本日、ニュージーランドがイングランドに敗れた。
今年のニュージーランドは、ザ・ラグビーチャンピオンシップで南アとオーストラリアに負けたり、プールマッチでもナミビアにやり込まれたり、とやや精彩を欠いていた。
とは言え、持っている力は相当高いし、もう一回イングランドとやれば勝つ可能性は高い。
今日の試合に当たっての準備と気合いが、イングランドの方が上だった、と言う事なんだろうと思う。
エディさんも、負けてこんな顔したくなかっただろうしね。（2003年にオーストラリア監督だった時にイングランドに決勝で負けた時の顔）
※以下動画の1分25秒過ぎに出て来ますYO
さて、準々決勝以降の試合も、当然ながら全て観ている。
- イングランドvsオーストラリア：テレビ観戦
- ニュージーランドvsアイルランド：テレビ観戦
- ウェールズvsフランス：パブリックビューイングで観戦
- ジャパンvs南ア：現地で観戦
と言った塩梅だが、今週は色々とバターバターしていて、結局まだジャパンと南アの試合は録画では観れておらず、細かい所まで確認が出来ていない。
ただ、日本がやりたいテンポの速いラグビーを、南アがセットプレーと接点の圧力、並びにDFの上がりの速さで封じた、と言う意味では、今日のイングランドとニュージーランドの試合と構造が酷似している気がする。
ジャパンの試合で悔やまれるのが、前半に福岡が抜けた時、ルルーと1対1になって内側に切ってしまった事。
あそこで外に切る脚はもう残ってなかったのかもしれないけど、もし外に抜けてトライとかしてたら、、、、とか思うと夜が眠れなくなる。
話は変わるが、ラグビーやってた人なら、誰もが過去の自分の試合のワンシーンを引っ張り出して、
あの時こんなプレーを選択してればなぁ
とか思い出す事があるんではないだろうか。
当方は完全にそのパターンなのだが、特にこちらのシーン。
そこそこのレベルでやっていたラグビーの最後の試合、ハーフウェイくらい手前くらいから独走⇨22mラインくらいで捕獲される、と言うプレーなのだが、完全にフィットネス切れを起こし、後ろから追いすがる敵のウィング君に対して、馬鹿正直に真っ直ぐ走りながらハンドオフをしている。
何故あそこでもう少しステップ踏んでずらしてハンドオフしなかったのか、とか、その後に無理なオフロードをして味方のノックオンを誘ってしまったので、何故素直にラックにしておかなかったのか、、とか10年くらい経った今でも時々夢に出て来る。マジで。
話を戻すと、福岡くんが、ルルーとの1対1のシーンを回想しながら、
あの時外に切ってればなぁ
とか思うのかどうかわからないし、多分思わないんだろうけど、周りから見てたファンとしては、あのシーンは一生忘れられない気がする。
ジャパンは負けてしまったし、恐らく日本国民に最も人気のあるニュージーランドも負けてしまい、こうなったら、
ジャパンを負かした南アよ優勝しろ！
と思う人がたくさん出て来るんだと思うが、当方の予想としては、
- 明日のウェールズvs南アは20-12で南アの勝ち
- 決勝はイングランドvs南アだけどイングランドの勝ち
- 恐らく決勝がこのカードなら、超ロースコアになる気がする
と踏んでいる。全然違ったりして。
なお、明日以降の試合は、
- ウェールズvs南ア：19時のフライトだから前半だけ空港で観れるかも
- 3位決定戦：大阪に移動中でたぶん観れない
- 決勝：大阪のホテルで観れたら良いな
って事で、1試合も観に行けない。
合計で19万4千円（そのうち中止になったイングランドvsフランスの3万円は払い戻される）を使った今回のW杯も、ジャパンの敗戦とともに財布のフタが閉まり、終焉を迎えた感がある。
W杯自体は、12年後か16年後にまた日本に来るんじゃないかと思っているが、その時に向けて積み立て貯金をしておく所存。
みなさまも是非積み立てしましょう！