日本の水が合わない。
そう理解している。
インドは硬水、日本は軟水。だからだとは思うのだが、日本に帰って来ると、大至急マイ腸が暴れ出す。
デリー在住の大学のラグビー部の先輩は、成田に着いて油断したのか、おならをした瞬間ゲリクソンが飛び出たそうだ。イミグレも終わってない段階でのオフサイドはさすがにまずいが、それくらいの瞬発力を持っている。
今回の日本出張、まだ4日目であるにも関わらず、既になかなかな状況に陥っていて困っているのでその話でも。
今回は、木曜日に日本に到着。その瞬間飲酒しに行ったのだが、殿下が久しぶりに帰国したにも関わらず、取り組む姿勢が甘かった会社の同期と、そいつが連れて来た同じ部署の平成生まれ女子を2人まとめて轟沈せしめ、そのまま一風堂へ。
美味い。美味すぎる。控えめに言ってもマンモス美味P。
ここまでは良かった。順調と行っても過言ではない。
事実、かなりの量を飲酒したが、二日酔い等は一切なく、平穏無事に金曜は出社した。
恐らく、その理由はこちらのツール。
先日のタコパで、友人夫婦に紹介された、ヒマラヤブランドの飲み薬、その名もパーティスマート。
インド版ヘパリーゼ、と考えておけば問題ないだろう。
事実、これはマジで効く。と思う。
1パック5錠入りが60ルピーで、それが5パック入ったのが1箱300ルピー。激安ボンバイエなのだ。
このナイスなツールの話はまた今度書く。
で。
出社した後。
ケツから水が出る。
当方、そもそも酒が強くない。と言うか、弱い部類だと思う。ラーメンに顔突っ込んで寝るくらい弱い。
かなり飲んだ次の日は、下痢と強烈な二日酔いを食らうパターンが殆どだ。
今回、パーティスマートのおかげで、二日酔いの方はなかった。ビビるくらいなかった。
なので忘れていたのだが、下痢の方が満を持して翌日に登場して来た、と言う事だろう。
その下痢は、金曜日28時までの深酒、並びに土曜日16時半からの飲酒を経て、今もなお力強すぎる自己主張と共に、当方に共存を迫って来ている。
下痢が続くとどうなるか、皆様はご存知だろうか。
ケツが傷むのだ。つまり、その先にあるのは痔だ。痔ーザス。
当方、どうにもならない痔になった事が一度ある。
ラグビーの試合で、ハイボールキャッチをしようとしてジャンプ、相手と接触し、ケツから落下したのだが、その際にケツがブリン!ともろに左右方向に裂ける感じになった。
言ってみれば、壮大な尻餅、と言う感じなのだが、試合後、家に帰るのも辛い。
現物を確認すると、イボの様な何かが、当方の菊の紋にて剛直な存在感を放っており、翌日は会社にすら行けなかった。
どうにもならないので、近所の医者に行き、菊の紋を医者やら看護師やらに見せつけた所、
これは切るしかない
と言う判決。ケツだけに。
切られるのは嫌なので、実家そばの別の病院へ行き、再度ケツ丸出しのスーパー恥ずかしい診察を受けたのだが、
やっぱり切るしかない
と言う心無い宣告が出た。
途方に暮れていると、マダムの父親から、良い病院がある、と紹介され、そこに行ってみると、
投薬だけでオッケー!
との力強すぎる診断が。
投薬と言っても塗り薬なので、自らの菊の紋に薬をヌリヌリするクソ恥ずかしいプレイが要求される事になるのだが、切るよりはマシなので、黙々とやり続けた。
この体験の結果、当方が得た教訓は、
- 痔は痛い
- 痔は安易に切ってはいけない
- 切りたがりのセンセイが一定数いる
と言う事だった。
今回の件と絡めて、結局何が言いたいかと言うと、
- 既にケツが相当痛い
- 歩くのもちょっと違和感を感じる
- 悪化した場合、『痔なのでインドに帰れません』と言う必要が出て来て恥ずかしい
- でも、帰ってすぐモルディブ⇨帰国延期出来ないので、意地でも治す
- 治したいので、義理の父親に『痔の薬をください』と言って前回と同じ塗り薬をゲットした
こんな所だろうか。
これ以上悪化すると、リアルにヤバい気がするので、ビビりながら暴飲暴食を続けたいと思う。
〜今日の教訓〜
今日は休肝日。
寿司食いまくってやったぜ!!