前回予告した通り、アメリカでの新生児グッズをオヤジ目線で色々挙げてみたいと思う。
有言実行は、ビジネスマンが信頼を損なわない為にも確実に必要な要素なのだ。
なお、図らずも有言不実行となってしまった場合は、
環境が変わった
という実に便利な言い訳によって剛直にエスケープする事も可能だが、実に男らしくないので好きではない。
オムツ
正直、何でも良いんだと思う。Costcoで買うのが安くて良い気はするのだが、我が中西部においては殆どがテープタイプであり、下からずぼっと履かせるパンツタイプはなかなか見た事がない。
なので、我が家はこれ一択。Amazonで狂った様に購入し続けている。
これ以外にパンツタイプを発見した事がないので、ご存知の方は是非教えて頂きたい。
おしりふき
完全にこれ一択。これは何にでも使える(それこそ口の周り拭いたりとか)ので、Costcoで安くなったタイミングで鬼買いしてストックする様にしている。
パンパースのおむつとバンドル販売されてるパンパースのおしりふきを使った事があるが、ややねっちょりする感もあった上に匂いが微妙過ぎて子供も嫌がったので、あっさり終了。光の速さでCostcoに逆戻りなのである。
お風呂グッズ
こんなモノまで日本のAmazonで売ってるんか、とビックリしたが、こちらのAveenoのボディソ&シャンプーを新生児にも3歳児にも使用している。
日本で買うと18オンスのが¥2,450らしいが、こっちだと3本で$25.64、1本$8.55とするとだいたい倍の値段ですな。。
肌が弱い新生児も、これで洗えば大丈夫だった(N=1)ので、恐らく悪くないプロダクトなんだろうと思っている。
ちなみにビックリしたのが、米人の中には子供をキッチンのシンクで洗う人もいるらしい事。マジかよ。
商品の紹介でこんな写真を使っているので、結構ポピュラーなんだろう。
確かに、風呂場に行って腰曲げて洗うより、楽な姿勢で洗えるこっちの方がリーズナブルではあるんだろうけど・・・なんかここでうんこされるリスクを考えたら嫌だな。
なお、我が家の三女殿は、6月に日本に一時帰国した際、久しぶりの湯船にご満悦だったのか、湯船に浸かりながらのスタンディングうんこをカマして来た。彼女は今までその手の粗相がほぼなかったので結構なビッグサプライズだったのだが、湯船を漂うビッグベンを全裸で片付ける40歳中年男性の姿は悲哀に満ち溢れていたものと思われる。
ミルク
我が家は、2年ほど前にリコール問題を起こしたAbbott社のSimilacをひたすら使用している。
このリコール関連で全米でミルク不足となった事もあり、日本でもちょびっと報道されていた記憶があるのでご存知の方も多いとは思う。クロノバクター・サカザキイ属菌とかいう足の速そうな菌が粉ミルクに混入しており、赤ちゃんが2人亡くなってしまったのだが、この菌はそもそも熱湯でほぼ死滅する(らしい)ので、日本と同じ様に熱湯でミルクを作っていれば問題ナッシングなのだ。
そもそも、対抗馬となるEnfamilのミルクだって過去に似た様な死亡事故を起こしているらしいし、調べてみたらこの菌は日本で販売されている粉ミルクからも一部で検出されたらしいので、
ここのものを買えば絶対安全!
なんて事はないんだろうと理解している。
ちょっと話がズレータした。
懐かしい。
話をミルクに戻すと、我が家が買っているのは粉タイプのこれと、
既に出来てるボトルタイプのこれ。
粉タイプの方は、AmazonよりもCostcoの方が圧倒的に安いと思われるので、そちらで大人買い。
ボトルタイプは、別売りの乳首を装着する或いは手持ちの哺乳瓶に移し替えればそのまま飲めるのでスーパー便利で、新生児用の30mlくらいのものも売られているが、安くはないのが難点。
近所のKrogerというスーパーでは、以前は6本セットが$18弱だったのに、今は$23弱、と言った感じでに3割くらいの値上げが起きており非常に難儀していたのだが、先日Amazonで24本入りで$27.24というバグった価格設定のものを発見してしまい、今までKrogerに払っていたのは何だったんだ・・と落胆したのは言うまでもない。当然、大人買いしてこの先1年分くらいのストックを確保しておいた。
ちなみに哺乳瓶についても、アメリカでは色んな種類が売られているので心配無用と思われる。
我が家はPhillipsのこのシリーズを使用していた。
恐らく好みがあると思うし(洗いやすさとかも含め)、ウォールマートとかで1本単位で買えばそんなに高価なモノでもないので、いくつか試してみれば良いのでは、と思われる。
おやつ
子供用おやつが死ぬほど豊富にある日本ではこんなの買う必要ないと思うので、何故Amazonにあるのか分からないが(日本駐在してる米人用?)、ガーバーのパフを超ハイペースで購入している。
どうやら日本では売られてないっぽいが、我が娘ズは何故かスイートポテト味しか食べない。そして米人もその傾向があるのか、スーパーでもスイートポテト味だけが売り切れてるケースが結構ある。なので、スーパーで発見したら鬼の形相で在庫を買い占めている。
あとはこんな感じのクッキーだろうか。これもガーバーのもの。
そもそも、我々が住んでいるのはデブ量産国のアメリカなので日本以上にお菓子の種類があると思うのだが、どれが小さい子に良いお菓子なのか判断がつかない事が多く、上記のパフ以外ではたまに行く日本食材屋さんで買う子供用かっぱえびせんとかたまごボーロを与えている。
ベビーカー
何回か書いている通り、当方が住んでいるのはクソ田舎。アメリカと言えば、西海岸だったりニューヨークだったりの大都会を思い浮かべる方が多いかもしれないが、我が家の窓から前の道路を見ていると、人とか車よりもリス・ウサギ・鹿の方が多く通るレベルなので、日本みたいにコンパクトなベビーカーで・・とか考える必要は全くない。
という事で、我が家が愛用しているのはこちら。
くっっっっっっっっそたけぇ。
当然だがこんな値段は払っておらず、 セールになってた時に$550くらいで買っている。今はブラックフライデーで$500を切っているので、地団駄を踏んで悔しがっているのは論を俟たない。
このワンダーフォールド、最初に届いた時に家の中で広げてみたらクソでかくて大丈夫か?と思ったけど、
そもそもが無駄なスペースだらけのアメリカの田舎で使う分にはマジ便利。ホテルに泊まってもこんな感じでベッドとしても使えるのでオヌヌメなのだ。
但し、伝い歩きをするくらいの月齢になったら、シートを取り外しておかないとシートに登って立って落下、という事態が容易に想像出来てしまうので、寝させる時or目を離す時はシートを外しておくべきだろう。
このワゴンに三女と四女を載せて闊歩していると、結構な頻度で米人から
そのワゴン最高じゃない。どこで買ったの?
とか聞かれるので、米人目線でもイケてるプロダクトなんだと理解している。
なお、トヨタのシエナであればトランクにギリギリ載るのだが、他の車でどうなのかは不明。畳んだとしてもかなりのスペースを取るので、そこは要注意なのだ。
と言った塩梅で、40歳のオッサン目線での赤ちゃんグッズ@アメリカについてちょっと書いてみた。
こちらに来て散々痛感しているのだが、アメリカに住んでいる日本人は死ぬほどいるので、この手の情報だってもっと詳しくしっかり書いている人が死ぬほどいる。つまり、
これ書いても誰も読まなくね?
とも思ったりするのだが、まぁそれはそれこれはこれ、って事でご容赦頂ければと思う。
〜今日の教訓〜
使い終わったベビー用品、日本に帰る時に米人に売却したい。
ドネーションするという選択肢もあるでよ。