どうも、自称ラグビージャーナリストの珠宮殿下ことたまちゃんです。
当方の狭いコミュニティでは、当方のあまりにマニアックなラグビー好きを見て、『ラグビージャーナリスト』と言う呼ばれ方をする事が多々ございますので、もはや自称ではなく、通称で良いのではないかと考えております。
本日は、出だしからですます調を採用してしまい、修正が利かなかった為、このままの口調で参ります。
さて、いよいよキックオフが一時間程後に迫りました。
昨年のワールドカップで唯一敗戦した相手。日程に難があり、そこで負けた。本当は勝てた。
こんな論調が世間では一般的ですが、当方の考え方は少し違います。
直線的(半端じゃないけど)な南アフリカと違い、柔らかさがあるスコットランドは、ジャパンにとっては守りにくい相手であります。
スーパー15でも、同じく直線的なジャガーズ(アルゼンチン)や、南アのチームとは渡り合えても、豪州のチームにはボコられてる事もそれに近い要因かと思います。
と言う事で、前置きが長くなりましたが本日の展望。
両チームの総キャップ数はジャパン;377でスコットランド;432。
W杯出場組は23人中、ジャパン;12、スコットランド;17、うちお互いの対戦に出場していたのはジャパン;11、スコットランド;13。
全ての数字でスコットランドが日本を上回っています。
経験の差は、ホームでのファンの後押しがカバーしてくれる、と信じたい所です。
当方の見立てでは、ジャパンの穴は、10、11、14。
田村は良い選手だけど、テストマッチになると波がある事。
笹倉は落ち着いていて、後ろに戻る判断等も良いけど、如何せんワールドクラスではない事。
ミフィは国内では通用するけど、やはりワールドクラスではないし、特にDF時の判断が悪すぎる事、それからハイボールに極めて弱い事。
が理由です。
スコットランドは、確実にFW周辺をゴリゴリ攻めて来て、DFを内側に寄せる或いは凸凹の状態を作ってからBKで崩しに来るでしょうから、まずはやはりFWが踏ん張る事。
そして失礼ながら穴と称した11と14のキックDFの対応と、ラインDFの整備能力が鍵になると思います。
カナダ戦で課題となったラインアウトの安定(元々木津はラインアウトがイマイチなだけに、堀江に替わった事は良い事)と、モールDF、ラックサイドのDFの出来が結果に直結すると思います。
アタックに関しては、BKは立川の縦を軸に前に出て、効果的にゲームを切っていく=エリアを取って行く方が良いと思います。
スコットランドも比較的アンストラクチャー(崩れた状況)を得意とはしないチームですが、ノータッチキックを繰り返し、キックゲームになると、五郎丸もいない日本はキック能力では劣る為です。
この辺りがしっかり出来て初めて勝負になるレベルかと。
マフィとツイの復帰はかなりでかいので、大暴れに期待したいです。
と言う事で、22-34でスコットランドかな。
っておい、負けるんかい!
頑張れジャパン!ほぼ同時刻に行われる、イングランドvsオーストラリアの試合もめっちゃ気になる!