インドにおける賃貸物件では、家具付きの家と、家具なしの家が両方選べる。
家具付きの方が当然家賃は高いが、初期投資がかさまなくて楽、但し、長い事インドに住み続けるなら、家具を最初にドカンと買っておいて、安い家賃を払い続ける方がお得、って考え方もある。
当方、恐らく3年〜4年のスパンだろう、と思われる事と、インド人オーナーが据え付けてる家具のセンスにイマイチ共感出来なかった事もあり、家具は基本的に全て自分で買っている。
厳密には自分ではなく、会社が買っている形になるんだけど。
我が家の家具は全部が全部新品ではない
遡る事1年半前、赴任当時の当方は、元来家具屋に行くとテンションが上がる癖を持っている事もあり、調子に乗って家具を選び狂っていた。
トータルこんな感じになるよん☆と、ペローンと総務担当に購入指示を与えた所、社長殿から、『もう少し費用抑えられない?』とやんわりと的確なご指摘を頂いたので、前任者の家から使えそうなモノを引っ張り出して来て、幾許かのコストダウンに成功した。
その『使えそうなモノ』の代表例がダイニングテーブルセットなのだが、これがもうボロボロになって来たので、遂に買い換えを決意したよん、ってのが今日のお話。
まず、これが前任者の家の様子。
今見ると、洒落てんな、と思う。
この中から、奥側にあるダイニングテーブルセットと、真ん中にある棚を持って来たのだ。
流用したダイニングセットが瀕死状態
棚は依然として大活躍なのだが、ダイニングテーブルセットがもう瀕死。
テーブルは足がずれてるし、下の方は板が剥がれて来てテープで補強してるし、
椅子はレザーもどきが剥がれて来てて、これまたテープで補強してるし、
そのテープも剥がれて来て、ヅラがずれた悲しいハゲみたいになってるし、
表面を良く見ると超ケバ立ってるし、
こんな状態だから、座ったら足が汚れるし、
もっと言えば、構造上、子供が足を挟む事案が発生する形になってるし、
ってな感じで、お前なんか買い換えてやる!!と半年以上思い続けながら、騙し騙し生活して来たのだが、もう我慢の限界を迎えたのだ。
買うならバーゲン中が良いよね!
ってのと、今はディワリシーズンであり、インド人的には、ディワリシーズンに買い物をするのは縁起が良い!って事で、どの店も大セールを展開してるから、今がチャーンス!と言うのもあった。
で、選んだのがこちら。
随分と趣向の違うモノをチョイスしたのである。
注目すべきはその値下がりっぷり。
9月に見に行った時はこんな感じ。
ディスカウントのディの字もなかった。
それが、先週末にはこんな事に。じゃん。
うぉー。
軒並み気合いの40%オフなのだ。
どう言う原価構成なの?とつい考えてしまう。
当方の感覚では、来週になれば恐らく50%オフになってるだろう、とも思うが、そこまで待てないので、総務担当に、『ネゴはそっちでやっとけ。でもディワリ前には必ず届けろ』と鋭く指示を出し、後は返事待ち状態なのである。
座る度にいちいち掃除をしなければならないこのクソ面倒な状況から、早く脱出出来ないかなぁ、と遠い目をしながら待つことにする。
新しいダイニングテーブルセットが来たら、みんな遊びに来てね☆
〜今日の教訓〜
毎日フォローしないと、ほぼ永遠にデリバリーされない。
会社のクレジットカード作るのに4ヶ月以上かかったからね。