海が苦手だ。
学生の頃、江ノ島で遊んでいたら、
君たち良いカラダしてるね、ビデオ出ない?
とガチホモビデオへの出演オファーを受けた事が原因・・ではない。
この時は色々と条件を提示され、アレした時はいくら、アレした時はいくら、等色々あって、脱ぐだけだったら3,000円とかだった様な記憶がある。
このオファーの際、一通り話を聞いた後、
我々;いや、結構です。
業者;そう言わずに・・・
我々;マジで勘弁してください。
業者;でもさぁ・・・
我々;いい加減にしてください!
と言うやり取りがあった。
一旦振り切った後、ちょっと離れた所にいた後輩のグループの所に行ったので安心していたら、
業者;あの子達の電話番号教えてもらえない?
後輩;自分で聞いてください。
と言う様なやり取りが行われていた様で、これはこのままだと危険であり、ヤツの心に深い傷を残す必要があると判断した我々は、海から去る際に、安全な距離を保ってから
死ねえぇぇぇぇ!!!
と絶叫しておいた。
そんな事が書きたいのではなく、海が恐いのは、とにかくサメが恐いからだ。
大学1年の時の冬のオフに、友人とセブ島へ行き、体験ダイビングをやった。
耳が痛かった事も良く覚えているが、それ以上に海の中が非常にキレイだった事を良く覚えている。
確かにあの光景は、何度見ても素晴らしい、と思えるレベルのモノだった記憶がある。
その後、大学2年のオフにフロリダのポートセントルーシーと言う田舎町に留学(肉体改造)したのだが、オフの時に遊んでた海で、帰国した半年後くらいに高校生くらいの子がサメに腕を食いちぎられる事件があり、震撼した。
それ以来、
海に安全な場所はない
と言う考え方が当方の頭部を支配していて、どうしようもない。
セブのダイビングの体験も、サメの前にはなす術がない。
今年のディワリに、一家でモルディブに行く事は既に書いたが、シュノーケルはやりたい。当然ダイビングはしない。
しかし、シュノーケルですら、100%安全と言えるだろうか?
シロナガスクジラが鎌倉に打ち上げられる様な時代だ。モルディブの浅瀬にホオジロザメが100%出ないと言い切れるのだろうか。ましてや、サメは生態系が今ひとつハッキリしないデンジャラスな種なのだ。
仮にサメと海で遭遇したら、やはり選択肢として挙げられるのは以下だろう。
この中で、こうげき はあまりに無謀だ。勝ち目がない。
とくぎ も大したモノは持っていないし、サメに通用する様な得意技はない。
ぼうぎょ を選んだ所で、あまり効果はないだろう。
従って、この中では
どうぐ
にげる
の二択になる。
※追記;よく見たら上の画像に『にげる』がなかった。ご愛嬌!
どうぐ と言われても、手ぶら、或いは水中カメラ以外に選択肢はないし、それ以外に何かを持参すると、何をしに海に入っているのか良くわからないので却下。
そうなると、にげる しかなくなってしまうのだが、魚類と人類ではさすがに泳ぐスピードで圧倒される事くらいが理解出来る程の常識は備わっている。
が、1%でも逃げられる可能性を上げる為に、こんなアイテムを購入した。
これを装着する事によって、当方の逃げ足は格段に改善されるはずだ。あわよくばこのフィンを使ったキックでサメを撃退する事が出来るかもしれない。
この便利アイテムは、チェンナイにあるDecathlonと言う、スポーツオーソリティみたいなでかいスポーツショップで購入したのだが、なんと999INR。
Amazonジャパンで似た様なフィン付きのシュノーケルセットを探すと、だいたい3,000円くらいのレンジなので、お買い得感は高いだろう。
お買い得な上に、サメを撃退出来るアイテム。これは買うしかない。こんなロジックだ。
なお、今回、この撃退セット以外にも色々購入した。
ラッシュガードみたいなヤツは当方用だ。
ドラクエで言う所の、ぬののふく 的な扱いで、守備力は2くらい上がるだろう。サメ相手よりも、どちらかと言うと日光相手に力を発揮しそうだ。
ついでにもう一つ書いておくと、この中で一番気になっているのは、このアリエルもどきだ。
これはアリエルを意識しているのかしていないのか。この疑問が当方を深く悩ませる。
インドは著作権の考え方も皆無だろうし、その上、似せるクオリティも著しく低い場合がある。
こんな感じだ。
こう言うのを見ると、このアリエルが意図的なモノを作ろうとした結果の失敗作なのか、ただの人魚なのか、判断が非常に難しいのだ。
さて、そんなモルディブ旅行も、いつの間にか2ヶ月を切った。
楽しみで楽しみでしょうがない。
まずは今週末のシンガポールでの食材調達やで!!!!
〜今日の教訓〜
サメの特番とかマジで恐い。
NHKスペシャルで良くやってる。