とにかく、このガネーシャ、サイズ感がかなりエグい。
写っている白髪の日本人の顔がクソでかいのかどうかは置いておいて、ガネーシャが巨大である事は伝わるかと思う。
この日本人、単身赴任(つーか独身)だったので、そこまで自分の私物は多くないらしいのだが、航空便は既に発送済み、その他の荷物をスーツケース3つに入れて明日出国、との事。
そんな状況でこんなのが最後の最後にアドオンされると、
どうやって持って帰るの?
と言う問題が急浮上する。
ついでに言うと、上の写真を見て貰えばわかるが、そこそこかわいらしい包装紙が使用されているが、その中は段ボール。これが第二の問題。
何が問題か、ご理解頂けるだろうか?
インド製の段ボールは、死ぬ程臭いのだ。言うなればゲロ臭。
つまり、
どうやって持って帰るの?問題 × 段ボール臭い問題 = 持って帰れないだろ
と言う方程式が成立する。
皆さんがもしこの日本人の立場だったらどうするだろうか。
行動の選択肢としては以下になると思う。
- ドライバーかメイドにあげる等してインドに残して行く
- 漢らしくインドで捨てて行く
- 手荷物(梱包再検討要)で持って帰って成田で捨てる
- 手荷物(梱包再検討要)で持って帰って日本の神社で供養する
- 手荷物(梱包再検討要)で持って帰って自宅で飾る
ただ、インドに残して行くのは、どんな方法を取ったとしても結局インド人スタッフの耳に入る事になる可能性が非常に高く、
あいつせっかくあげたプレゼントを持って帰らなかった→日本人に対する印象が悪化する
と言う事態を招き、後に残される日本人としてはマジで迷惑なので良くない。
となると、次に来るのはバレない様にインドで廃棄するやり口だが、当方は子供の頃から、
目の付いたモノ(ぬいぐるみとか)は神社でちゃんと供養して頂くべし
と言う教育を施されていて、今更軌道修正出来ないので、これは選択出来ない。何なら神様だし。ぬいぐるみと同格扱いするのもさすがにきついし。従って、成田で捨てるのも自動的にNG。
つまり、当方としては、
日本の神社で供養する
日本の自宅で飾る
の選択肢しか取れない。皆様はどうだろうか。
神社で供養するのもなんだか申し訳ないし、日本の家で飾るのもインテリア的にはちょっと想像が出来ないので、結論としては
こんなプレゼントよこさないでくれ
しかない。
自分の帰任がいつになるかわからないが、怯えながら送別会を迎える事になるのは間違いない。
色々送別品を貰うのは素直にありがたいが、3つもいらないからせめて1つにしてね♡と言うのをやんわりとジワジワとインド人達に伝えていこうと思う。
〜今日の教訓〜
とか言って何も送別品なかったりしたらそれはそれでショック。
リスペクトされてたのかどうかがわかるよね。
コメント
そう遠くない未来に我が身に起こる事項として大変リアルに共感させていただきました。
確かに手ぶらで帰ってきたら、それはそれで悲しいなぁ。
何も送別品がないと、むむむ、ってなりますよね笑
欲しいワケじゃないけど、くれないとなるとそれはそれで悲しい、みたいなどっちやねん的な気分っすね!
こんにちは。来月、お偉いさんのチェンナイ出張に同行することになった者です。ブログを拝見し、チェンナイを勉強させて頂いております。非衛生な環境が苦手な私は今から戦くとともに、お腹の心配極まりありません。そこでご教示ください。食器すら怖い私は日本から割り箸を持っていったら、現地の方にひかれますでしょうか。御指南ください。
こぇぇ。
割り箸だけなんてダメです!朝飯から晩飯に至るまで、全てカップラーメンとカロリーメイトで固め、余ったら私にください♡
ちなみにマジレスすると、どう言う所で食事されるかによりますね。お偉いさんが一緒なら、結構良いホテルとかに行かれると思いますので、そうであればさすがに大丈夫です。
ご無事に生還出来る事を祈ってます!ついでに、無事に生還した事で、『あいつチェンナイの耐性あるな』と判断され、チェンナイに赴任される事も祈ってます!!!