先日、チェンナイ最高峰ホテルの呼び声高い、ITC Grand Cholaに泊まってみたので、そのお話を書いてみる。
クソ長いだけで、大して面白みはないので、先に結論だけ書いておくと、ファシリティは最強なので是非泊まってみて貰いたい、になる。
ITC Grand Cholaってなんだっけ?
まず、基本情報から。
ITCってのは、インドのコングロ企業で、元々は国営のタバコ会社。
ITC=Imperial Tobacco Company of India Limited。そのままやんけ。
で、今は民営化されていて、色んな事業に手を出しており、ホテル事業はその内の一つ、と言う事らしい。
なんでGrand Cholaって名前にしたのかについては良くわからないけど、10世紀くらいに、南インドを支配していたチョーラ朝が関係してるんではなかろうか。
当方の知識ではここまでしか覚えてないので、Wikiさんに頼ってみた所、
チョーラ朝は846頃〜1279年に南インドを支配したタミル系のヒンドゥー王朝
首都はタンジャーヴールとガンガイコンダチョーラプラム
これらの都市は、チェンナイより300km以上南にあるっぽい
ラージャラージャ1世の時に最盛期を迎える
ってトコまではわかった。
ラージャラージャ1世、とか世界史で習った様な習ってない様な・・・全然覚えてない。
と、かなり話がそれたが、ITCの魅力を色々と紹介していきたいと思う。
部屋は当然ながらキレイ
入り口から順を追って写真でご紹介。
部屋に入るとこんな光景。右手側に風呂場と洗面所、奥にベッドルーム。
バスタブはまさかの部屋と直結さん。つまり、バスタブの中で暴れ過ぎて水がばしゃーん!となると、部屋がビーシャビーシャになるのだ。
洗面所も十分なスペース。
さっきの写真のリバースアングル。一応、扉が閉められる様になっているので、バスタブは隠す事は可能。
左側のソファーは動かせるので、我が家はこれをベッドの横に置いて、2歳児滑落事件を防いでいた。
スパがかなりイケている
1st floorに、こんな孔雀さんがいて、この横にスパの入り口がある。
脱衣所もキレイ。
こう言うセッティングとか出来るんだから、もっと普段の生活にも落とし込めば良いのに。。
冷たいおしぼりまであって、日本を思い出してしまうのだ。
ジャグジーが極楽
奥に進むと、ジャグジー・スチームバス・サウナが待ち構えている。
3人くらい入ったらちょっと狭いな、と感じると思うが、当方が3回行った中では、1回も他人は来なかったので気にしない様にしよう。ちなみに恐らく湯温は45℃くらいだと思う。結構熱い。
この空間は何をする所なのか、結局最後までわからなかった。寝るの?
サウナはぬるい
上述した通り、サウナもある。
が、残念な事に、イマイチ、と言うか全く暑くない。60℃は超えて欲しい所。
50℃とか、4月5月くらいのチェンナイだったら、何もしなくても外で味わえるわい。
シャンプー類も普通にまとも
ゴルフ場とかでありがちな、シャワーについてるシャンプー使うと髪がギシギシになる、みたいな事はなく、しっかりとしたシャンプーを置いてくれている。
一応、ここのスパのプライベートブランド製品の様だ。
マダム(嫁さん)は、アーユルヴェーダをして貰ってたが、
なかなか良かった。でもスリランカ比較では劣る。
とのFBで、逆にスリランカのがどんだけ良かったの?って事で興味がわいてしまうのだ。
Pan Asianがまいうー
スパのお次はごはん。
ITCのHPによると、レストランは11個あるらしい。
良く良く見ると、これはレストランじゃないだろ、みたいなのがあるが、1stフロアにあるイタリアン『ottimo』と、アジアン系の『pan asian』、後はGFにあるインド料理バッフェ『madras pavilion』、カフェ『mercara express』にしか行った事がない。
ottimoはかなり美味いので、今回も行こうと思っていたが、家族の猛反対に遭い、二日連続でpan asianになってしまった。
※インド料理バッフェについては、かなり前にアップしたのがあるので、こちらをご参照。
グルメブログかいっ ってくらい写真を載せまくるがご容赦頂きたい。
海鮮焼売?みたいなの
ちょっとピリ辛。うちの子は美味い美味いと言っていたが、大人的にはイマイチ。
麻婆豆腐
基本的に美味いんだけど、当然、多少辛みがあるので、less spicyね、と念を押した所、lessどころかzeroになってしまったらしく、ただのあんかけ豆腐になった。
でもまぁ美味い。
アスパラの何か
根性のないアスパラを出して来やがって!と、タマノミヤ牧場の牧場長がキレそうなショボいアスパラだった。
タマさん牧場のアスパラの方が数百倍美味いししっかりしとるわい。
不味くはないが、別に美味くもないかな、って感じで、マダムはほぼ食べず。
野菜天ぷら
抹茶塩を付けて来てる辺り、かなりポイント高い。
シャキシャキ感と言うかぱりぱり感と言うか、、ちょっと湿った天ぷらだったのが残念。
つくね
これはマジで美味い!
味付けと言い、肉の固さと言い、かなり完璧に近いものがある。
どんぶりご飯の上にこれをタレと一緒に乗せて、温泉卵を乗っければ、つくね丼として絶対に売れる!
次回行った時、シェフを指導したろ。
日本酒は死ぬ程高い
我が家は酒を飲まないので全然ダメージないんだけど、ふと見たら、日本酒が一本Rs.40,000で売られてた。キャバクラかっ!!
でもさ、これだよね?
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日本だと1万円、インドだと7万円。こわ。
他にも、英勲と言う日本酒もある。でも、5万るぴーて。
飲む事はないから良いんだけど、、って誰か飲むヤツいるんかな?
ルームダイニングもなかなか
前回のオマーン旅行で、ルームダイニングの便利さを思い知ったので、今回もちょっと一発やってみた。
不味く作る方が難しいペペロンチーノと、ハムとかが入ったサンドイッチ。
当たり前なんだけど、普通に美味い。
ホ:何分後に取りに来れば良いですか?
僕:30分後でお願いね。
と言うやり取りの後、2時間経っても全く来ない安定っぷり。
でももう何も気にならないのだ。
チョコレート屋さんも美味い
ホテル棟を入って、左手にあるチョコレートショップ。
普通にチョコレートも売っているのだが、ココア的なチョコレートドリンクを飲んでみた。
ものすごい濃厚な感じ。
味はさすがに美味いので是非トライしてもらいたい所。
ついでに、チョコレートの写真も載せておくが、チョコも普通に美味い。
買いそうなオーラを出しておけば、試食させてくれるので、如何に店員の気を引くかがポイント。
あと、関係ないけど、サムスンの湾曲型テレビ?って言うの?曲面ディスプレイのテレビが置かれてた。
あんまりメリット感じない気はするが、物珍しさから来る高級感は醸し出してたかな、とは思う。
って事で、写真だらけのかなり手抜きエントリだったが、宿泊費は当然ながら高い。。
恐らく、一泊Rs.10,000くらい。
今回、知り合いのツテで特別レートで泊まらせてもらったので、Rs.7,000〜8,000 + Taxで済んだけど、しょっちゅう泊まれる様な金額設定ではないので、ここぞと言う時に是非使用してみて貰えれば、と思うのだ。
〜今日の教訓〜
プールは入ったけど、寒くて1時間弱で逃げ出した。
プールは真夏に入るべきやね。