デリーの食事情がやっぱりどう考えてもけしからん件

某著名シンクタンク・タマノミヤ総研が、インド政府に対して、

もはやデリーはインドではない、インドだった街だ

従って、インド政府はデリーからの遷都を実行すべきだ

と言う極めて先進的な提言をしたのだが、やはりこの提言は正しい気がする。

インド政府は、この提案を真剣に討議している模様だが、今日は何故そう思うのかについて、タマノミヤ総研の外部顧問を務めている当方から、冷静過ぎて興奮してしまうレベルの分析をお届けしたい。

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ダイヤパークがカニ料理を出して来た

ダイアパークなのかダイヤパークなのか、DIA PARKと書いたら普通ダイアパークだろと思うのだが、ホテルのHPには明確にダイヤパークと書かれているので、ダイヤパークと書かせて頂く。

この日系ホテル、GFにあるレストランのランチが秀逸(値段も秀逸)な事で有名であり、当方も昼にデリーに到着した時は、ここでランチをしてからオフィスに行くケースが多い。

お気に入りはこちらのプリフィックスセットと称されるモノ。

チャーハン(白米も選べる)+メイン2品(15種類くらいあるが、回鍋肉と鶏肉のカシューナッツ炒めが大好き)

と言う、タイピングしてるだけでよだれが分泌されてしまうメニューを良く食べている。

メニュー自体は、単品料理も含めて非常にたくさんあるのだが、日替わりランチ的な

シェフのスペシャルセット

と言うのもある。

今週のデリー出張では、こんなのだった。

カニじゃん。マジかよ。左上のヤツね。

正直、甲殻類に全く興味のない当方としては、はっきり言ってあまりそそられないし、カニ料理自体はチェンナイでも食べられるのだが、懸念は

ほじくって食べるタイプのカニを遂に出して来たので、油断しているとそのうちユッケとかレバ刺しも出して来るんじゃないか

と言う所にある。

以前、伊勢市に出張に行った際、2夜連続の会食で得意先から伊勢海老を振る舞って貰った。

初日は伊勢海老の鍋、翌日は刺身やら何やら、と言った感じだったのだが、甲殻類に興味がないだけでなく、当時はまだ若かった当方の感想は

どっちか1日は松坂牛だろ

と言う非常に失礼なものだった。

お土産に赤福まで頂いておいて、その感想はないだろ、とは思うが、せっかくなら松坂牛も食べたかった、と言うのが正直な所だ。

ちなみに、この話を甲殻類大好きなマダムにした所、当然憤怒していた。

おっと、また話がズレた。

とにかく、カニ料理なんてモンを出せる様になったんだとしたら、ダイヤパークが何を出しても不思議ではない。

やはりデリーはインドではない。と言うか、インドを名乗ってはいけないのではないか、そう思えてしまう。

ちなみに、カニはまぁまぁ美味かったと思う。(あんまり食べないので判断が出来ない)

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くふ楽のラーメンが普通に美味い

前回、みんながラーメンを食べてる中、一人で剛直にカレーを食べてしまったTokyoTable@エアロシティ。(くふ楽プロデュースのお店)

今回はラーメンを食べてやろう、と腕をぶん回しながら再訪したのだが、何ラーメンが良いのか良くわからない。

店員(日本人が2人もいた)に何が一番人気か聞いた所、

チキンラーメンだ

との回答だったので、光の速さでオーダー。トッピングとして、卵とキャベツをつけた。

トッピングメニューはこんな感じ。

キャベツと卵をつけて、Rs. 60。約100円。インドにしては高いんだろうが気にならない。

待つ事5分程。

じゃん。

普通に美味い。美味い以外の感想が思い浮かばない。ボキャ貧をさらけ出す形になるが、美味いとしか言い様がない。

日本のラーメンと比較しても、そんなに劣らないんじゃないか、と思ってしまう。

もちろん、インドに飼い馴らされた当方がバカ舌になっている可能性も否定はしないが、いくら彦摩呂であっても、インドに2年半住んだ後にこのラーメンを食べれば、ろくでもないコメントしか出せないに決まっている。

そんな事を思ってしまうレベルの美味しさだった。

当然、一言も発さないまま食べ続け、汁まで完飲。

こんなハイレベルなラーメンを、フードコートの様な安っぽい場所で提供しちゃうデリーは、やはりもはやインドではない。

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回転寿司が出来たらしい

もうこの11文字だけでそれ以上のコメントはいらない気がする。

インドにおいて、回転寿司なんてモノが出来て良いのだろうか。

当方は、こよなく愛するシンガポールに行くと、リャンコートのB1にある活けいけ丸と言う、なかなかパンチの効いた名前の回転寿司屋に行く。

回転寿司は、シンガポールで食べるもの。

それが当方の中での常識である。

だが、真偽の程は不明ながら、グルガオンで回転寿司が食べられる様になったとはこれ如何に。

デリーはいつからシンガポールの衛星都市になったのか。

とは言え、ツイッターやらその他SNSの情報を総動員して調査をしたものの、どこにあるのかがわからない。

誰か教えて欲しい。

この話をマダムにしたら、

ちゃんとした寿司を握れるインド人はいるのだろうか

取ってみて1貫食べて不味かったら、もう1貫残して皿を戻す輩がいるんじゃないか

そもそも空いた皿を戻したり持って帰る輩がいるんじゃないか

との返事。

後半2つについては、そう言う輩は確かにいそうだが、そんな輩は恐らく回転寿司屋に入らないと思う。

最初の『ちゃんとした寿司』については、マネサールエリアのリージェンシーですら、こんな感じの寿司もどきを出して来るので、クオリティはそこそこなんじゃないかと期待している。

何れにしろ、やはりデリーはインドではない。どう見ても我々チェンナイと同格には見えない。


と言う事で、再度、タマノミヤ総研に対し、先般のインド政府への提案について督促する様、助言したいと思う。

Paulがオープンした話は未だに聞かないが、デリーにいる同僚に聞いたら、

Paul?なにそれ?

と言う反応で話にならなかったので、違う人に聞く或いは再来週自分でアンビエンスモールに確かめに行ってみたいと思う。

〜今日の教訓〜

デリー遷都後は思い切ってバラナシを首都にしよう。

そうすればガンジス川も多少キレイになるだろ。いや、もっと汚くなるか。。

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コメント

  1. ポン助 より:

    https://ameblo.jp/warwick-thumb/entry-12406742971.html

    行った事ないけど、美味しいらしいですね。
    ダイヤパークのお隣。
    『寿司京』さん

    • tamanomiya より:

      情報ありがとうございます!
      なんですが・・・
      なんすかこれ。マジ半端ないっす。やっぱりグルガオンはインドじゃないっすね!