モルディブからの帰りのコロンボのラウンジで、殿下が大人げなく憤怒した事は先日記載したが、全般的に、モルディブまでの行程は快適だった。
まぁ、チェンナイからだと、インフライトの時間が合計でたったの160分程度なので、苦痛になる要素があまりない。もっと言えば、モルディブを160分後に控え、エンドルフィンが怒濤の勢いで分泌されまくっていて、多少の苦痛も全てゼロリセットされた可能性が高い。
今日は、どの辺が快適で、どの辺が快適じゃなかった(全然苦痛ではないけど)か、をちょっと書いてみたいと思う。
機内食が非常に食べやすい
80分くらいしかないので、機内食なんかそもそもなくても良いレベルなのだが、ご丁寧にこんなのを配ってくれた。
こう言うのを見ると、学生の時にバイトしてたマックで、ベーコンポテトパイを食いまくってた事を思い出す。
アップルパイより美味しいと思ってたんだけどな。なんでなくなってしまったんだろうか。
ただ、中身は当然ベーコンポテトパイではなく、インドテイストのするシロモノ。
全然不味くはなく、むしろ下の娘なんか、美味い美味いと言いながら2つも食べてた。
これを見たマダム、
SQのフライト(チェンナイからシンガポールに行く夜便の話)もこうすれば良いのに・・
と愚痴っていた。
確かに、深夜なんだし、さくっと食べて片づけてソッコー寝られる様な工夫があっても良いのかもだが、あのSQのちゃんとした(美味しいとは言ってない)機内食を楽しみにしてる客層からは文句が出るんだろうな、とも思う。
機内はクソ寒い時があるので要注意
ルンルンで乗った飛行機だが、離陸前から機内がクソ寒くなって来た。
離陸すりゃ安定すんだろ、とか思ってたら、結局最後まで寒いまんま。
SQも冷やし過ぎな時が結構あるが、それを上回る寒さで、80分震え続ける作業を2セット繰り返す事になってしまった。
昨年、スリランカに行った時もそうだったのをコロッと忘れていた、と言う話なのだが、マダムと娘2人はちゃっかりフリース的なモノを着用しており、こう言う事象を、世間では家庭内序列の表面化と表現する。
なお、帰りのフライトは2便ともそこまで寒くなく、何がトリガーであんなに寒くなるのかは不明。
スリランカ航空を使用される方、念の為フリース的な何かを持参しよう。
ポンディシェリーの表記がひどい
その昔、フランス領だった名残りで、ワインが美味しかったり料理も美味しかったりするらしいポンディシェリー。
ワインとか全然呑まない我が家は、未だに行った事がないのだが、3連休とかがあるとポンディシェリーに逃げ込むファミリーが結構いるので、そこそこ魅力的なんだろう。
フライトマップにも出て来たのだが・・・
ポンディチェリーと言う事もあるが、ポンジチェリーってあんた。
なんか、下手な翻訳がされてる日本食屋のメニューを見てる様な気分。
こんなヤツね。
塩素って。。。
イヤホンが配られない
たかだか80分のフライトだからか、イヤホンが配られない。
うちのマダムは、それでも頑張って、ミスターインクレディブル2を中国語字幕で観ていた。そして、だいたいわかったと豪語していた。マジか。
ちなみに、帰りのフライトでたまたま一緒になったママ友は、阿部寛か何かのドラマを観てたらしく、着陸後も粘ったものの、最後まで観る事が出来なかったらしい。
結局、そこそこ長い映画だったりドラマだったりは全部ちゃんと観る事が出来ない可能性があり、それでも良いよん、と言う人は自前でイヤホンを持参しよう。
マーレのイミグレが速かった
ここからはマーレ到着後のお話。
マーレの空港には、ボーディングブリッジはなく、気合いの徒歩。
全然気にならない。むしろテンションブチ上がりだ。
この建物に入ると、すぐにイミグレがあるのだが、たった2人の職員で全ての外国人を処理しようとしたりするクソなめたチェンナイと大違いで、10人とかそこらの大人数で処理してくれていたので、ほぼ待たなかった。並んだのは正味2分くらいじゃないか。
たったウン百km離れただけで、なんでこうも違うのかね・・
とリアルに残念な気持ちになった。
チェンナイのイミグレのみんなよ、もうちょいガンバレ。
マーレのバゲージクレームでは荷物がちゃんと立てられて出て来た
引き続き、マーレを褒める内容。
チェンナイもデリーも、バゲージクレームでは高い所からコンベアに荷物が落ちて来るので、荷物はあっちこっちを向き、下手したら落下時の衝撃で傷つく可能性だってある。
が、マーレのバゲージクレームは、きちんと立てられて出て来た。
すげー!これこそホスピタリティだよね! とか話していたが、最後の頃には結構ぐっちゃぐちゃになってたので、職員のフィットネスが課題かもしれない。
あと、チェンナイでプライオリティタグつけて預けたはずなのに、かなり最後の方に出て来たので、ここはもうちょい頑張って貰いたい所。
とは言え、荷物をちゃんと扱ってる様な姿勢が見え隠れして、非常に気分は良かった。
てな感じで、マーレに無事到着。
到着後は、こんな感じで各ホテルごとにブースを出していて、そこに行く形。
場所がわからなかったら、その辺のおっちゃんに聞けば誰か教えてくれるだろう。
で、ボートか水上飛行機で移動。
戻りてーーー!!!!
~今日の教訓~
書けば書く程戻りたくなる。
嗚呼、モルディブ。