車を買いたいんだけど為替に悩まされる件

日本電産のCEOになる関さん。日産出身である事は有名だが、名前がちょっと三国志に出て来る武将っぽいと感じるのは当方だけだろうか。

かの有名な関羽には、関平・関興・関索と言う3人の息子がいた、と言う設定になっているが、関平は養子説もあるし関索も架空の人物説があるし、この際関潤(かんじゅん)を加えて関羽関平関興関索関潤と書き殴っても誰も気付かないのではないか。

ちなみに、日産→日本電産に移ったお偉いさんは関さんだけではないので、次は誰が日本電産に行くかな?と言うのはかなり注目している。

そんな事はどうでも良いのだが、遂にSSN(Social Security Number)をゲットした。アメリカに入国してから早くも6週間が経過したが、これで漸くいち市民として認められた様な気分である。

木曜に早速Driving Licenseを取得しに行く予定だが、米人曰く、

別にDriving Licenseなくても車買えるから先に買っちゃえよ

らしい。詳しくは聞かなかったし聞いても英語が理解出来なかったと思うけど、そうなの?

そこの真偽の程は定かではないが、何にしろ愈々車を買うと言うビッグイベントを迎えられそうだ。となると、車の選択を大至急行わなくてはならない。

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以前のエントリで、

  • TOYOTA・セコイア
  • TOYOTA・シエナ
  • Infiniti・QX50

のどれかのコンビネーションになりそう、と書いたが、その後よくよく調べてみると、Infinitiのディーラーがコロンバスにしかない事が判明。つまり、わざわざ往復数時間をかけてメンテナンスに行かなければならない。これはもうシットとしか言い様がない。

話はズレるが、当方はこのシットとしか言い様がないと言う表現が結構好きだ。

先日、顧客に対して見積書を出すつもりが、間違って社内のコストシートを出してしまう、と言うまさにシットとしか言い様のないミスをやらかした部下に電話でそのミスを指摘した所、彼はシット!ファック!と一通り罵声を自分自身か当方のどちらかに浴びせた後、冷静になったのか、Sorry I used a bad languageと言っていたので、

I think it’s a correct language in this case.

と冷静に、丁重に激怒しながら激励しておいた。

米人ですらSorryと言ってしまうこのシットと言う下品なワードも、日本語と組み合わせる事でスラングとしての側面を和らげる事が出来る上に、実に残念な状況である事を伝えられる為、一挙両得な表現だと思うのだ。

社会人1年目だか2年目くらいの頃、会議で自社製品が他社に転注されるされないの話をしていた時に意見を求められた。特に妙案も浮かばないし、もう不可避の状態で今更ジタバタしても何も事態が好転しない事はわかり切っていたので、

それはシットとしか言い様がないですね

と適当に言ってみた所、数秒の沈黙の後、怒られた。

確か、当方より先に意見を言った人たちが何人もいたが、どいつもこいつも感想のみで大した事は言っておらず生産性は1ミクロンもなかった為、今となっても何故怒られたのかわからない。感想を言い合う為に時間を使っている事が、まさにシットとしか言い様のない状態だったと思う。

が、社会人1-2年目ならいざ知らず、38歳になってまでこんな事を言っている時点で、恐らく当方は人間として全く成長していないんだろう。その事自体もシットとしか言い様がない気がするが、それはそれ、これはこれである。

で。

先ほど、InfinitiがFindlayにディーラー網を整備していない事が、シットとしか言い様がない、と書いた。

出勤したついでにコロンバスまで足を延ばしても良いが、どちらにしろ面倒なので、ここは男らしくInfinitiを候補から外さざるを得ない。

かと言って、2台ともトヨタ車、ってのも芸がないので本当に悩ましい。と言うか、そもそも2台のうち1台を旅行用に、って考え方なので、セコイアとシエナの組合せである必要性は全くない。もう少し悩もうと思う。

なお、それ以上に悩ましいのが資金調達面。

まだ処理していないが、前任者からドルを買い取る事で、現段階で3万ドル程の入手は見えている。が、それではとても足りないので日本の口座からも援軍を送金する必要がある。

となると最大限気を遣わなければならないのが為替の状況。三井住友信託のプレスティアってのを使おうとしているのだが、今日時点で手数料込みで108.90円/ドルとの事で、追加で3万ドル相当を送ろうとしたら3,267,000円が日本の口座から削られる事になる。

今後、バイデンパイセンの増税キャノン砲もあって円高が緩やかに進行するであろう、との予測が大方を占めており、仮にこれが105円ともなると、当たり前だけど3万ドル=3,150,000円となり、117,000円もの為替差益を得られる事になる。何なら先週の日経にも、94円が理論値として妥当であるとか書かれていたが、そんなレベルまで突入したらえらい事になる。

こんなの、算数の問題だし、為替を長年経験している人なら当然過ぎてどうって事ない話なんだろうけど、38年の人生で初めて為替取引を行う為替童貞野郎としてはかなり気を遣わざるを得ない。

とりあえず今日時点では送金は見送り、週明け以降の様子を見守る事にしているが、110円方面に逆走する事だけは勘弁してもらいたい。

っつーか、こんな事ばっかりやってると、いつまで経っても車買えない or 3万ドル以内の車しか買えなくなってしまうので、来週末くらいで期限を決めてサクサク進めたい所だ。

男なら為替差損等気にするな、である。(ホントは気になって仕方ない)

円高、進め!!!!

〜今日の教訓〜

嫁さんがポルシェのカイエンをレコメンドして来た。

先輩、それは買えないっすよ。

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