ビスタラ航空と言うインドの航空会社をご存知だろうか。
TATAとシンガポール航空の合弁会社でもあるこのビスタラは、当ブログでも何回か取り上げた事があり、某著名調査機関・タマノミヤ総研によると、基本的には『非常に優れた航空会社』と言う評価だ。
メシが美味い、機体がキレイ、ディレイが少ない、と言うのが高評価のポイントであり、JALやANAのイケメソサービスに慣れた人からすると、
そんなクソ基本的な所コアコンピタンスにならねーだろ
と思われるかもしれないが、他のインドの航空会社がその辺の評価軸で軒並みウンコちゃんなので、普通にやってれば勝手に評価が上がる、と言う超イージーモードなのだ。
逆に言えば、インドにおいては、そう言った『普通の事を普通にする事』が如何に難しいか、推し量る事が出来るとも言える。
そんなビスタラ航空。参入当初は、JALとの提携を全面に押し出していたのだが、いつまで経ってもJALとのマイル提携とかが起きない。
予約時、マイレージナンバーを登録する際にも、そもそも選択肢がビスタラorシンガポール航空orシルクエアーしかなく、JALどこ行ったんだ、と言う感じだった。
JALは、2017年の9月にビスタラとの提携を発表していたけど、その後いつまで経ってもビスタラとのマイルの相互提携を開始しないし、南インド路線就航においても、後から来たANAにチェンナイ便をかっさらわれる等、ぬるいとしか言い様が無いくらいぬるさが際立っており、もはや忘れ去っていたと言っても過言ではない。
そんな中、以下ニュース。
- JALは、28日から一部のインド国内路線でビスタラとのコードシェアを開始する
- 今後、更なるコードシェア路線の拡大やマイレージ提携の実施に向けた検討を進める
- 『一部の路線』の対象は、デリー・ムンバイ・プネ・アーメダバード・バンガロール・ハイデラバード・チェンナイ・コルカタを結ぶ路線
ほほぉ。
クソタイムリーな事に、28日にアーメダバード⇒デリー便に乗る予定なので、早速マイレージ登録の変更をしてみよう、といきり立ってウェブサイトを訪れてみた。
こちらが予約内容。モディファイ、の所から変更を行う。
この赤枠の部分にJALがいるはずなのだが・・
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JALないやんけ!!!!
温厚な当方、こんな事では全く怒らないが、実に不愉快である。
28日、アーメダバードの空港で、JALのマイルが登録出来るか一応聞いてみて、出来る様であれば小躍りして上機嫌になる事にする。
ただ、一応フォローしておくと、冒頭に書いた様に、サービス面はなかなか良いので、是非皆さん一度お試しあれ!なのである。さすがシンガポール航空が出資してるだけあるよね。
過去のビスタラ関係のエントリはこちらから!
〜今日の教訓〜
JALが俺の株券を紙屑にしてくれた事は一生忘れない。
まぁ、被害額は20万円もいかなかったからまだ良かったけど。