恥ずかしながら当方、ラグビーと言う競技をしている。
首の椎間板ヘルニア⇒手術と言う大惨事を経て、コンタクト(接触プレー)からは遠ざかっているけど、ラグビーボールを使った遊びは未だに楽しい。
チェンナイにはご存知の通り日本人会と言うものがしっかりと存在しており、その活動の一環?として様々な同好会活動が行われている。
その中で、ラグビーにも同好会的なモノがあり、当然初心者の人とかもいるので、安全性を考慮して、接触プレーなしの『タグラグビー』と言うものを行っている。
このタグラグビー、老若男女問わず、と言うか子供も出来るスポーツである。
ちっこい子供で、サッカーボールをドリブルしたり足技が出来なくても、手さえ使えれば出来るので、非常に良いスポーツだとは思うのだが、サッカーに押され、人がいない。
だいたい、いつも練習に来るのは5名くらい。多くて10名。そんなレベルだ。
今日はこの点について考えてみたいと思う。
チェンナイの日本人の人口が700人程度と言う俗説に則って計算すると、平均的には1%程度の人が参加している事になる。
一方で、日本におけるラグビーの競技人口は?と言うと、高体連曰く、高校生全体で22,434名。
まるっと1学年当たり約7,500人と考え、1学年当たりの日本人がだいたい110万人くらいと雑に計算すれば、0.7%の割合になる。
とは言え、チェンナイは高校生だけがいるワケじゃないので、国全体でのラグビー人口も一応考えておくと、ワールドラグビーのレポート曰く、115,205名。日本の総人口で割ると、0.09%になる。すくねっ!!!
そこから比較して考えると、
1%程度の競技人口がいるチェンナイは日本国内の10倍以上の普及率であり、超ラグビー大国と言っても過言ではない
事になるのだ。すごいぞ。
ちなみに他国の競技人口と見比べてみると、
世界ランク1位;ニュージーランド 競技人口150,564人 & 普及率3.3%
となり、さすが世界一強い国だな〜と言う感じ。
対抗すると、チェンナイでタグラグビー同好会に名を連ねている(常連かどうかは置いておいて)人は20〜30名くらいはいるので、日本人の人口700名に対してはザックリ3〜4%くらい。
世界一のニュージーランドと同格或いはそれ以上なのだ。すごいだろ。
なのだが、実はもっとエグいのがラグビーが国技とされているフィジー。
人口89万人に対し、競技人口は166,201人で、普及率は驚異の18.6%。
やばすぎ。
相撲が国技の日本で、20%くらいの人が相撲やってるかと言うとそんな事はなく、ハッキリ言って異常な数値な気がするが、とにかくすごい。
あと、フィジーって、実はイギリス植民地時代にインド人が大量に連れて来られてたりしてるので、フィジーでラグビーやってるインド系の人間は結構多い、と言う事になり、インドとラグビーの親和性は意外と高い、と無理矢理言い表す事も出来る。
てな感じで今日の結論は、
- インドと言えばラグビーと言う表現は間違ってはいない(正解でもない)
- 特にチェンナイは、普及率と言う意味ではもはや立派なラグビー大国
- でも5人くらいじゃ大した練習が出来ないから部員募集中
- せっかくインドに来たのならラグビーをやろう
これだ。
実はチェンナイにおいては、Decathlonと言う、スポーツオーソリティみたいな巨大スポーツショップでも、まさかのラグビーボールの取り扱いがあるので、ラグビーボール触り放題ラグビーやりたい放題なのだ。
ボール一個800円くらい。クソ安い。
日本で公式戦用のボールが7,000円だとかそこらで売られている事を考えれば破格。
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但し品質は不明だし、きっと良くない。その内破裂するんちゃうか。
と話はそれたが、チェンナイでボクと握手!
〜今日の教訓〜
その他、サッカー・ソフトボール・バドミントン・バスケ・自転車・マラソン等のスポーツ系から、合唱や麻雀等まで色々ございまぁす♡
エンジョイチェンナイライフ!