一つ上のオトコになる事を考える件

渡米してからいつの間にか2年以上が経ち、年齢もまさかの40代になってしまった。

自分は何か成長しているのだろうか・・と考えると、数値的に分かりやすく伸びているのは体脂肪率くらいだろう。

大学入学時、つまり今から22年前の当方は、169cm 70kgという実に貧弱な肉体を有していた。

その後、フロリダでの肉体改造留学や、プロテインという名の薬物摂取を経て、最終的には172cm 79kg、ついでに言えば体脂肪率10.5%というそれなりの数値で大学を卒業するに至った。

大学生にもなって身長が伸びたのはビックリだが、こうやって見ると体重は殆ど増えていなかったんだな・・と実感する。

当時は、

いくら食べても80kg超えないんだよな・・・

とか思っていたのだが。

ラグビー日本代表がジャイアントキリングを繰り返す中で、彼らの猛練習の内容がメディアを介して伝わって来るのは皆様もご存知かと思われる。

それを聞くと、如何に自分がハードワークという言葉の意味をはき違えていたか、恥ずかしくなるのだが、大学生の時はハードワークしてたつもりになっていただけで、それは体重がこれくらいしか増えていない事が如実に物語っていると思う。

何れにしろ、それなりにウェイトトレーニングをやって、それなりの量の食事を摂っていたのに、大学の時は80kgの壁を越えられなかった、という事だ。

それが。

今や。

なんと。

いくら頑張っても80kgを下回れないカラダになってしまった。

所詮、この『いくら頑張っても』の背景にある努力が足りていないだけである事は、先ほどのロジックからも明白なのだが、一旦それは置いておく。

逆に言うと、そこまで大した努力はしていない一方で、暴飲暴食は全くしてないし、何なら酒自体月に1回飲むか飲まないかだし、幼児を抱えている為外食も殆どしないのだが、何故か体重が落ちない。

これはあかん、という事で、最近の当方が始めた事がこちら。

  1. ゴリゴリローカルのラグビークラブに入部
  2. YMCAに$900超を支払って入会

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体重が減らないのは、摂取カロリーより消費カロリーが少ないからなので、シンプルに消費カロリーを増やそう、と思い、ラグビーを再開する事にした。

とは言え、首に爆弾を抱える身なので、日々のタッチフットくらいで・・・と思っていたのだが・・・

試合に出る事になってしまった。しかも人生初のスクラムハーフ。

タックルなんかしたくないのにせざるを得ない局面が出て来てしまい、結果的にクソ下手くそな飛び込みタックルをしている当方。当方がミスタックルをしたらピンチになると言うのに、背後に写っている米人のチームメイト、全員が歩いているのがミソだ。

写真からも分かる通り&上述した通り、ゴリゴリのローカルクラブであるが故に、当然クラブには米人しかいない。

そして、いつも当方が仕事で付き合ってる様な、ジャパングリッシュに慣れた米人は一人もいない。

要するに、英語が全く通じない。向こうの英語も何言ってるかわかんないし、こっちの英語も理解されない。

俺がお前らに歩み寄って英語しゃべってやってんだから、なんで想像力働かせながらリスニングしねーんだこのバカ!とマジで思うんだけど、

You should get used to my Japanglish!

とか言ったら、

OK I’ll tell you many slangs, haha!

とか返って来たので、やっぱり根本的に通じていない気がする。

というのが1つめ。

2つめ、YMCA。

そもそも、入会するまでYMCAの略がYoung Men’s Christian Associationである事を知らなかった。殆どの日本人にとっては、YMCA=西城秀樹でしかないよね。

クソ田舎の我が街にあるくらいだから、どこにでもあると思っていたら、意外とない街もあるらしく、それはそれでビックリなのだが、

ジム・プール使い放題、テニスコートやらバスケ練習場も使い放題、サマーキャンプ等アクティビティも会員価格適用で$858/年

というなかなかの条件をオファーしている。

YMCAは、会員の種別が豊富で、個人会員以外にもファミリー会員とか片親会員みたいなのも用意されている。↓

これを見て頂ければ分かる通り、家族が多ければ多いほどファミリー会員になればハイパーお得、という事になる。我が家は6人家族、下2人は稼働してないので、実質4人ではあるが、長女と次女をユース扱いにしたところで余裕でお釣りが来る。

という事で意気揚々と入会したのだが、ジムに行ってみるとこんな感じでかなりキレイな設備であり、さすがアメリカ!って感じである。

問題は、フリーウェイトコーナーが常にゴリゴリのマッチョメンによって占拠されており、隅っこで細々とマシントレーニングをせざるを得ない点。まぁ、マシントレーニングで全然良いんだけどね。

ちなみに先週、マッチョウーメンもいて、これにはかなりビビった。確実にフィジカルで負ける。


てなワケで、夏に向けて80kgは切りたい、と思っているのだが、年初の時点

6月には78kgレベルで安定化させる

とかほざいているので、如何に当方が有言不実行の人間か分かるというものだ。

ガンバリマス。

〜今日の教訓〜

本日の体重、81.8kg。

全裸で計測しております。

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