当方、そこそこ時計が好きだ。
元々好きだったワケではなく、結婚した時にもらった時計がキッカケ。マダム(嫁さん)の兄貴が超が付くレベルの時計狂いで、色々と教えてもらっているうちに、最初は受け身ではぁはぁと聞いていたのだが(喘いでいるワケではない)、だんだんと興味が湧いて来た、というストーリー。
今の我が家の時計事情は、
- BREITLING Navitimer
- EDOX Classe Royale
- G-SHOCK GST-210B
- apple watch
の4台体制。
スーツを着なくなった今、平日はほぼapple watchで、休日にたまに他の時計をつけるかな、と言ったイメージで、かなりもったいない使い方をしている気がするが已む無し。
そんなボッサリ具合なので、時計が地味に好きだぴょん♡とイキってみたものの、自分で金を出して買う程根性も甲斐性もない。従って、先述のマダム兄からのお下がりを待ち続けるしかない状態であるのは言うまでもない。
その義兄が以前、HUBLOTのBig Bangをつけていた。こんなヤツ。
Amazonで見てみたら、360万円くらいで、昔は400~500万してなかったかな、と思ったが、その辺の値動きは異次元過ぎて良くわかっていない。
何にしろ、クソ高い時計をしていたワケだ。
これはカッコいい!欲しい!と思ったのだが、さすがに
欲しいのでください♡
とも言えず、悶々としていた所、インドへの帰り道でトランジットしたシンガポールの空港でこちらの時計を発見。
一番右のヤツ。
並べると似てない?
マダムに同じ質問をしたら、
全然違うでしょ
と至極真っ当な回答を喰らったので、反論してみる。遠目で見れば同じじゃない?と。
どうだ。
まだまだ。
これで完全に同じだろう。
無駄なスペースを使ってしまったが、遠目で見れば似てるしフォルムもカッコいいから買ってしまえ、と確か3万円か4万円くらいかけて購入したこちらのG-SHOCK。
日本のAmazonで見たら、並行輸入しかないからか¥45,000だった。
超前置きが長くなったが、こちらのG-SHOCKくん、日本を出て来る前、つまり1年半くらい前にヨドバシカメラで電池交換をした。が、1年半も経たずにまた電池切れを起こしてしまった。
調べてないけど、アメリカで電池交換なんか頼んだら$50くらい平気で取られるんだろうな・・・と勝手に被害妄想を膨らませ、且つ先日来DIY熱が盛り上がって来ているので、
自分でやってみるか・・・
と思い立ってしまった。
恐らく、以下はG-SHOCKを持っている人にしか役に立たない超絶ニッチな話だがご容赦頂きたい。今まで散々前置きを書き散らかして来ているので、今更感は尋常ではないが已む無し。
まず裏側をチェケラ。四隅をガッチリ押さえているボルトを外していく。
ボルトを緩めると勝手に裏板が盛り上がって来る。ボルトの力恐るべし。
裏の板を取るとこんな感じになってる。汚い。ついでに汚れをウェットシートと爪楊枝でふきふき。
次に中の臓物をカバーしてるこのラバーシールを剥がす必要があるんだけど、ここは要注意ポイントらしく、臓物が一緒に出て来ない様に周りを押さえながらゆっくり作業。
ラバーシールを剥がした後、電池に行き着くまでにもういっちょシールがあるので、こちらも臓物が出て来ない様に押さえながら慎重に剥がしていく。
ここでようやく電池とご対面。電池を押さえているブラケットを外すのには画鋲か細い針が必要で、壊さないかヒヤヒヤしながらやってみたが、何とか取れた。
電池交換をしたら、ピンセットでACと書かれている部分を突っついて、上記の手順を逆から繰り返して蓋をして終了。ACを突っつく意味はよくわからんのだけど、通電させるのかな?ここは原理を理解せずにやったけど、それをやる前とやった後で明らかに時計が作動し始めたので必要なステップなんだろう。
ってなワケで、無事電池交換完了。10分もかからず終わったので、これに推定$50もかけるのはアホらしい。次回も自分でやったろ、と固く決意したのだった。
なお、冒頭の保有してる時計に話を戻すと、2009年の新婚旅行@オーストラリアで25万円で購入したTUDORの時計、例の義兄から
TUDORはROLEXの兄弟ブランドだし、これから伸びるぞ
と言われて買ったものの、1年後くらいに戸棚から自由落下させてしまい、あっさりぶっ壊れた。一応動いてはいて、リューズを巻けば動いたので、恐らく中のローターがぶっ壊れてしまったと思われる。
そんなジャンク品TUDORだが、12年経った2021年に壊れているにも関わらずメルカリでなんと21万円で売れた。
なので、時計は投資対象だとリアルに思っている。傷つけない様に大事に使いましょう!
〜今日の教訓〜
ダラダラと書き続けて来た上記の手順は、こちらの動画を見れば一撃で理解出来る。
価値がないなんて言わないで!