20年前のセンター試験の結果を晒してみる件

先日、こちらのエントリで大学受験について書いてみた所、知人から、

で、君のセンター試験のスコアはどうだったのかね?

と鋭く指摘を受けた。

ほほぉ・・・受験アスリートの当方の本気を見せてやろうじゃないか・・・と鼻息荒く過去のデータを引っ張り出して来た。

物持ちジャパンの当方は、その名の通り、極めて物持ちが良い事で知られている。

裏を返せば、捨てられない、とも表現出来るが、取っておくものと捨てるものの基準くらいは一応持っているし、ポジティブに生きたいので、物持ちが良い、と表現させて頂きたい。

ちなみに、どうでも良い所で言うと、過去に出席した結婚式の席次表も全て取ってある。

招待状も取ってあったが、席次表がありゃ良いだろ、って事で3年くらい前に廃棄。

ご祝儀と二次会費用を考慮すると、ウェディング業界に相当貢献していると言えるだろう。

閑話休題。話を戻す。

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当方は、中高一貫校に入学した瞬間、それまでの人生で経験した事のない周囲のレベルの高さに絶望し、光の速さでグレた。

人生に何の目的も見出せず、ダラダラと時間を過ごすどうしようもないガキだったが、高1の冬にたまたま観に行った大学選手権で、某大学の某選手が、170cmくらいの小さい体で190cmの相手選手をアオテンしているのを見て感動。

この大学でラグビーをやる!と決意したのだが、それまでは中1〜高2までの間で進級判定会議に毎年かかるくそったれだった。(1回だけかからなかった様な)

新たな決意のもと、多少勉強をし始めて、高2の春の段階で全国模試を受験してみたが、案の定ゴミみたいな結果に。

図々しく、国立は京大を第一志望とか書きやがった若き日のタマちゃんは、豪快にE判定を喰らっているし、良く見ると、京大どころか早慶明全てE判定だ。どうしようもない。

謎に第二志望に入れている信州大学だけはかろうじてD判定だが、これも別に信州大学に行きたいなんてカケラも思っておらず、自分が長野にルーツがあるからとりあえず書いてみただけ、と言う愚かな動機。

そもそも、色んなヤツが受けている全国模試で偏差値43(数学)はさすがにヤバい、と言う事くらいは理解出来た事、並びに英語が嫌いだった事から、徹底的に数学をやり直した。

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そして1年半後、センター試験直前に受けた模試。

あれ?全然良化しとらん。

数学はかなり改善されたが、英語・国語・世界史はカケラもゲインしておらず、むしろ逆ゲインである。1年半何やってたんだ。

京大が第一志望でーす、的なクソなめた態度は改め、とは言え行く気もなかったであろう都立大に何故か軌道修正。それでもD判定だし、早慶は相変わらず気合のE判定。

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そして迎えるセンター試験。どん。

英語・国語・世界史は改善してるが、力を入れたはずの数学だけ悪化している。

唯一本気を出した漢文も、満点を取ってやろう、と意気込んでいたし、模試でも毎回なかなかの結果だったはずなのだが、本番ではまさかの50点中42点。ぬるい。

それまでもそこそこ勉強してたつもりだったけど、この状態じゃさすがに受からんと言う事に気付き、残り1ヶ月はマジで死ぬ程勉強した。

朝の通勤ラッシュに巻き込まれながら東北沢の河合塾に行き、昼飯以外はずっと自習室にこもってお勉強。自習室が閉鎖した後は、21時とか22時頃まで空いていた近くの公民館でお勉強。

それまでは、21時頃には家に帰って、やまとなでしこを観てたりしていたが、そう言うのも一切封印してひたすら勉強した結果、最終的には痔になった。(ガチ)

人生で初めて痔の恐怖に襲われた当方、インターネットも大して使えないiモード時代の当時は、これが痔なのか何なのかすらわからず、1週間くらいケツを浮かせながら勉強していたのだが、今考えるとこの取り組みをもっと前から何故やらなかったのか、と思ってしまう。

まぁ、それが前から出来てたら東大行ってるよね。出来ない人間だから東大に行けないワケで。

そんなこんなで結局何が言いたかったかと言うと、

東大に合格したヤツはマジで尊敬する

これだ。

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東大は、今は知らんが、当方の時代は、

英語国語数学の3教科に加え、文系なら社会2科目+理科1科目

だった。無理だろ。

当方は、高2春の模試で、日本史の方が世界史より良い点だったにも関わらず、何故か世界史をチョイスした。

理由は

陳舜臣のおかげで中国の歴史だけは完璧だったから

と言う博打的要素満載のもの。

中国関連の問題が出れば鬼無双だが、ヨーロッパ方面になると途端に爆死していたのは言うまでもない。

弱みを改善するよりも強みを伸ばした方が良い、的な戦略とも言えるが、要するに社会2科目なんか無理だろ、と言うのが背景にあり、東大受けた人はその時点ですげぇなぁ、と思ってしまう。

ただ、何度も言うが、高校時代もちゃんと遊んでおかないと、真面目なだけで東大に入ってしまうとクソつまらんヤツが誕生してしまう恐れがあるので、やっぱり、

良く学び良く遊びましょう

しかない。あ、あと良く寝ましょう。

ちなみに、冒頭に書いた、当方の人生を変えてくれた某大学の某選手は、その後めでたく当方の先輩(1年の時の主将)となったのだが、大学に入ってみたら鬼怖い人で、ひたすら怯える日々を送る事になった。

已む無し。

〜今日の教訓〜

微分も積分ももう出来ない。

何の為の勉強だったんだ。

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