酒での失敗談と言うのは漢らしいと思う件

年末だ。忘年会の季節だ。

会社の忘年会は、『みんなの日程が合わない』と言うどうしようもない理由でなくなった。幹事不手際としか言い様がない。社内で一番若いのは当方だが、剛直に何も調整していない。

会社の忘年会は消滅したとは言え、お客さんとの忘年会や、友人との忘年会等、この時期は飲み会が増える。そして、それに伴うリスクが、記憶を失うリスクだ。

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以前、健康診断で、初対面の医者から、

君はもともと酒が飲めない体質なんだから無理しちゃいかん、寿命を縮める可能性がある

と言う実に信憑性の低い話をされた事がある。初対面の癖になかなか厳しい事を言う医者だ。

ただ、大学1年の時は、ビールコップ1杯で気持ち良く昇天していたので、この医者の言う事は正しい。当方は基本的に酒が弱い。

そんな中、大学の体育会と言う、社会の縮図の様な団体で育ち、

飲み会で体を張れないヤツは試合でも体を張れないんだ

と妙に納得感のある説教を毎回垂れられていた為、飲み会で体を張る事を是とする、と言うこのご時世ではあまり適切でない考え方が身に付いてしまった様に思う。

社会人となってからしばらくは、まだコンプライアンスだの何だのと言うやかましいワードは出ていなかった為、漢らしく泥酔して記憶を飛ばす事は良くあった。毎週と言っても過言ではない様に思える。

当方の実家は神奈川県なので、銀座や渋谷から帰るとあっさり1万円コースとなり、その時々に支払ったタクシー代を全部集めれば、今頃余裕で車が買えているかと思うと、非常に深い気持ちになる。

一番思い出深いのは、大学ラグビーの同期が2007年のW杯に出る事になり、オーストラリア戦がスタメンだったので、みんなで六本木のHUBで見た時の事。

日本vsオーストラリアの前に、ニュージーランドvsイタリア、と言うそこそこのカードが放映されていた為、我々はその試合からHUBに陣取っていた。

気持ちを高める為に、ニュージーランドがトライを取ったら乾杯、トライを取られても乾杯等とくだらないルールを導入し、ついでに言うとイタリアの劣勢は明らかだったので、イタリアに至っては『イタリアがターンオーバーする度に乾杯』『イタリアの選手が良いプレーをしたら乾杯』『イタリアの選手が不甲斐なく抜かれたら乾杯』とかやっていたら、76-14と言う大味な試合になってしまい、最終的にHUBに置いてあったスミノフアイスとジーマが品切れになった。そして案の定、記憶も飛んだ。

どうやら、別の同期のヤツがトイレに並んでいる際に吐いてしまい、それがかかった外国人とトラブルになったらしいが、全く知らない。

知らないが、酒は吐きそうになってから吐くのではなく、頃合いを見計らって自ら吐くべきだと思っているので、彼のプレーは不甲斐ないとも言える。そして、外国人が憤怒するのも当然だろう。

ちなみに、スミノフとジーマってこれね。

そんなこんなで、当然、肝心の日本vsオーストラリアの試合は1ミクロンも覚えていない。同期の晴れ姿を応援する為に集まったのに、同期が登場して君が代を歌う前に我々は憤死しており(どうやら君が代だけは全員で絶叫して歌ったらしいが)、この辺りが日本代表になれるヤツとなれないヤツの差なんだろう、と結論付けた。

ちなみに、試合の方は91-3で日本代表が漢らしく蹂躙された。そして、スミノフとジーマは店から駆逐したが、テキーラのショットだけは充分な在庫があり、倒し切れなかったらしい。実にぬるい。

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このストーリーから得られるのは、普通であれば

元々の目標を見失うくらい飲むなんて愚かだ

と言った考察かもしれない。

だが、誰も後悔はしていないと思う。後悔している事と言えば、何故休みを取って現地(フランス)に観に行かなかったのか、と言う点だけだ。

ほぼ全員潰れて、ほぼ全員試合は見ていないけど、応援している気持ちは伝わったはずだ。ノートライで91-3だったけど。

話が飛んだが、要するに何が言いたいかと言うと、

忘年会の時期だけど、街中に頻出する、だらしなく潰れてるヤツは嫌いではない

と言う事だ。

当方も既にオッサンの部類に入ってしまう年齢となり、やや遺憾ではあるが、将来、もっとオッサンになってヤングと飲みに行く機会があったとしよう。

その時も、不甲斐なく酒の量をセーブして、もっともらしい事をほざくヤングよりも、限界を超えてだらしなく潰れるヤングの方がかわいく思えるのは間違いない気がする。

こんな偏った考え方を持っているので、

酒で失敗するのはむしろ漢らしい

と半ば本気で思っており、コンプライアンス重視の大企業で働くには適していない様に思えてしまうが、これだけはもうどうしようもない。

なお、偉そうに述べて来たが、当方、飲める酒の量は大した事なく、酒の実力は全く以って口ほどにもない。だが、唯一誇れる事があるとすれば、寝ゲロはした事がない。

先ほど書いた様に、先手必勝で積極的に吐きに行くので、潰れた後にリバース、と言う事象は確実に起きないのだ。

また記憶が飛んだとしても、他人に暴力行為を働いたりしない事は自分で良く判っているので、その点も心配はしていない。

つまり、漢らしく潰れる事を推奨している様に見えるが、他人に迷惑はかけない様にしよう、と言う最低限の気概だけは持っている、と書き添えておく。

さて、ここまでダラダラと書いて来て、急に話を変える。

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先日、シンガポールに行った際、クラークキー周辺には、潰れている男女(なんにょ)が数多くいた。

女性を介抱する男性は、皆一様にハンターの目をしていた(様に見えた)し、中には一人で路上で憤死しているヤングもいたのだが、そこでふと思ったのは、

インドではこんな光景あんまり見ないな

と言う事。

日本にしろシンガポールにしろ、比較的治安が良い国では、仮に路上で一人で寝ていても、危険な目に遭う確率はそこまで高くないだろう。(低いとは言ってない)

だが、ここインドで同じ事をしたとしたら、光の速さで財布は抜かれ携帯は取られ、何なら服まで剥がれる可能性がある様に思える。

なので、インドで潰れるのであれば、

確実に自分をヘルプしてくれる守護霊と一緒 或いは 自宅で潰れる

これしかない。

直近の例で言えば、先日、マダム(嫁)が一緒の状態で友人宅で飲んだ時に久しぶりに記憶が飛んだが、そう言った環境であり、且つ状況次第では、インドであっても積極的に潰れたい所だ。

潰れた際に心配なのは翌日への影響だが、こちらのParty Smartと言う秘薬を入手したので、その懸念も既に払拭されている。

先日、3年程の雌伏の時を経て、漸く株を売却したゼリア新薬のヘパリーゼなんかよりもよっぽど効くので、日本にいる人で欲しい方がいれば連絡を頂ければと思うのだ。

但し、二日酔いがないだけで、当方のケースでは凄まじい勢いでゲーリックが襲って来るので、完璧な対応ではない事も書いておく。前回はそれで痔ーザスを併発したし。

と言う事で、ダラダラと書いて来たが、これを読んでいるヤングは、オッサンから酒をつがれても、パワハラだ、等とくだらない事を言わず、漢らしく酒を飲む様にしよう。(但しそのオッサンが、人生において全く必要のないオッサンであるケースを除く)

~今日の教訓~

花となるより根となろう。

意味違うけどね。

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