年越しの実感がないまま、2023年になってしまった。
インドにいた時は、年末年始は日本に風邪をひきに帰っていたので、海外での年越しはなんだかんだでまだ3回目。朝起きたら紅白はほぼ終わってるし、当然ながらアメリカでは除夜の鐘も鳴らないし、家におっきな鐘でもつけて自分でごーーーーんとやらないと本当に年越しの実感が湧かない。
なお、家康がいちゃもんをつけた事で有名な方広寺の鐘は82.7トンもあるらしい。
足元の鋳鉄の価格がイマイチわからないが、自動車用の感覚で言うとザックリキロ100円くらい?ちっちゃな500キロくらいのものだとしても、材料費だけでも5万円、そこに鋳造加工費を足すと・・・とついつい自動車部品メーカー勤務の悪い癖が出てしまうが、そんなモン家に置けるワケがないので、大人しく今度一時帰国した際に南部鉄器の風鈴でも買ってみようかと思う。
ちなみに、Wiki曰くお寺の鐘を作っているのは国内では老子製作所と創業800年(!)の 小田部鋳造という企業が代表的らしく、何なら老子製作所が圧倒的なシェアを持っているらしい。是非頑張って頂きたい所だ。
さて、2023年になると、現段階ではかろうじて30代の当方も間も無く40歳になる。このブログを書き始めた時はまだ30代前半だったのに、光陰アレの如し、だ。
40歳をナイスミドルと呼ぶかオッサンと呼ぶかは人によると思うが、当方は新入社員の時、40歳前後の人を見て、シンプルに
オッサンだな
と思っていた。そして、いつの間にか自分もその年齢に差し掛かっている。
若かった頃に見ていた先輩のオッサンの中には、絶対こうなりたくないなと思っていたオッサンもいれば、こんなオッサンになりたいな、と思うオッサンもいた。今の自分は後者の様なオッサンになれているのだろうか。恐らく、実に中途半端なオッサンだと思われる。
一言で言えば、ジョージクルーニーの様なオッサンになる予定だったのだが、全身の整形手術を数十回にわたって行わなければジョージクルーニーにはなれない、というか身長も8cm程足りない事にようやく気付いたので全然お話にならない。
なので、こうありたいな、という要素を羅列し、2023年の努力目標としたいと思う。
肉体がそれなりに美しい
お腹周りは言わずもがなだが、背中の肉が非常に鬱陶しい。まさに背脂であり、背脂を持つものは豚、と小馬鹿にされても文句は言えない。
現時点で、当方は172cm82kgというナイスバディなのだが、ラグビーをやらなくなった今、80kgを超える体重は邪魔でしかないので、75kgまで落とす事を目標としたい。ボディビルダーの様なカラダは目指していないので、ここから7kg体重を落とし、且つ筋肉量も増やす事が出来れば、シュッとした体になるのは間違いないので、6月時点で78kgレベルの安定化を目指そうと思う。
但し、都度剃るのも面倒だし、脱毛に行くつもりもないので、パイ毛は可とする。
体質的にもトレーニングの好き嫌い的にも、腹筋バキバキというのは現実的ではないので、20年前のこれくらいの体にはなっておきたい所だ。
ちなみに、米人もエグゼクティブになればなるほどこの点には恐らく気を使っているのではないか、というのが当方の2年間の米国生活での実感だ。
デブ=自己管理が出来ない人間 とは良く言ったモノだが、OEM(カーメーカー)のトップミーティングみたいなので会う米人でデブだった人間はマジで一人も見た事がない。当然、裸を見たワケではないので、実はお腹がちょいとポッコリなんですぅ♡、とかはあるんだろうが、皆さん実にシュッとしておられる。
それは女性エグゼクティブも同じで、オハイオのオラが街(&オフィス)に出没する巨デブババァはホントに1人も見た事がない。摩訶不思議ではあるが、年収と体脂肪率は確実に反比例する傾向が強いと考えられる。
眼光が力強い
鋭い、ではない。力強い、がポイント。ここの定義づけは難しいが、『目付きが悪い』とも明確に違う。
上述の肉体の部分とかぶるが、デブと眼光の力強さは間違いなく親和性が低い。太ってるヤツで、眼光の力強さを感じるヤツはまずいない。北の将軍様くらいだろう。あれも、表現としては力強いというか鋭い、に分類される。
そりゃ、巨デブ&眼に力のないヤツでも、実はとんでもない天才だった、とか例外はあるだろうけど、キリがないのでそれは置いておく。
当方の中では、眼光問題は男前であるとかないとか、ジョージクルーニーかどうか、とは別問題であり、どんな生活を送っているか或いは送って来たか、がにじみ出る話だと思っている。
40年くらい生きてると、初対面の人であってもちょっと時間を置けばどんな人なのかある程度分かる様になって来る。と勝手に思っている。
そして、どんな事を考えているか、も目に表れると思うので、ここはやはり4人娘を育てる金をどう稼ぐか、を常に考えたい所だ。外資系らしく、法外なタスクに対しては法外なボーナスを要求すべきだし、保有ドルをどう最大化させるか、は常に考えておかなければならない。
まとめると、
- だらしない生活をしていると顔が肥大化する
- 目の周りにも肉がつく事で、明らかに目ヂカラが失われる
- 普段の行いも確実に目ヂカラに表れる
ので、具体的に必要とされるアクションとしては
- 痩せる
- もっと痩せる
- 勉強する
- ボスと激しく交渉する
と言った辺りだろうか。
この辺は次回また書いてみたい。
可愛げがある
歳を重ねるにつれて、人間は可愛げを失っていくと思うのだが、言い換えれば、可愛げ=素直さだとも思う。
例えばだけど、オッサンが送別会でプレゼントをもらった時のリアクションなんか、分かりやすいな、と思った。事前に欲しいものも聞いてそれを渡してるんだから、素直に喜ばんかいと。何を斜に構えて
お前らのセンスもそこそこだな
みたいな顔してんだと。
そこで面白い事を言え、とは別に思わないんだけど、喜び方というか反応のしかたを若い人は見るのではないか。少なくとも、当方は年齢が上の人のリアクションはめちゃくちゃ注目する。
全員が全員とは言わないけど、歳を重ね、且つ会社での立ち位置も上に行くに連れて、うぉーこれ欲しかったんだよありがとう!みたいなシンプルな一言も言えなくなる人が多くなるイメージなので、ここは気を付けたいと思う。気を付けなくても、普段の生活の通りにすれば良いとは思うんだけどね。
上述のデブの話に続いて、当方が付き合っている米人の話を書くと、ベースとしてリアクションがクソでかいヤツが多い、というのはあれど、立場が上の人間でも、喜ぶ時は素直に喜ぶ人がやはり多いと感じる。素直に喜び、興奮のあまり饒舌になり、そして何言ってるか全くヒアリング出来なくなる。ここまでがワンセットだ。
ちなみに可愛げという意味では、当方がやっている『営業』も可愛げというのは重要なファクターだと思う。
当方に関しては、提案力で勝負!ではなく、突破力で勝負!が営業スタイルなので、そこには賢さはなく、可愛げがないとどうしようもないのだが、お客さんが実際にどう思ってるかは不明。
最近は、お客さんに対しても、
そうですかこのクソインフレ環境下にも関わらず値上げして頂けませんか。では我々も供給出来ませんねぇ。ぷんっ!
みたいな実に可愛くない態度を取っているので、加齢と共に失われつつある可愛げを取り戻したい所だ。
という事で、ジョージクルーニーの様なイケオジになる為にどうすべきか、当方なりの目標を書いてみた。
これをやったからと言ってジョージクルーニーになれるワケではないが、少なくともダメなオッサンにはならないと思うし、そもそも世間からどう思われるかよりも、4人の娘からそう思われる方が圧倒的なダメージを喰らうので、腹部が制御不能になりつつある今が踏ん張り所なのだ。
〜今日の教訓〜
ブログ書く時間がなかなか取れない。
最近リゲイン状態。その話はまた別途。