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昨日、空港でのタグ付け(SNSではない)が無駄だろ、って話は書いた。
実はこれ、インド人の中にもそう思う人はいて(当たり前)、廃止しようぜ!と言う機運が高まって来ており、実際に試験的に廃止してみる動きが起きていた。
これで漸く手間が一つ減るな〜とか思っていた矢先、今日こんなニュースが。
搔い摘んで言うと、
- インドの航空当局が、タグにスタンプを押す規則の継続を決めた
- 民間航空安全保障局(BCAS)とか言う所が2/23に、同規則の廃止を決定してた
- けど、中央産業保安部隊(CISF)とやらが反発してたらしい
- CISFの関係者曰く、「手荷物検査の現行規則を緩和する以前に、保安システムの強化が必要」との事
- 当局と空港運営関係者で構成する専門委員会が、監視カメラシステムなどを検証し、スタンプの廃止の可否を決める事になる
- 手荷物のタグにスタンプを押す行為は、搭乗者にとって手間でもあり、検査が終わった手荷物のタグを紛失すると、保安検査場まで戻らなければならない。
おいおい。
保安システムの強化ってなに?
あんなタグ、本気出せば使い回し出来るし(実際に日付まで見てるヤツに会った事ない)、あれだけ保安検査のトコに軍人を配備してて『保安システムに不安あり』ってなんやねん。
ハード面の不足を、人海戦術で補う事が多いこの国も、さすがに保安検査でそれをやるにはリスクがある、と判断したって事かな?
ハード面の不足を人海戦術で補う=人の手がたくさん介在する=サボるアホが必ずいる=そこにつけ込まれたら終了 って事だもんね。
にしても残念なお知らせなのである。
>検査が終わった手荷物のタグを紛失すると、保安検査場まで戻らなければならない
先週は戻らなくても良かったんですけどー。みたいな。
〜今日の教訓〜
やっぱり色々といい加減。
そこが良いとこでもあるんだけどね。