前々回のエントリで、更新が滞っていた言い訳としてサンルームの工事をしていた事を挙げた。
苦節2ヶ月強、ようやくその工事が「ほぼ」完了したのでジワジワと何が起きていたかを書いていきたい。
元祖サンルームはお漏らしさん
まずこちらが先代、というか初代のサンルームの写真。
外観は普通。
なんだけど、中の写真は・・・
お分かりだろうか。左奥並びに右奥に寂しげに鍋とバケツが置かれている。
これはズバリ雨漏りによるもの。雨が降ると天井からボタボタと雨が垂れて来るのだ。
ハルンケアしなくては、と思いながら4年間、ひたすら耐えて来た、と言うのがまず背景。
去年見積取ったらクソ高かった
Google Mapで、我が街のサンルーム業者を検索。レビューがそこそこの所2つに連絡し、1つがすぐ行くと言うので来てもらった。
我が家に来たマイケル君曰く、
- このサンルームはプレハブみたいなモンで、基礎工事もなくモジュール組立したものをくっつけただけ
- 屋根だけ交換って事は我々では出来ないから、基礎から作り直す事を提案したい
- コストは約$50K
との事で、クリビツテンギョウな事を言って来るではないか。そりゃあかんぜ、って事で一旦は諦めた。
製造元に来てもらったものの…
とは言え、継続して雨漏りは続くワケで、不愉快な事は変わりない。
雨漏りは天井から来てるんだから、作った人に天井だけ直して貰えば良いじゃん、という実に安直な発想から、製造元にコンタクトする事を思い立った。
ただ、問題は誰がこれを作ったか分からない事。困っていた中、ふと気付いたのが、近所のジジィの家にもサンルームがあったな…という事。
昨年のクリスマス、挨拶に行ったら家の中に引きずり込まれ、英会話教室が続く事1時間、リビングの横のサンルームをよくよく見ると構造がほぼ同じではないか。
どこで作ったものなのか聞くと、Toledoという近くの街の業者だと言う。早速そこに連絡して、翌日見に来てもらう事に。ビジネスにつながるかもしれない見積には飛んで来るくせに、実際のアポになったら時間通りに来ない、みたいな事が散見されるのはやや不愉快である。
で、家にやって来たエド君曰く、
- 屋根だけ交換する事は物理的には可能
- ただ、長年の雨漏りで屋根材が水を吸って重くなり、サイドウォールにも負担をかけている
- 窓枠も歪んで来つつあり、最悪のケース崩落もあり得るから窓枠交換と天井交換でどうか
- 窓ガラスも断熱効果のある二重ガラスにしよう
との事で、二重ガラスのサンプルまで持って来て熱弁をして来る。
ほぉほぉ、と野原しんのすけ氏の様に生返事をしながら気になる見積を出してもらうと・・・・
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ななまんさんぜんどる!!!!!!
$73Kって何の事ですか?総とっかえが$50Kで出来るって人がいるのにふざけてんの?という内容をそのまま直訳して満面の笑みで質問すると、
スペシャルディスカウントオファーがあるぜ!$47Kでどうだ!
とぬかすではないか。
おーけーエド。ディスカウントありがとう。でもこんな大きなディスカウントが出来るなら何故最初からベストコストを出してくれなかったんだい?申し訳ないけど君の会社の事はトラスト出来ないよ。
と、どこかのカーメーカーの調達に言われた事のある言葉をほぼ転送。当時はムカついたけど、こんな所でその経験が活きるとは人生面白い。
結論;$50KでGo!
そんな経緯があり、結局$50Kかけてサンルーム改築工事をする事になったよ!というのが前段である。
なお、このサンルーム、広さは15ft x 15ftなのでメートル換算すると約4.5m x 4.5m、20.25m2。約11畳って所だろうか。
11畳の部屋を作るのに$50K。これは安いのか高いのか。良く分からないけどもう進んでしまったのでどうしようもない。
このシリーズ、恐らくあと複数回アップする事になると思うので乞うご期待なのだ。
〜今日の教訓〜
1ドル80円なら4百万円。
最近の為替は良く分かりません。