何度か書いている様に、トヨタのディーラーに日参している。日産ではなく、トヨタ、である。
買いたい車はシエナ。家族用及び旅行用にしようと考えている車だ。
エクステリアはアイキャッチにもあるが、こんな感じ。
俗に言うファミリーカーであり、日本で言えばエスティマ辺りが似た感じだと思う。
どうやらアメリカでは、シエナ=サッカー少年を乗せるママが乗る車=男が乗ってたらダサいofダサい車らしく、単身赴任中の当方がこれを買って単品で乗り回していたら、
あいつトチ狂ったんじゃないのか
と思われる可能性は否定出来ない。が、別に気にせず、どっちにしろ必要になるんだから買ってしまおうと思っている。
今日はそのシエナ購入の途中経過について。
色は赤か白が良いらしい
日本にいる家族と相談しながら、当初は
色は青が良いね
と言う意見が出た。
今まで買った車(ハリアー→プラド→プリウスα→エスクァイア)が全て黒だった為、ここらで黒じゃない車に乗りたいぞ、と言う事らしい。
確かになかなか鮮やかな色である。
その意向を受け、力強くディーラーに乗り込み、
青のシエナってある?
と聞くと、ちょうど1台あるよ、グレードは一番下のだけど、との事で、見てみた。
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なにこれ。全然色違うじゃん!
青っつーか、群青と言うかネイビーと言うか、少なくともトヨタのwebに載ってた様な色では絶対にない、と断言出来る。
iPhoneの写真をかなり編集したらこんな色にはなったけど・・・・
詐欺だよね。
と言う事で、色は
- 白か赤で
- 黒とシルバーはいやだ
と言う決定がなされた。(当方ではなく家族から)
赤のシエナ・XSE以上で夜露死苦
この夜露死苦を打つのに、よる→つゆ→しぬ→くるしい と一語ずつ変換してて、俺何やってんだろ、とは思ったが、乗りかかった船なので已む無し。こう言う事は往々にして起きる。
先ほど色は決めたので、次はグレード。
まず、機能面で言うと、クルーズコントロールについてる自動追尾機能(前の車との距離を保ってくれるヤツ)はハイパー便利なのでマスト。Full-Speed Range Dynamic Radar Cruise Controlとか言うシステムのVehicle-to-vehicle distance controlと言う機能らしいが、これは全グレード標準装備なので一安心。
次に大事なのが後部座席のモニター。これね。
これはEntertainment Packageと言うオプションの追加によって装着されるらしく、XLE以上のグレードじゃないといけない。なので、一番安いLEは却下。
なお、このモニターにはHDMIインプットがある上に、シエナは今回のフルモデルチェンジでハイブリッド一択になった事で電源コンセントまで付いている(確かこれもオプション)ので、
旅行中に車内にスイッチを持ち込んで後部座席でゲーム
と言うなかなか楽しい事が実現出来そうだ。恐らく運転は当方がさせられるので、当方は音だけを楽しむ事になるだろう。クソか。
そしてもういっちょ欲しいのが革のシート。
と言っても本革である必要はなくて合成皮革で全然良いんだけど、とにかくファブリックだけは避けたい。
理由は、
子供が1万%飲み物とかをこぼすから
である。
ファブリックだとこぼした瞬間に拭いたとしても、間違いなくシミとかになってしまう。合成皮革であれば、瞬時の対応でだいたいのダメージは回避出来る、と言うのが過去の経験からの学びだ。
色々調べていると、
本革:PlatinumとLimitedの上位2グレード
合成皮革:真ん中のグレードのXSE
ファブリック:XLEとLEの下位2グレード
と言う事らしく、自動的にXSE以上が確定した。先ほど脱落したLEに加え、XLEもここで脱落。
ここまでの整理は、
- 色は白か赤で
- グレードはXSE以上
- Entertainment Packegeマスト
である。
いざ価格交渉
前置きが大変長くなったが、ここからが本番。
まず、上記のチョイスは、近所のトヨタディーラーには在庫がない事がわかった。
トヨタのwebサイト上では、Findlay近辺にこのチョイスの車がある事になっているのだが、それがどこにあるのか、全くわからない。
ディーラーとしても、それを教えると当方がそっちに行ってしまうので教えない、って事なのかもしれないので、気合でGoogle Mapに載ってるトヨタディーラーを片っ端から調べたが、20件くらい調べた所で心が折れた。
仕方ないので、近所のディーラーに、どこにあるのかわからんけどそこから持って来てよ、と頼むと、
$100の手付金でスワッピングを検討するぜ
との事。意外と安いじゃん、って事でそれに対しては即答で了解。
肝心のお値段だが・・・・
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登録料だの何だののコミコミで$50,789.29。当方がオールキャッシュで買うぞ!と言ったら、どうやら$1,500のキャッシュバックキャンペーンがあるらしく、$49,289.29まで下がった。と言っても現段階ではこのディーラーは1ドルも値引きはしていない。
俺の予算は$45,000なんだ、と超無理難題な注文(最早言い掛かりレベル)を伝えると店の奥の方へ消えて行き、
ボスと話した結果$48,755,54になった
と伝えられた。
と、これだけのやり取りに2日間を要した。(初日はグレード確認とか現物確認とかだけして価格の話はしなかったので)
そうかそうか、と言う事で一旦帰宅。翌日再度ディーラーに赴き、
$48,000までしか出せないんだよ!
と言うと再度ボスと相談をしに行き、$48,500でどうだ、と返して来る。極めて小賢しい。
I like a nice round numberだから$48,000にしてよと良くわからん事を言ってみた所、伝わったのか伝わんなかったのかわからないが、苦笑いされてスルーされた。ジーザス。
こんな感じの良くわからない事を言いながら粘っていたら、5月になると月が変わるから、ひょっとしたらもうちょい値引き出来るかも、と言って来たので、この日(4/30)の段階では一旦帰り、翌日(5/1)に再来店。すると、
今日はボスが来てなくて、来週の月曜に方針が発表されるから来週また来てよ
とぬかして来やがる。貴様、猪口才な!
仕方ないので今は待機中。これ以上はどうにもならない。我慢比べである。
まぁ、そもそもシエナってモデルチェンジしたばっかりだし、今は例の半導体影響で各社生産が止まりまくってて需給バランスがやや崩れている局面にあるから値引きなんかしてくれるワケないんだけどね。それはわかっているが、何か悔しい、と言う実に感情的な理由でまだ購入に至っていない。
皆様、シエナが$48,000で買える様にオラに力を・・・・
ちなみに、前任者の家族もシエナに乗っており、格安でそのシエナを買う事も出来たが、
- クルーズコントロールの機能がMAXじゃない(vehicle-to-vehicle~がついてない)
- シートが革じゃなくてファブリック
- 後部座席のモニターがついてない
と言う理由で買わなかった。残念。
〜今日の教訓〜
普段運転するのはペーパードライバーのマダム(嫁さん)。
ボコボコにしないでね・・・