アイルランド戦から日本人は何を学ぶのか

昨日は2019年の中で最も興奮した。

当方は、武蔵野陸上競技場のパブリックビューイングで見ていたのだが、会場の熱気は凄かった。

4年前の南ア戦と違って、今日は負けがなくなったな、なんて思える時間帯があった事はすごい。

試合内容については、メディア等で散々書かれているので触れないが、試合後に福岡堅樹がしていたコメントについて。

色々な事を犠牲にしながらやって来た中で勝利を得られたのは最高のご褒美になった

我々日本人は、このコメントからどんな気付きを得るのだろうか。

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今回のアイルランド撃破も4年前の南ア撃破も、日本代表は尋常じゃない努力をして来た。

尋常じゃない努力、と簡単に書くが、マジで尋常じゃない。

4年前は廣瀬俊朗こと浜畑譲が、

俺のオフ、今年は片手で数えられるくらいやで

と言うレベルの圧倒的なスケジュールで、しかもその代表合宿の練習は朝・午前・午後の3部練は当たり前、と言う内容だった。多分、当方なら逃走していると思う。

その上にある今回の勝利であり、勝つ為には努力をしなければならない、と言う極めてシンプルな事を教えてくれる。単純に、強い国に勝った!とか言って表面的な所だけを見て盛り上がってても本質的な所は見えて来ない。

仕事も人生もそうだと思う。

収入を上げたかったら、当然仕事で結果を出さなければならない。仕事で結果を出すには努力をしなければならない。仕事以外でも、痩せたかったら努力をしなければならない。良い大学に受かる為には努力をしなければならない。

結果が出ないのは、努力が足りないと言う事。実に当たり前の事だ。努力もせずに文句ばっか言ってはいけない。

我々日本人は体が小さいので、ハードワークをして運動量を上げて、低さと鋭さとフィットネスで勝負する。

きめ細やかさが強みなので、相手の分析をして、最適なゲームプランを練り、それを遂行する。

そう言う考え方を日本全体にも当てはめると、

資源のない日本は、強みであるチームワークと勤勉さを武器にしてハードワークするしかない

になるだろう。それしか、日本が世界に勝つ方法はないと思うし、実際にそうやって先人たちは高度成長を成し遂げて来た訳だ。

ただ、それには当然大きな犠牲を払って来たし、このご時世、そんな考え方は流行らない。しかも、こうやって書くと、とにかく練習量で勝負する昭和的考えなのね=ひたすら残業すれば良いと思ってるのね、とも捉えかねられない。

日本代表も、4年前はエディ・ジョーンズが組む細やかな戦術に、ある意味強制的に従わされて戦って来たが、今回のW杯ではジェイミー・ジョセフが選手に主体性を求め、選手が自ら考えながら努力をして来た。らしい。

そこにヒントがあるのではないか。

先ほど、仕事でも何でも、成功する為には努力しなければならないと書いたが、それには、自分がどう思ってどう取り組むか、のメンタリティが重要なんだと思う。

人からやらされている努力には絶対に限界があるし、自分が何故この努力をしなければならないのか、その努力の先に何を見据えているのか、を考えながら努力する事が一番重要だと思う。

もちろん、2015年のW杯組も、セルフモチベートしていたはずだし、浜畑さん曰く、大義を持って努力して来たからこそ、あの結果が出たんだと思うが、今回の2019年組は、そこの中でも自主性のウェイトが更に増加しているので、当方の中ではワンランク上なんではないかと思っている。

※浜畑さんの本はこちらから!


なので、今回の日本代表の勝利からは、自分で決めた目標に向けて努力する事の大切さや尊さ、それが実った時の喜びの大きさをみんなが感じてくれれば良いな、と本気で思っている。

感動をありがとう、と言って泣いてる人は、自分も成果が出た時に涙を流せるくらいの努力をしてみよう。人生はきっと豊かになる。

当方も、もっと仕事に力を入れないとな、と思う。

ただ、問題は、大企業にいると、

努力しても結果=収入において、劇的な成果を得る事は難しい

と言うクリティカルな問題は残るんだけどね・・・

やっぱベンチャー企業かな。

〜今日の教訓〜

ジムでそこそこの努力をしているが、体重がマジで全然落ちない。

ジムに行き始めた9月15日頃は84.5kgで今日の体重83.7kg。おい。

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