インドが食肉、特に牛肉を召し上がる事に対して、極めて厳しい事は何回か触れさせて頂いている。
チェンナイでも肉は食えない事はないが、ゴリゴリの肉推しの店はあまりない様な気がする。
フェニックスモールに、KOBEと言う水牛屋さんがある様だが、え、水牛っしょ、そんなん食わねーよ、と言う超食わず嫌いで未だに経験がない。
そんな中、デリーで配られてるフリーペーパーに、オージー牛を出すけしからん店がある、って記載があったので飛んで行った。
店の名前はJoint Cafe。
ん?カフェなの?と思いつつ、まぁモノは試しって事で突撃してみた。
外観はこんな感じ。
モール的な所の2Fにあって、アクセスはしにくい。ってか発見するのに5分くらいかかった。
中に入ると、こんな感じで80年代ミュージック推し。実際BGMも全部その年代のモノだった。
で、メニューを渡され、早速注文開始。正式名称はjoint! cafeの様だ。
まずマッシュルームスープを頼んでみた。
味はそこまででもなかった。残念。
お次はソーセージの盛り合わせ。
なかなか悪くないが、この辺りから、付属のパンが鬱陶しく感じられる様になる。
次はポークのデミグラスなんとか的なヤツ。
こちらも味はそこそこ。感動の域ではない。
更にもういっちょポーク。
これは完全に失敗。ほぼ脂身で、こんなんサーブすんじゃねー!ってレベル。
皿に残るこちらは全て脂身。これをまともに食える輩がいたらすごい。
で、待ちに待ったビーフ。テンダーロインと言う尋常じゃない破壊力を持つワードがメニューに記載されていたので、すかさずオーダーしたのだ。但し、ちょっと恐かったので、焼き方はミディアムにしておいた。
興奮しすぎていて、取り分ける前の写真を撮り忘れた。
取り分けられた後のテンダーロインがこちら。
ん?
なんか写真で見ると、かなりキレが悪そうな肉である。
実際、ナイフで切るのに相当難儀して、ボッサボサになってしまったのだ。
そこからもわかる通り、肉質としては全然良くなくて、テンダーロインと言う言葉に全力で謝って欲しいくらいなのである。
てな感じで正直イマイチな感じだった今回のチャレンジ。
店に来ているインド人達の振る舞いを見ていると、みんながみんなだいたいバーガー類を頼んでいて、我々みたいにアホみたいに肉ばっか頼んでる欠食児童はいなかったので、きっとバーガーが美味しいんだろう。
次はバーガーにチャレンジしてみるぞ、と思い、店を後にしたのである。
〜今日の教訓〜
デリーとチェンナイで、日本食送付制度の回数が一緒なのはおかしい。
メシの選択肢の数が全然ちゃうねん!
Joint cafeはこちら!