当方が赴任していたインドの子会社が、創立10周年を迎えた。
厳密には当方がいた時点で既に10周年は迎えていて、
なんで式典やらないんすか!こう言うのインド人のモチベーションにも繋がるでしょ!
と一人で力強く吠えていたのだが、誰も話を聞いてくれず帰任させられてしまった。已む無し。
で、時は流れ、11周年を迎えたタイミングで10周年記念式典をやるらしく、惑星単位での時差があるんだろうかこいつらは、とか思ってしまうのだが、そこで流す?ビデオメッセージを送ってくれ、と依頼があった。
色々考えた結果、えらいオッサンとかも出席するんだろうし、ふざけた感じで行こうとしても英語でどうふざけて良いかわからないし、敬愛する元上司のタマさんがふざけてたら元部下達はひどく傷つくだろうし、って事で真面目な感じでスピーチをする事にした。
とは言え、紙を持ちながらそれを読むのはクソださいし、カメラの周りのカンペを読むのも不甲斐ないので、頭の中に叩き込んで、男らしくカメラを正面から見据える形を選択。
マダム(嫁)にiPhoneを渡し、撮ってもらったのだが・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
英語のスピーチくそ難しい!!!!
たかが1分ちょっとのスピーチなのに、死ぬ程間違える。
そもそも、最初に考えてた原稿だと、1分ちょいのつもりが2分オーバーになってしまい、自分の読みの浅さを呪う。
その後1分くらいに短くしても、謎に最後のワンワードだけ間違えたり、とかクソみたいな間違いを繰り返し、極めてぬるいとしか言い様がない。
結果的に、カメラロールが自分の画像だらけになってしまい、ヘンタイナルシストと化してしまった。已む無し。
話の内容は、冷静に考えると死ぬ程つまらなくて、
- 10周年は俺もインドで一緒に祝いたかった
- でも今は日本にいて参加出来ないので、20周年には参加したい
- 社員全員でやったファミリーデー的なヤツが良い思い出
- One teamになる為には良いイベントだから是非継続して欲しい
と言った感じ。
One teamとか日本の流行語だろ、それをインド人に言って誰がピンと来んねん、とは思うものの、スピーチを撮らされた日本人は10人弱いるらしいので、それだけスピーチが続くんだったらインド人誰も見てねーだろ、の方が強い気がする。
まぁ、ちゃんと動画を見てるヤツがいたら、そいつから間違いなく何かしらメッセージが来ると思うので、そこで判断したい所だ。
とか言ってて、
タマさん、何言ってっかわかんないっすよ
なんて言われた日には、貰ったガネーシャをメルカリに出品してやる。
式典は2月末?との事なので、残り1ヶ月。
死刑宣告を待つ気分で大人しく過ごしていようと思う。
ELSA Speakやろっと。
〜今日の教訓〜
英語が下手なのは治らん。
どうしようもないよね。