アメリカ赴任後、車の購入に手こずっている話は何回か書いた。
元々、家族用&旅行用にトヨタのシエナを新車で買う!と言うのを基本戦略として位置付けていたのだが、いつまで経っても&どこに行ってもシエナが買えないので、最終的に180度方向転換したよ、って事だ。
タイトルにもある通り、買ったのはInifinitiのQX80。日産ブランドで言えばアルマーダである。
外観はこんな感じ。
車の前で興奮する殿下。ちなみに殿下の身長は172cm。
他の車を横に並べてみると、デカさが際立つ。
横に並んでるスカイラインクロスオーバー的なQX70も、サイズはL4,860×W1,925×H1,680mmで十分デカいんだけど、当方が買ったQX80はL5,290×W2,047×H1,940なので、アホみたいにでかい。
アホみたいにでかい=燃費はクソ悪い=だいたいリッター4km前後なのだが、そこはもう見ない事にする。
良い所に目を向けると、車高がかなり高い事により、運転していてもあまり疲れない事が最大のメリット。
且つ、リアにエアサスがついてたりするので、突起乗り越し時等のリアクションが劇的に良い。乗り心地も抜群のレベルにあると言って良いと思う。
3列目も子供であれば十分くつろげそうな感じだし、この車ならロングドライブも大丈夫だろう!と信じている。
残念なのは、前オーナーが個人ではなく法人=レンタカーであった事。
ここにもフリートビジネスに傾倒した悪い日産の側面が見え隠れしてるんだけど、レンタカーだったからか安全装備等が必要最低限のレベルでしかないのは無念だ。
例えば、クルコン自体はついてるけど当方が最も大事だと言い張っていた車間距離調整のファンクションはついてないし、後部座席のモニターなんか当然ついていない。
クルコンは仕方ないにしても、家族が来るまでにモニターはつけておかないといかん。
なお、2019年製&23,500マイルの中古車、と言う事で、新車で買うと$69,000 + Taxだったみたいだけど、近年の某ゴーン氏ショック等による日産のブランド力ダウンにより、$48,900 + Taxで買う事が出来た。これはかなり良い買い物と言えるのではないか。
4年後とかに売る時に、
- カーボンフリーの動きがそこまで劇的に進んでおらず、ガソリン車にまだまだ活躍の余地が残っている事
- オハイオのド田舎なんだからピックアップとSUV人気がずっと続いている事
- 日産ブランドが復活している事
この3条件が揃っていれば、そこそこの高値で売れるだろう、と踏んでいる。
今月発表された決算を見比べても、アメリカに進出しているJOEの中で、唯一日産だけが赤字に沈んでいてブランド力以前の問題になっているので、サービスとかで彼らの収益構造改善に、デカい顔して走り回る事でブランド認知にそれぞれ貢献したい所だ。
ガンバレ日産。仕事では値引きなんかしないけど。
と言う事で、ようやくマイカーをゲット出来たよ!っておはなしだったんだけど、次回以降、車購入前後の手続き的な事も書いておきたいと思う。
会社の人とかに色々聞いたんだけど、聞く人によって違う事を言って来るので、結局全部ディーラーに聞くハメになり、当方の下手くそ過ぎる英語を先方が全く理解出来ない事態を引き起こす事になったのはまた別の話。
〜今日の教訓〜
セコイアは高すぎて買えなかったYO。
同じコンディションでも2万ドルくらい高いレベルにいるんだよね。