ちょっと前の話になるが、弾丸でインドネシアに行ってみたので、その話でも書いてみようかと思う。
出張スケジュール自体は以下の通り。
8時;ジャカルタ着、そのまま移動
12時;昼食
13時;訪問先着
19時;飲酒開始
25時;ホテル着、就寝
27時半;起床、空港へ
こんな感じの超絶弾丸日程だったので、書ける内容も相当限られて来るが、その短い時間だけでもチェンナイより格段に優れている面が見え隠れどころか丸見えだった。悔しい。
和食がマジ美味い
ランチで寄ったこちらのお店。レストランのスペルが気になるが、『サクラ』と言うありがちな名前のお店。
太っている可能性のある当方は、ヘルシーなものを頼もうと考えてこちらの鮭定食的なのを発注。
マジ美味そうじゃね?
ノーマルライス?麦ライス? と聞かれたのだが、『麦ごはん』と言うワードの破壊力に一瞬で心を蹂躙され、光の速さで『麦ライスぷりーず』と回答したのは言うまでもない。
そんなモノが食べられる事自体がそもそも許せん、って話なのだ。
ちなみに当たり前だけど味は普通に美味い。
同行した人が、
ここの店のメシをそんなに美味そうに食べた人初めて見ました
と言っていたので、当方の舌がバカ舌になっている可能性は否めないが、ガリレオ風に言えば、それでもメシは美味かった。なのだ。
ビアードパパがある
ジャカルタの空港で睡魔と吐き気と闘いながらふらついていると、やたらと嗅覚を刺激して来る甘い香りが。
なんか覚えがある匂いだな、、と思ってふとその先を見ると。
なんじゃこりゃー
斜め先にはスタバもあるし、あれ、ここ日本?と思ってしまう。
麦の穂よ、なぜインドネシアで止まるんだ。インドまで来い。
そごうがある
寄ったワケじゃないけど、車の中から見えたそごう。
SOGOのロゴとか、日本にいたら別に全然何とも思わないけど、『インドみたいな名前の国であるインドネシアでそれを見る』と言う条件が加わるだけで、何故こうも心が嫉妬と羨望で揺れ動くのか。
どうもネット上の情報によると、吉野家とか鼎泰豊が入っているらしい。許せん。
吉野家にしても鼎泰豊にしても、だからインドまで来いよ、って感じなのだ。
お姉ちゃんのいる店がある
メシ食った後に連れていかれたのが、アジア定番のカラオケ。
まず、ジャカルタでもないそこそこの田舎町にカラオケが普通に存在している事が驚愕の事実。
とは言え、出て来たお姉ちゃんが結構なパンチャー揃いで、2軒覗いてみて、結果2軒ともリジェクトして普通に飲み直したのだが、連れて行ってもらったオッサンは、
今日はダメだったわ
と負け惜しみを吐いていた。
真偽の程は不明。
道路がくそキレイ
普通に日本レベルと言っても過言ではない。とにかくインドのそれとは比較にならない。
さすがに、田舎の一般道にはところどころデコボコはあったが、ハイウェイは基本的にそんなのなし。
きっちり整備されてるし、乗り心地もX-GUNなのだ。
ジャカルタの中心街の渋滞は破格な様だが、車内でも普通にPCを開いての作業が出来るだろう。
当方も毎日通勤に往復合計3時間もかけている事を考えれば、ストレスなくPCを開ける事自体が既に嫉妬の対象なのである。
ハードシップがそこそこつくらしい
これは会社にもよるのかもしれないが、今回訪問した人々はガッツリハードシップをもらっているらしい。おい。
曰く、
結構テロとかあるからね〜
との事。
まぁそりゃそうか、と思いつつ、日々、ヘルニアの遠因となるクソみたいな道路インフラによる肉体への直接的攻撃や、食中毒と言う名のテロと闘っている我々はいったい・・・と感じてしまうのだ。
余談だが、頸椎の椎間板ヘルニアには充分にご注意頂きたい。
当方は首のヘルニアがどうにもならなくなって手術をしたのだが、術後が死ぬ程辛かった。
一旦、頸動脈を避ける様に首を横に切り裂いてから再度縦に切り裂きジャック、気道と食道をずらしてから、ハミ出した不届き者の椎間板を除去、空洞になった所に、腰の余ってる骨から削りだした骨をハメる、と言うパズルの様な手術。
そのズラされた気道と食道が、慣れないポジションに異動させられた事に憤怒し、鬼の様な炎症を起こして当方に歯向かって来た結果、3日3晩飲めず食えず寝れず、の3重苦ボンバイエだったのだ。
なお、手術も最初は3時間くらい、って聞いてたのに実は6時間以上にも及んだらしく、さすがにマダムも死んだんじゃないかと心配した様で、医者曰く、
『タマさん首の筋肉が多くて難しくて、えへへ』
との事だったが、恐らく
『お前デブだからオペしにくいんだよ、デブ』
とのメッセージだと思っている。
これが手術前のヘルニアの様子。
真ん中の黒いのが神経なんだけど、超絶刺し込まれている。
医者曰く、
白くなっている神経は既に死亡或いは死亡寸前で、死亡した神経はもう復活しないよ、残念☆
との事だった。
そして右サイドにある白い物体は、脂肪或いは水分との事。やっぱり太っているのかもしれない。
で、これが整形後にイケメンになった当方の骨格。
首にはチタンのボルトとプレートが埋め込まれているので、当方が死んだ後は、是非葬式に来て頂いてこのチタンを奪い合って頂きたい。
話がだいぶそれたが、そんなこんなで色々と許せないインドネシア。
チェンナイからは直行便がないので、プライベートで旅行に行く事はないと思うが、また出張の機会があれば今度はジャカルタ中心街にも行ってみたい所である。
〜今日の教訓〜
ネシアと言うワードの有無による格差。
インドネシアまで進出したらインドにも来いよ。。