NHKスペシャル『人類誕生』の話から唐突に伏見工業のプロジェクトXを差し込んでみる件

皆さまは、NHKの受信料は支払われているだろうか。

その昔、まだ若かった頃は、徴収に来たおっさんを追い返したりした事はあったが、今は改心してちゃんと払っている。

そもそも当方はラグビー以外テレビをあまり観なかったし、当時はNHKが結構不祥事を起こしていたので、おめぇにやる受信料はねぇ!とべらんめぇ調でイキっていたのだ。

とは言え、相撲も観るし、NHKスペシャルも時々観るので、今はちゃんと払ってるよん、と言う話なのだが、年末年始があまりにヒマだったので、珍しくNHKの番組をサーチしていたら、

NHKスペシャル 人類誕生

と言う面白そうなものをやっていたので、とりあえず全3回録画して、観てみた。

結論。なかなか面白い。

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番組では、ネアンデルタール人が絶滅してしまい、ホモ・サピエンスが生き残った背景として、

ホモ・サピエンスは、個の力は弱かったけど、お互いを助け合いながら生き延びたが、ネアンデルタール人はそれが出来なかった

の様な事を言っていた。

が、ネアンデルタール人が絶滅した後、せっかく生き残ったホモ・サピエンスは、同じ種族で戦争を始めてしまう。

この番組のプロデューサーが、以下の様な事を言っている。

初めて戦争の痕跡が見つかるのは、ネアンデルタール人が絶滅してずいぶんたって、サピエンスだけの世の中になってからなんだそうです。サピエンスの戦争の痕跡には執拗な虐殺行為が見られます。同じ資源を争ったり、価値観の相違から対立が始まったりという争いなので、より過激化してしまうと考えられています。サピエンスは社会ができたことで、その後も生き残ることができたんですが、社会という強固な繋がりができると同時に排他性も生み出してしまった。

なんか、人類の弱みを的確に表している様に感じる。

最近、不寛容な世の中になっている、と以前も書いたが、この不寛容だとか排他性だとかは、人類の持つ特徴であって、もはやどうしようもないのかもしれない。

せっかく『社会性を持って助け合える』と言う特徴を持っていたのに、その裏側で排他性も産んでしまったのは、皮肉としか言い様がない。

その他、ネアンデルタール人の絶滅に際し、

ネアンデルタール人も、我々と同じく、悲しみや怒りと言った感情を持っていたはずで、おそらく最後の一人はとてつもない孤独を感じていただろう

と言っていたが、人類が絶滅に向かった時、最後の一人は何を思いながら死んでいくんだろうか、とか考えると恐ろしくなる。

と言う事で、NHKもなかなか面白い番組を作っているので是非、っておはなし。

なんかえらい真面目な感じになってしまったので、唐突に話を変えるが、NHKの放送で当方史上最高に泣けるのがこちら。

なんかうまく貼れていない気がするが、これは何度観ても泣いてしまう。(一応こちらにリンクを)

たぶん、持つべき感想とは違うのかもしれないが、ラグビーって素晴らしいな、と思ってしまうのだ。

こちらも宜しければ是非って言うかむしろこっちを観て欲しい。

YouTubeにもあるけど、BGMが削られてたりしてイマイチ。

山口良治センセイの熱血指導に触れて、是非心に眠るアツさを取り戻して欲しい。

〜今日の教訓〜

地球は大切にね!

違うかーーー

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