大変遺憾ながら、チェンナイに戻って来てしまった。
いつまでもこの時間が続けば良いのに・・・と思う一方、楽しい時間は過ぎ去るのが異常に速い、これは世の常だ。
あっと言う間の3泊4日?5日?だったが、人生最後の可能性だってあるこのモルディブ旅行、あまりに濃厚だったので、大長編ドラえもん状態でこんな感じの流れにしたいと思う。
- パークハイアットに着くまで編←イマココ
- パークハイアットの部屋が良過ぎて漏れる編
- パークハイアットの海について語る編
- パークハイアットは子連れ向きじゃないかもと思う編
- パークハイアットは子連れ向きじゃないけどメシはマジ美味いよ編
- パークハイアットで雨に降られたらこう過ごそう編
- パークハイアットのお会計について大公開しちゃうよ編
途中で心が折れる或いは飽きる可能性も否定出来ないが、まずはパークハイアットに到着するまでの事について書いてみたいと思う。
今回の旅程はなかなかエグめ
せっかくこんな良いホテルに泊まるんだから、と言う貧乏人根性丸出しで、可能な限り現地に早く到着する事を目指した。
結果、
- 0030:自宅発
- 0300:Chennai発
- 0420:Colombo着
- 0720:Colombo発
- 0815:Male着(時差30分あり)
- 1100:Male発
- 1205:Kooddoo着(なんて読むの?)
- そこから30分かけてボートでホテルへ
と言う非常に勇敢なスケジュールになってしまった。
昼過ぎにホテルに着いたとしても、疲れ果てて寝てしまうのでは?との懸念はあったが、モルディブの青い空と青い海がそんなモノ全て吹き飛ばしてくれるさ!と言った希望的観測でこの決断に至ったのだ。
案の定試練でR
チェンナイを出る時点で既に意識は朦朧としている。特に娘たちは、ここは誰?私はどこ?と言った状態で、全く以って要領を得ない。
何とかコロンボに着くも、3時間のトランジットは地味に痛く、且つ何故かスリランカ航空のラウンジインビテーションも発行されておらず(確認し忘れた)、豪快にベンチで寝た。
そう言えば、コロンボの空港にランディングした後、家族全員で剛直に機内で寝続け、
お客さん終点ですよ
のアナウンスをされる寸前まで粘っておいたが、これは2つの意味でそこそこのファインプレーだったと思う。
- 連続睡眠時間をわずかながら確保出来る
- 飛行機が止まった瞬間に慌てて立ち上がり、我先にと出口に殺到するインド人に巻き込まれずストレスが溜まらない
後者の方はホントストレス溜まるのよね。
マーレのイミグレが意外と混んでた
前回、お昼過ぎにマーレに着いた時は、かなりガラガラだったイミグレも、今回は混んでいた。
朝一番に着いて、目いっぱい一日遊んでやる!と言う考えの人は意外と多いのだろうか。
結局、20分~30分くらい並んだと思われる。なげーよ。
なお、イミグレ後、荷物をピックアップしたが、今回もしっかりと立てられて出て来た。
荷物をブン投げないマーレの空港職員、えらい。
空港から出るとテンションブチ上がる
一歩外に出ればこんな景色。
これでテンションブチ上がらないヤツがいるだろうか。いや、いない。絶対にいない。
この景色を見ながら、出迎えに来てくれていたパークハイアットのスタッフと一緒に国内線のターミナル(すぐそこ)まで歩く。
国内線に乗るのは初めてだったので、そっち側に行くのも初めてで、ケンタッキーとかピザハットがある事は知らなかった。
で、この入り口から入る。
道中(100mくらい)、このスタッフが陽気なデブだったので、色々話しかけられた。
デブ:モルディブは初めて?
ぼく:いや、2回目だよ。
デブ:前回はどこに泊まったの?
ぼく:バンドスだよ、ここから近いトコ。
デブ:オウバンドス。ウィーアーパークハイアット。
ぼく:ん?
デブ:ウィーアーパークハイアット。レベルが違うぜサー。
ぼく:そうなんだ。楽しみにしておくよ。
と言った感じのオラった会話が繰り広げられた。
この展開なら、へぇ~そんなにすごいサービスなんだ~楽しみ~とか素直に思っておけば良いものを、ひねくれ者の当方は、そこまで言っておいて何らかの手違いとか不手際があったらどーすんだデブと思ってしまう。人間として良くないと思う。
トランジットはラウンジでノンビリ
国内線ターミナルで発券&チェックインをした後は、ここの階段から上に行ってラウンジで寛げる。(なんでラウンジに入れたのかは正直不明。ハイアットパワーか?)
ラウンジの入り口。
内観。
先程のデブが、我々を案内した後、颯爽と去って行こうとしたので、何時にここ出れば良いんだっけ?と聞くと、
ウィーアーパークハイアット。ノープロブレムだ。準備が出来たらインフォームするよ。
とまた胸を張って言っていた。ふむ。
気を取り直して朝食を食べる事にしたのだが、少ないメニューながらなかなか充実していた。
全体イメージ。
カレーとかスクランブルエッグとか。
葉っぱとデザート。
フォークとかナイフの並べ方に執念を感じる。
何故か、一皿目はこんなショボい絵面になってしまったが、その後、何往復もして食べまくったのは言うまでもない。
なお、このラウンジで、パンを地面に落っことすと言うミスを犯した3歳児は、分かり易く反省したフリをしていた。
反省なんかしてない事父ちゃんは知ってんだぞ。
ちなみに、先程『準備が出来たらインフォームする』と豪語していたデブは、搭乗前にラウンジに現れず、係のお姉さんに聞いて搭乗口に向かった。こらデブ。
モルディビアンよお前もか
そしていよいよ搭乗。
こんな感じのシンプルな搭乗口に人がたくさんいた。
結構国内線使う人多いんだなぁ、とか思ってたが、11時の出発に対し、この写真の時計は既に11時を回っているのに案内すら出ていない。
どうやら、気安くディレイする様だが、そんな事気にしない。
あとどれくらいで出発なの?と係員に聞くと、
Few minutes
と回答が来て、インド人が大好きなTwo minutesと本質的には一緒だよな、、と思い、深い気持ちになった。
機内からの景色がサイコー
なんだかんだ、30分くらいディレイしていよいよテイクオフ。
乗ったのはこんな感じの飛行機。青空がキレイ過ぎるぜ。
このサイズ(50人くらいかな?)の飛行機に乗った経験はあまりないので、落ちるんじゃねーぞ、落ちても海の上にソフトに落ちろよ、等と思いながらビビってたら、あっさり飛んだ。当たり前だけど。
眼下に広がる景色が美し過ぎる。
美し過ぎた結果、即座に失神して、着陸するまでの記憶が一切ない。眠いっつーの。
Kooddooの作業はめっちゃマニュアルでほっこりする
失神してたらKooddooに着いたので、機内から降りてテクテクとバゲージクレームへ。
と言っても、同時に複数台の飛行機が停まる事あるの?ってくらい小さな空港なので、全てがちっこく纏まっており、建屋に入った瞬間がバゲージクレーム。
これが建屋の入り口。
んで、入った瞬間バゲージクレーム。
良い感じ。
飛行機から荷物を引っ張り出して運ぶ作業もウルトラ手作業。
頑張れオジサンたち。
手渡す作業もマニュアルで、非常にほっこりする。
いよいよボート!
ここまで、家を出てから既に12時間以上が経過している。さすがにキツい。
が、ボート乗り場に着けば、やっぱり全てが吹っ飛ぶ。
こんな感じのウェルカムドリンク?的なモノを与えられ、
こんな感じの圧倒的な景色を見ながらボートに揺られ、
30分くらいしたらパークハイアットが見えて来た!!!
そして上陸。
もう、何と表現したら良いかわからない。
この後、色々と手続きをするのだが、そんなの後にして早く海に飛び込みたい、それしか頭に浮かばないくらい、思考能力を奪われる美しさである。
モルディブ国内線のディレイもあって、最終的に、家を出てからパークハイアットに着くまで13時間程かかってしまった。
これくらいかかるんだったら、日本に帰国したとしても、マーレ近くのバンドスとかに泊まればDoor to Doorの時間は大して変わんないよな・・・と思ってしまったり。
バンドスとの違いだったり、パークハイアットの施設だったり、については次回以降ガッツリ書いて行きたい所だ。
と言う事で、To be continued。もうしばらくお付き合いくださいまし。
~今日の教訓~
写真は死ぬ程撮った。
けど、メモリーカード忘れて現地で買った。
コメント
初めまして。毎回楽しみに読んでいます。
特にモルディブ紀行は7回シリーズということであと6回楽しみです。
1月の?スリランカ紀行もまだあるのでは?と思います。もしまだあれば、お時間のある時にスリランカ紀行の続きをアップして下さったら嬉しいです。
毎度ありがとうございます!
あと6回体力が持つのか!?と言う懸念はありますが頑張りますー。
スリランカについては、ご指摘が鋭すぎて惚れます。こっちもあと3〜4回くらい書けるはずなのに、途中で力尽きてしまっておりましたので、再度集中致します!
7回シリーズ、楽しみに読ませて頂きました。モルディブ、そしてさすがパークハイアット、いいですね。
前回コメントした時↑、コメントが誰でも読める状態になると知らずに投稿していました^^;
今日お友達も「たまのみやさんのブログ面白いですよね」と話していました。
これからもたまのみやさんのブログ楽しみにしています。
あ、すみません、前回のコメント隠した方がよろしいでしょうか??もしその方がよろしければ隠します!
最近バターバターしていてちょいと足と手が止まってましたが、引き続きよろしくお願いします!!!
お気遣いありがとうございます。初回のコメント、隠して下さらなくて大丈夫です。
どうもありがとうございます。
引き続きいろいろな話題の記事を楽しみにしています。