インドにベジタリアンが多い事は有名だ。
ある調査によると28.5%がピュアベジタリアンとの事。
そもそも首相のモディさん自体がガチのベジタリアンだし、当方の周りにもかなりの数のベジタリアンがいる。
なので、肌感覚としては50%くらい行ってんじゃね?とも思うのだが、ひょっとしたら、
お祝いの時だけは肉食べるサー
とか
卵だけは食べるサー
とか言うヤツが上記の28.5%から除外されている可能性もあるので良くわからん。とにかく、ベジタリアンが多い、って事だけ伝わればOKとする。
彼らは敬虔なヒンズー教徒である事が多い、と言うかそれが殆どだと思うんだけど、ベジタリアンだろうとベジタリアンではなかろうと、ヒンズー教徒が神様の乗り物って事で牛を神聖視している事も有名だろう。
インドでは、そのヒンズー教徒が、
牛を取り扱う事に抵抗のないイスラム教徒が肉を運んでる所をリンチして殺す
とか言う意味不明すぎる事件が結構起きていたりする。
鬼の様にシンガポールから牛肉をキャリーしている我が家が襲撃対象にならない事を切に祈る。
当方のインド生活は、この前提に立っているので、以下のCNNの報道を見ぱっと見た時はまたインドかよ、と思ったのは已む無しと言える。
と思ったら、フランスかーい!仏、ってフランスじゃなくてホトケさんか何かだと思ったわ。
記事を良く読みこんでいくと以下がポイント。
- フランスの肉屋の業界団体が、内務省に保護措置を取る様要請
- 曰く、ここ最近ベジタリアンの団体による肉屋襲撃が相次いでいる為、との事
- 襲撃内容は、ガラスが割られたり落書きされたり、とかで死人は出てない
- 過去半年間で100店以上が被害にあったらしい
- その100店の中には、肉屋以外にも魚屋やチーズ屋も含まれている
- フランスでは6%がベジタリアンとされる
- 去年は5%だったから、増加基調にある
- 学生に週1で完全ベジのメニューをサーブしろ と言う謎な法案があったらしい(廃案済)
- 似た様な事例は、イギリスやスイスでも報告されているらしい
みたいな感じか。
まぁ、人が死んでない時点でとりあえずは良かった。
インドは人が死にまくってるからさすがにシャレにならないけど、その背景にはヒンズーvsイスラムと言う宗教上の対立構造も浮かび上がって来るので、まぁわからんでもない。わからんけど。
でもフランスの場合、これって宗教絡んでないんだよね?なんで乱暴な事するの?とマジで聞きたくなる。
宗教が絡んでれば暴行OKって事じゃないんだけど、歴史上宗教間の対立が暴力沙汰になる事は例がいくらでもあるワケで、主義主張が違うだけで暴力沙汰を起こすのは、現代社会ではただの狼藉者としか言い様がない。民度が低いぞ。
ひょっとしたら、さすがに人は殺すとまずいから、ちょっとキレた高校生くらいの攻撃を仕掛けてるのかもしれない。そう言う意味では民度が高いのかもしれない。そんなワケないか。
とりあえず、この報道に対して言えるのは、
ごちゃごちゃ言ってないで大人しく葉っぱだけ食ってついでに葉っぱでうんこ拭いとけ!
しかないだろう。
すぐ乱暴な事する人って嫌よね。
〜今日の教訓〜
カルシウムを摂りましょう。
セロトニンっつーホルモンが分泌されないからイライラするんだって。ほんと?
参考URL;CNNニュース