先月、シンガポールに逃げ込んでいた事はちょっと前に書いた。
シンガポールへの嫉妬の声を小出しにして行く事で、日々のストレスを解消しようと思っているのだが、そもそも嫉妬起因のストレスの解消と言うのは、人の悪口を言う事によって達成されるケースが往々にして多いかと思う。
但し、当方のケースにおいては、嫉妬の気持ちを前面に押し出しつつ、あぁあの頃は良かったな・・・と述懐する事でのストレス解消なので、書きながら号泣している事はご理解頂けるかと思う。
そんなシットなシンガポール。
天下のⅢ◆商事の後輩が、シンガポールからチェンナイへの横ズレを熱望している、との事だったので会って来た。仮にS君としておこう。
当然、メシを食いに行こう、と言う話になったのだが、
S;何食べたいですか?
僕;美味いモノだ。
S;苦手なモノありますか?
僕;安っぽいモノだ。
S;わかりました!
と言うコミュニケーションの結果、ここに連れて行かれた。
ファミリーレストラン どんぐり
だそうだ。
このどんぐりと言うファミレスは、シンガポールの日本人会の施設の中に入っている。
日本人会の施設、と書くと、チェンナイ在住の我々クラスになると、どっかのビルの一室かな、くらいに思ってしまう。
ところがどっこい、ビル一個まるまるを『日本人会の施設』と称するのだ。クリビツテンギョウ。
そしてこのどんぐり。
結論から書くと美味い。マジ美味い。
マジ美味い、ってかマジ日本。
シンガポール恐るべし。
悔し過ぎるので、写真をガツガツ載せて行きたい。
メニュー
メニューの風体がもう完全に日本だ。
中身も当然日本。と言うか、下手なファミレスより圧倒的に充実している。
期待に胸が膨らむちゃんなのだ。
刺し身の盛り合わせ
普通にマジ美味い。
美味い以外の形容詞が思いつかない。
刺し身に追加される納豆巻きとイカのカラアゲ
納豆巻きですらクソ美味い。
どう言う事?
子供の為に頼んだはずのカラアゲも、ソッコーで親が食ってしまう有様。
天ざる蕎麦と明太子ご飯
せっかく炭水化物含有量が少ない蕎麦を頼んでおきながら、明太子ご飯でトドメを刺す暴挙。全てシンガポールが悪い。
いつの間にか追加されるカレー
更なる追い打ちだが、これも必然か。だって食べたいんだもん。
写真は撮らなかったが、これに更にデザートもガッツリ加わったのは言うまでもない。
結果、シンガポール滞在中に4kg程体重を稼ぐ事になるのだが、これを見てれば当たり前と言える。
我が家の子供達は、ラーメンを食べていたが、美味しかったらしい。何故かパパにはくれなかったので味は不明。
もう、シットでしかないこちらのどんぐりさん。
日本人会の建物のGFに入っており、使用するには日本人会の会員同伴じゃないといけないらしい。
キッズスペースも横についているので、子連れにはかなりオヌヌメなのだ。
機会があれば、是非シンガポール在住の日本人を見つけて連れてって貰おう。
なお、S君は後輩であるにも関わらず、今回は我が家がゲストだから、と言う理由で気前良くオゴってくれた。
従って会計については良くわからないのだが、当方からの返事としては
ありがとう。君が家族でチェンナイに来る事があったら今度は俺がご馳走するよ。
になる。
重要なのは、『家族でチェンナイに来る』と言うケースは今まで一件も見た事がないので、このまま食い逃げとなる可能性が高い事。
それは仁義に反してしまい申し訳ないので、是非ともⅢ◆商事の方には、このS君のチェンナイ駐在を検討して頂きたい、と切に願っている所だ。
〜今日の教訓〜
シンガポールは国内旅行扱い。
こんなモン海外とは言わん。
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