米人の真似っこで庭のDIYに取り組んでみた件

最近、出羽守 という言葉を知った。

八幡太郎ではない。アメリカでは〜 欧米では〜 という枕詞を使って欧米自慢をする人の事を指すらしい。他人を揶揄する表現に対し、なかなか洒落た隠語だな、とリアルに思ってしまった当方は少しズレているのだろうか。

という事で、早速出羽守的発言をすると、

アメリカではみんなDIYが得意

だと思っている。

実際自分で書いてみて、対象の大きさに驚きを隠せないが、まぁ傾向としては間違いなくDIYが得意・或いはDIYにトライする人の割合は日本のそれを圧倒的に上回っていると思う。

恐らくだけど、背景としては、

  1. 配管やら何やらがホームセンターに超豊富に揃っている
  2. しかもそれなりに安い
  3. 一方で、業者を呼んだら何事もクソ高い
  4. ついでに言うと業者の施工も信用ならない

こういったものがあるのではないか。

4点目に関しては、当方は食らった事はない。過去、シンクの詰まりの修理&配管交換と、ガレージドアの修理、セントラルヒーティングの金具交換に来てもらった事があるが、どれもちゃんとやってくれていた。あくまでも『らしい』なんだけど、クソみたいなクオリティで工事された人もいるのは事実。

で。

せっかくDIYが主流でDIYする為の材料も簡単に買えるアメリカにいるんだから、って事で、裏庭をちょっと改造してみたので、そのおはなし。相変わらず前置きが長いが已む無し。

スポンサーリンク

元々裏庭はひたすら草だった

ちょうど1年くらい前に購入した我が家。

購入当時、裏庭は草しかなかった。

芝生、と書きたい所だが、前の住人がマジでケアをしてなかったっぽく、入居時にはボーボーに伸びて密林状態、リアルにふくらはぎ下くらいまで生い茂っており、刈りまくった結果、まだらハゲ状態になってしまっていた。

その後、種撒いたり色々やって、何とか芝生がたくさん生えてる状態まで持って来た、という状態。

木の根っこがある部分はどうにもならん

↑の写真で言うと真ん中やや下側のハゲている部分。

ここはどうやら昔木が生えていた様で、芝生の種を蒔いてもどうにもならなかった。なので、

全部掘り返して花壇にするか!

みたいな安直な考えで耕してマルチ(木片みたいなヤツ)を敷き詰めたのがこの状態。

よく考えたら、芝生が生えないんだから花も育たなくね?という所に作業後に気付き、半年以上この謎の状況で放置されていたのが先月までの状況。

移籍対象はファイヤーピット選手

何がしたいのか良くわからない裏庭をそのまま放置するのはよろしくない、って事で、やや遠めのエリアに置かれていた彼を移設しよう、と企画してみた。

この人。

焚き火的な事が出来るファイヤーピットくんなのだが、彼を購入した時、置き場所に迷った結果、テキトーにここに置いただけで、この置き場所には何の意味もない。

地味に出入り口からも遠いので、置き場所選びに失敗した感は拭えない。

なお、ファイヤーピットくんを稼働させるとこんな感じになり、QOLが爆上がりするのでオヌヌメだ。

スポンサーリンク

一念発起してまた掘り返してみる

とは言え、一枚目の写真の謎のスペースの上にそのまま置くのはセンスなさすぎるので、backyard project みたいなワードでググってみてお勉強。

こちら↓の右下のイメージで、円状にpatio stoneとかpaver stoneとか言うらしい石を置いていこう!と鋭く決意した。

まず早速円状のスペースを作成する作業。既に敷き詰めてあったマルチを除去し、右上に写るカート的なものに移住。

水性スプレーみたいなのを買って来て、人間コンパスで円を描き、それに沿って耕していく。

これ、地味に心の折れる作業で、AirPodを耳に装着し、Twiceを聴きながら心に麻酔を打って掘り返していたのだが、ピンポイントで赤いスプレーの吹き溜まりみたいな所にAirPodがダイブインし、更に心が折れた。一生懸命拭いたけど、恥じらいを持った淡いピンク色に着色されてしまった。ガッデム。

話がそれたが、次はレベリング。フラットにしないと上に物が置けないので、前の住人が残していった妙チクリンなツールでえいえいと地面をシバき続ける。謎ツールが地味に重い為、これも心を折られる作業に早変わりした上に、前述の通り木の根っこがあったりするので思った様にフラットにならず、この程度↓で妥協。この上に、フラットにする為の砂をまいて抵抗してみる事に。

この過程で、掘り起こされた地面から湧き出たミミズやら何かの幼虫やらを相当数殺戮してしまったが、彼らからしたら迷惑でしかないだろう。申し訳ない。

スポンサーリンク

遂にファイヤーピット選手を移籍させてみる

地面の乾燥含め、ここまでで2日かけたので、次は石を敷き詰める作業。

先ほどの画像の通り、狙いはこんなイメージ。だったのだが・・・・

これをやろうとすると、最低百ドル単位の金額がかかる事が判明。且つ、石と石の間にpaver sandみたいな名前のものも敷き詰めておかないとそこから雑草が生えて来たりするらしく、当方がやった作業程度のフラットさでは崩壊するのが容易に想像出来たので、あっさり断念。

paver stoneを敷くのは円周上だけにして、中は防草シート&マルチの組み合わせで妥協する事にした。

結果がこちら。どん!

どう見ても真円になってないし、実際に石の上に乗ってみると超グラグラするので、あれだけド突いたにも関わらず、地面自体も全くフラットになっていなかったんだろう。已む無し。

ついでにぴったりハマる板も買って来て、ここでご飯食べたり出来る様にもしてみた。アングルを変えても真円ではないが、そこは許してもらいたい。

先週、こんな感じでおそとごはんをしてみたが、充実感が尋常じゃない。


という事で、裏庭をちょいと改造したおはなしだった。

総工費、って意味では石とスプレーと防草シートとシートを打ち付けるペグみたいなヤツだけなので、$50くらい。石は単価が$1.4くらいで31個購入したので、それだけで$44程。それ以外のものも大した価格じゃないので、トータルでも$50くらいだったよ、という計算だ。

恐らく、業者に頼めばもっと良いのを作ってくれたはずだが、その代償として最低でも$200は取られただろう、と考えるとこれで良かったのかな、と思う。自分自身の工賃を考えたら、プロにお願いした方が良いんだろうけど・・・

次回はフロント側の庭もいじってみたいところ!!

〜今日の教訓〜

芝生の面積を減らしたい。マジで。

芝刈りホント大変。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする