なんかもう飛行機には乗りたくない件

ボーイング737Maxの2連チャン墜落事故は記憶に新しいかと思う。

その墜落に関して、ボーイングがシステムの誤作動を認める声明を発表した。

詳しくはこちらの日経の記事を読んで頂ければ、と思うが、要するに、操縦士はちゃんとマニュアル通りに操縦していたのに、システムがバカになっていて勝手に墜落した、と言う内容だ。エグ過ぎる。

この件に関して、ボーイングではないが、某航空機メーカーの友人と話していた所、

俺は絶対に737Maxと787は乗らねー

と言っていた。

今日は、この友人が教えてくれた事を、さも自分の知識かの様にひけらかす、虚構のエントリである。

※ひょっとしたら、書く過程で勝手にウソに変換している可能性もあるので、全部信じないで頂きたい所。

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祈るなら離陸時じゃなくて着陸時

以前、こちらのエントリで、

離陸時には『マジ頼む』と言いながら無事を祈っている

と言う事を書いたが、それに対して、祈るなら着陸時だぞ、と言われた。

曰く、

  • 737Maxは離陸時に墜落したが、普通は着陸時の方がリスクが高い
  • 一般的には、離陸3分着陸8分がクリティカルゾーン
  • 離陸時はスピードを出せばバカでも離陸出来る
  • けど、着陸時はスピードをミニマムにして滑走路狙って降りなきゃいけないから難しい
  • 自分でシミュレーターでやっても、着陸の方が難しい

との事だった。へぇー

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737Maxと787に乗らねー理由

友人曰く、737Maxが最初に落ちた時に、状況を聞いてるとやべー機体だと思った、らしい。

どうやら、どの機体も機首の上げ下げをコントロールする装置自体は一個しかないらしく、一方で普通はその装置自体に冗長性(何かの機能が死んでも他で何とかする)を持たせているはずだが、MaxのMCASに関しては新システム過ぎて、システムの冗長性が弱いんじゃないか、との事。何を言っているのか、全く理解が出来ないし、自分で書いていても理解出来ない。

根拠はないが、と言う前置きのもと、

Latent Failureと呼ばれる、操縦士も整備士も気付かない様な条件がまだあるんじゃないか?

とも言っていた。

システムの設計段階で気が付くものもあれば、気が付かないものもあるんだ、と。気が付けば当然対策がされるが、気が付かないと最悪のケース墜ちるよね、との事。

確かに、どんなゲームでもバグがあるのと同じで、あれだけたくさんの人が関わって開発している自動車だってリコールがバンバン起きてる事を考えると、737Maxの新しいシステムに不具合があっても不思議ではないよなぁ、と言う点は納得感はないが腹落ちはする。

なお、787に関しては、色々あるんだよ、との事。

おい、『色々』で終えんなよ、どんなリスクがあんのよ?とも思うが、とりあえず気味が悪いし、実際2016年8月に乗った成田→ムンバイ便で、まさかのエンジントラブル→成田リターンと言う鬼怖い事件があったので、もう乗らない。

この前の日本出張、デリーから787で帰っちゃったけど。

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じゃあ何なら良いのよ?

彼の言葉をそのまま借りて記載。

  • エアバス320と321は安心
  • 320Neoは情報もなく良くわからん
  • ただ、エンジンが変わっているから、Latent Failureはある可能性あり
  • 一番安心なのはボーイング777
  • ボーイング737も800までは安心

737に関しては、事故の記録を全部洗ってみたが、事故自体はちょいちょい起きていて、中には人為的ミスではないもの(要はシステムトラブルとか)もあった。

何を根拠に、737の800までオッケー!と言っているのかは、今度酒でも飲みながら聞いてみたい所だ。

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結論は飛行機に乗らなければ良い

ただ、機体がいくらパーフェクトでも、人為的ミスだとか悪天候だとかで墜落しているケースもたくさんあるワケで、会った事もない機長君に全ての運命を託すのはまぁ怖いっちゃ怖い。

インド人全部で括ってしまうのは良くない、と言う事は百も承知の上ではあるが、

インドにおいては普段、会社内外の生活で、あまりに品質と安全を軽視した行動を取るインド人を見まくっている

この点を考えると、インド人の操縦士も整備士も、

マジで頼むぞ、お前らちゃんと仕事しなかったら来世まで呪うぞ

以外に思う事がない。

当方が普段乗っているエアインディアの人々が、自分たちの仕事に誇りを持ち、責任感も持って業務に当たってくれている事を願う。

と言うか、もうインドで飛行機乗りたくない・・・

〜今日の教訓〜

今月だけであと6回確定。

飛行機出張多過ぎなんだよ!バカ!!

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