前回、何回トライしても当方の名前を書く事の出来ないスタバの店員が、うんこなら正しく書ける事を証明した。(参照←クリック!)
N=1で実験しても真の証明にはならないだろう、と考え、昨日、同じデリーの空港のスタバで、別の実験をしてみた。
前回がうんこだったので、今回は安直に『う』を『ち』に変えてみようかと思ったが、さすがに公序良俗に反するだろうと考え直し、速やかに中止した。
うんこが公序良俗に反さないのかどうかについては、こちらの過去エントリをご覧頂きたい。うんこはもっと敬われるべきなのだ。
そんな感じでコンプライアンスにあっさりと蹂躙された当方、色々考えたが、どうも良いワードがない。
こう言った難題に立ち向かう時、我々が学生の頃に合言葉にしていたのが
気合い・集中・全裸で参加!
だった。
もう良く意味がわからないが、飲酒に取り組む時に大切なのは気合いと集中力であり、常に全裸で臨むべし、そしてそれは全てに適用されるべし、と言う軽薄な考えだったはずだ。
実際、体育会の聖地として扱われていた渋谷の名店『青春の館』においては、参加した全員が最初の乾杯前にデフォルトで全裸である事が多々あった。
そんな謎な過去もあり、今回もうんこに代わる言葉を考え出すのが難しかった事から、まずこの言葉が頭に浮かんでしまった。
『気合い』;KIAI。起亜自動車みたいでなんか違う。
『集中』;Shoe Chooになるのか?面白くない。
『全裸』;Zenra。悪くないがインパクトに欠ける。
そんな事を考えている間に自分の番が来てしまった。
ハロー!
ハロー。チーズ&マカロニとカプチーノベンティね。
オーケー!ネーム?
ハゲ。
ハゲ?
イエス、ハゲ。
全裸やら云々はどこへやら。たまたま前に並んでいた客がハゲだったので、思わずハゲにしてしまった。
そしていつも通り待つ事3分程。店員が大声で叫ぶ。
カプチーノベンティハゲ!
罵られている様にしか感じないが、ハゲと呼ばれた当方は、未来永劫ハゲないのではないかと思われるレベルのふさふさの髪の毛を引っ提げ、悠然とカプチーノを取りに向かったのだった。
すると、店員がニヤニヤしている。
どうした、まさかお前ハゲの意味を知っているのか。そして前の客がハゲていた事も理解しているのか。そう言えば、ハゲの発音もやたら日本語っぽかったな。いや、でもそんなはずはない。こいつのこの表情はニヤニヤではなくニコニコなんだ。単純に顔面の筋肉が弛緩し易いだらしない男であるだけで、この笑顔崩れはスタバの教育によるものに違いない。
そう自分に言い聞かせ、カプチーノを受け取ると。
今回もきちんと書かれている。素晴らしい。
そして、前に並んでいたハゲを向こう側に写している事にも是非気付いて頂きたい。
と言うか、HAGEと書くと、へいじ とか へいぐ とか読みそうなモンだけど、この店員はマジでキレイにハゲ!と言い放ったので、インド式発音ではHAGE=ハゲなのかもしれない。
念の為、ドライバーにこの写真を見せてなんて読むか聞いたら、ハゲサー と言っていた。
ハゲです、サー って事なんだけど、これを文字にしてハゲサーと表現すると、ハゲしか入会を許可されない閉鎖的なサークルの様に見える。
ホントにそう言う発音ルールなのか知りたいので、是非周囲のインド人にこの写真を見せて、何と読むか、意見を聞いてみて頂きたい所だ。
と言う事でこいつらはアレなんですかね、人の名前は書けないけど、悪口ならちゃんと書けるんですかね。
~今日の教訓~
インドの発音のルールってマジで良くわからない。
いんぽるたんといんふぉるめーしょんだよね。