準決勝の南ア vs ウェールズは、中国出張で観れなかった。
で、3位決定戦と決勝は、大阪に旅行に行っていた為観れず、結果だけを先に知る形だった。
その決勝を、今更録画で観たが、とにかく南アがクソ強い。
決勝の前は、イングランドが勝つだろうな、と思っていた自分の見る目の無さが恥ずかしいくらいだ。
ネットでは、イングランドの選手たちが表彰式で取った振る舞いが美しくない、とか色々批判されてるけど、あの場にいて微笑みながら南アの表彰式を眺める事の出来る人間がどれだけいるのか?と言う意味では、少なくとも当方は自信がない。拍手くらいはするとは思うけど。
その表彰式なのだが、アイキャッチにも載せたこのシーンは泣ける。
南アフリカ初の黒人主将。だけでなく、W杯でウェブエリス・カップを受け取る初の黒人主将である。
過去の優勝国キャプテンは、
- 1987年:ニュージーランドのカーク
- 1991年:オーストラリアのファージョーンズ
- 1995年:南アフリカのピナール
- 1999年:オーストラリアのイールズ
- 2003年:イングランドのジョンソン
- 2007年:南アフリカのスミット
- 2011年:ニュージーランドのマコウ
- 2015年:ニュージーランドのマコウ
と言った感じで、見事なまでに全員が白人だ。
報道でも色々触れられている通り、色々ある南アと言う国で、黒人がキャプテンをやって優勝する、これが非常に素晴らしい事だ、と言うのは理解が出来る。
もっと言えば、今大会最長身のRGスナイマン(206cmだったかな?)もいれば、公称サイズは170cm以上にしてるけど絶対170cmないだろのコルビと、デクラーク・ヤンチースのちびっ子トリオもいて、多様性の教科書みたいなチームが優勝した事も、今の世の中にマッチしていて実に爽快である。
去年とかは、南アは結果が出なくて、コリシにも批判が集まっていたけど、今回のW杯で結果を出せてホントに良かったね、と思う。
そんな素晴らしいW杯が終わってしまい、毎週末何を楽しみにして平日仕事に取り組めば良いのかわからないので、年末にかけてパフォーマンスが落ちますがご了承ください・・・・
そう言えば明日は慶應対明治。20ウン年ぶりに慶應が大学選手権出れなくなる説があって、非常に興味深いザマス。