当方は昭和生まれの営業スタイルなので、情報は鮮度とスピードが命、と言う事で、情報入手とその展開のスピードには気を配る様にしている。
自分が知りたい情報を他の人が先に知っていたら不甲斐ないと感じるし、逆に自分が一番乗りだったりすると奮い立つ。まさに昭和スタイル。
そんな感じで情報の鮮度を大切にしているはずの当方が、いつまでもダラダラと3週間前の旅行の話を書いているのはハイパーカッコ悪いので今回で終わりにしたいと思うが、最終話として書いておきたいのはバージニアビーチで食べたオイスターさんについて。なかなか美味だったので、記録に残しておきたいと思う。
まずはお店のご紹介
店の名前はThe Atlanticと言う。なんか、普通に世界中の至る所にありそうな名前だ。
外観はこんな感じ。
奥の白い建物が店舗で、手前のテントは仮設の客席だが、我々はこちらのテントの中で食べた。
店内の様子は完全に撮り忘れたので説明が難しいが、特筆すべき点はあまりなかったと思う。全部で50席くらいだったかな?
店員の英語がマジで容赦ない
駐車スペースが見つけられずに苦戦したので、とりあえず後輩くんに運転を任せ、力強く一人で店内に乗り込んだ当方。
こちらはユニクロのダウンを着て震えているにも関わらず、剛直にタンクトップを着用し、胸の谷間を強調して来るかわいらしい店員がいたので、我々は2名なんだが、空いているのかい?空いてないのかい?と聞いた所、超絶早口で圧倒され、胸の谷間どころではなかった。忙しいのはわかるが落ち着け。
かろうじて、今は満員である、と言う事は彼女の英語と言うより店内の様子で理解出来たのと、インサイドとアウトサイドどっちが良いかを聞かれている事くらいは理解出来たので、どっちでも良いから空いた方に入れてくれ、と言った所、
- インサイドは90分待ちでアウトサイドは40分待ちである事
- 携帯番号を教えて欲しい事
- 席が空いたらテキストする事
を説明された。
せっかく食べに来たんだから40分待つか、って事で一旦店を出て後輩と合流して、スタバでも行く?とか話していたらソッコーでテキストが来た。空いたよ、と。その間、リアルに4分くらいだった。↓
SMS見てみたら3分だし。。
さすがの当方も、fourとfourtyを聞き間違える事はあり得ないと思うので、さっきの40分ってのは何だったんだ?と思いながら店に戻ると、すぐにテントの方に案内してもらえた。ヤッター。
とりあえずオススメのオイスターから
幸先良く入れたので、テンション上げながらメニューをチェケラ。
こちらがオイスターのメニュー。
正直、名前だけ見ても何が何だかパリサツなので、光の速さで店員にオススメを聞いてみた所、
Seaside Salt / Summer Love / Sex on the Bayの3つだ
と言われ、とりあえずそれを4つずつ注文。
じゃん!
もう、どれがどれだかわからない。何なら当日もほぼわからず食べていた。
真ん中に写るのはビネガー系のタレだったが、オイスターはレモンで一気喰いだろ、と信じている当方は1回しか使わなかった。(タレつけたらクソ酸っぱくて咳き込んでしまった)
肝心のお味の方は、どれがどれかわからんものの、どれも美味かった。やや小ぶりだった為、6個ごときでは全く満腹にならない点は要注意だ。
史上最強の味噌汁に出会う
先ほどのオイスターの写真に写り込んでいるが、ついでに味噌汁を頼んでみた。
順序が逆になるけど、こちらがメニュー。
右上の方に、Snow Crab Miso Soupと言うワードがある。
Snow Crabってなに?とか言いつつも、カニの入った味噌汁とかマジ美味しそうじゃね??と言う誘惑に勝てずオーダー。
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・・・・
・・・
・・
・
人生で何百杯何千杯、下手したら万単位で味噌汁は飲んで来たが、その中で群を抜いて不味い。尋常じゃない。地球上の全味噌汁に謝って欲しいレベルだ。
味噌自体は恐らくそんなに悪くない。味噌の差だけならまだ許せたと思うが、最も許せないのは味噌汁にも関わらずパクチーを入れやがっていた事。
そもそもパクチーが好きではない上に、パクチーが味噌汁の味の全てを破壊して味作りの頂点に君臨しやがっていたので、折角放り込まれているSnow Crabとやらも完全にお荷物状態と化していた。ちなみに今調べたらSnow Crab=ズワイガニらしく、3週間経過した今、更に憤怒している。
こんなモノに$10も払ったかと思うと実にやるせないが、授業料と考えるしかない。
ちなみに、後輩がLobster Rollを食べたいと言うので、Grandmother’s Oyster Crackerとか言うスナックと一緒に頼んでみた。
Robster Rollは、まぁ普通に美味いかな、って感じだったが、婆ちゃんのクラッカーは完全に想像と異なるモノだったので、ここでも悔しさが募る結果となった。
オイスターでリベンジ
最初のオイスターは美味しかったのに、その後にやや意気消沈したので、初志貫徹って事でオイスターでリベンジを図る事に。
どれとどれにする?等と言う不毛な議論はなしに、上から下まで2個ずつ全部持って来てくれ、と言う男らしいオーダーをした。
実に壮観である。
先ほどまでテーブルにいた憎たらしい味噌汁も姿を消し、オイスターとの濃密な時間を過ごす事が出来た。
ご想像頂けているかとは思うが、もはや味の違いなど全く分からず、かろうじてこれがSex on the Bayだと言う事だけは理解しながら食べた。やはり下ネタは何歳になっても強い。
最初の6個(3種×2個)と併せて10個(10種)食べたので合計16個。さすがに結構お腹いっぱいになったが、後輩くんはまだ全然イケますよとか言っていた。少食なのに痩せない己の燃費の良さを呪う。
終わり良ければ全て良し、であり、先ほどの味噌汁の件は不快ではあるものの、非常に満足度の高いお店だった。
と言う事で、バージニアビーチの美味しいオイスターのご紹介でありんした。
もう一生行かないんじゃないかな、、と思いつつ、もしまた家族で行く機会があれば行ってみたい所だ。
The Atlanticはこちら!
〜今日の教訓〜
令和の営業スタイルってどんなのでしょうか。
営業の本質って変わらない気がするんだけどな。