我ながら謎なタイトル付けをしてしまったモノだ。
ブログのタイトル付けはやっぱりかなり重要で、
芸能人が愛用するダイエットドリンク5選!
とか、
知らないと損する期待の銘柄10選!
の様な書き方は、耳に優しく、非常にキャッチ―なものとして好まれる様だ。
金の亡者の当方は、この書き方をする事で読者を集めてアクセス数を増やし、プロブロガーとして年収1億円を達成するのだ!ふははは。
と言う事で、最近なんとなく、『ふとした瞬間、自分がインドに染まってるなと感じる』事が多くなって来たので、一度整理してみようと思う。
ちなみにプロブロガーとしての年収は、今の所9,000円である事をここに白状しておく。
1, 空港でのアナウンスがうそっぱちだった時
デリーから帰って来る時は、渋滞をケアりすぎてだいたいかなり空港に早めに着き、ターミナル内のスタバで優雅に仕事をしている事が多い。
持ち時間はだいたい1時間半。ちなみにそれだけ余裕を持って出発しても、フライトミスした事が2回ある。デリーの渋滞恐るべし。
で、いつもの通りスタバで優雅に仕事してたらアナウンス。
曰く、
チェンナイ行きはこれより搭乗を開始します
との事。
スターアライアンスメンバーである事をちらつかせ、常に先頭バッターで搭乗する事をモットーとしている当方、一気に色めき立ち、颯爽とゲートに向かうと何も起きていない。そして何のアナウンスもなく20分以上待たされる。
幼かった頃の当方なら、高速貧乏ゆすりが止まらなくなっていたと思うが、この時は、
ご飯出来たよ~って言って呼ばれて下りてったら全然まだ出来てなかった時と同じだな
と妙にしっくり来てそのまま大人しく座って待ってしまった。
完全にインド慣れしとる。あかん。
2, 仕事の取捨選択のモノサシが変わってた時
どの日系企業でもそうだと思うが、インドにいると本社側から色んな依頼が舞い込んで来る。
中にはほぼ内容が通訳だったりするものもあって、なんだよこれクソめんどくせーわ、と思う事が多々ある。
血気盛んだった頃の当方は、ふざけんなお前が英語でメール書くのがめんどくせーだけだろぜってーやんねーからな!と言うのをオブラートとビブラートで包んだ物言いを使い、優雅におっとりと打ち返していたのだが、最近、
これ俺にメリットないから無視
と言う選択肢をナチュラルに選択してしまう様になって来てしまった。
インド人だけじゃないかもしれないけど、現地の連中はいくらこっちが指示をしても、『なぜこの仕事が必要なのか』みたいな背景説明だったり、ちゃんとした納期設定をしないと何も返って来ない事が良くある。
その環境に慣れてしまったので、納期設定がなかったり、良くわかんないひたすら不親切な内容の依頼なんか、無視なのだ。勝手にやってろ。
こんな状態じゃ日本に帰れないので、やっぱりインド延長希望を出そう。
3, 相手のアクションが速かった時
先日、シティバンクのデビットカードが、ATMに食われて出て来なくなる事件が起きた。
マダム(嫁さん)は自分名義の銀行口座を持っていないので、普段はマダムに当方のデビットカードを渡しており、マダムがATM相手に格闘する事になったのだ。
蹴っても悪態ついてもダメだった為、ATMの門番のオッサンに何とかしろ、と伝えるも、この世で下から何番目かに使えないオッサンだった様で、ノーゲイン。
仕方ないので、ATMにカードがブッ刺さった状態でそのまま窓口のあるシティバンクへ。
今からスタッフを派遣して、カードを取り出します!
なのかと思ってたら、
そのカードもう凍結させるから、すぐに新しいカード発行します!
になった。マジか。取るべきアクション違うだろ。
しかも、シティバンクからのメールには、
next 7daysの間にお届けします!
と言う通達。
ふざけんな、その間金おろせねーじゃねーかどうすんだ! といきり立つも、どうしようもないので待つ事に。と言うのが金曜の話。
next 7daysって1ヶ月くらいかかるパターンなんじゃないの、とか話しながら半ば諦めていたら、なんと月曜に来た。
窓口のお姉ちゃんの言ってた『すぐに再発行』は正しかったのだ。この素早いアクションに狂喜乱舞したのは言うまでもないのだが、こんな素早いアウトプットを目の当たりにすると、当方の心の涙腺は崩壊、一気に超嬉しくなってしまうのだ。
ハードル下がり過ぎ。
4, アポに遅れそうな時
冒頭の空港の話でも書いたが、インドでは不測の事態に備え、なるべく早めに行動する事が求められる。
にも関わらず、圧倒的な渋滞によってそのバッファが食い荒らされ、結果的に遅刻してしまうケースがしばしば発生する。
以前であれば、やべー遅刻する、今はクラクション鳴らしまくって良いし何ならサイレン鳴らしてでも急げ!とかドライバーに言ってたと思うが、最近では、
仕方ないよね遅れても。俺のせいじゃないし。
になってしまうのだ。
いよいよいかん。
5, マダムの体調が悪い時
インドで一番注意しなきゃいけない、嫁さん体調崩す事件。
日本のスーパー社畜サラリーマン根性が染み付いてた頃は、多少マダムの体調が悪くても会社に行ったりしていたものの、もはや
マダムの体調が悪い兆候が見えた瞬間、当日はおろか翌日休む事まで決定する
様になってしまった。
いかんいかん、まるで、10時になってから『ワイフが体調悪くて会社休みます』と言って来るインド人の様だ・・・
・・・・
・・・
・・
・
いやいや、こんなん普通に考えたら当たり前だから。
日本人よ、もっと家庭を大事にしろ!
お後がよろしいようで・・・・
〜今日の教訓〜
インドにいるとやっぱり人間大きくなる。
違うかー