日本に帰って来たので、日本の携帯が必要である。当たり前だ。
当方、20世紀最後の年、つまり2000年からドコモにお世話になっていた。
090-2477-5915と言う由緒ある電話番号を非常に大事にしており、インドに行く前には、
インドから帰って来てもこの番号を使おう!
と思い、ドコモの『番号保管サービス』とか言うのを使っていた。
これね。
画像にある通り、手数料で1,000円かかり、月額は400円である。
つまり、2016年の4月から2019年の5月まで消えていた当方は37ヶ月分を払った事になり、
1,000 + 400 * 37 = 15,800円
をドコモに献上した計算になる。
まぁ、その金を払っても番号が同じ方が良いしね、と思っていたので、これは当然納得の上である。
で、今日、意気揚々と番号復活をさせようとドコモショップに行って来た。
僕:番号お預かりサービスの解除をお願いしたいんですが。
店:承知しました、少々お待ちください。
〜3分後〜
店:5/1付けで、ドコモの本社側から解約手続きが取られている様ですが、何かご存知ですか?
僕:私からは何もしてませんが、解約ってどう言う事ですか?もうこの番号使えないって事?
店:そうですね、既にこの番号を誰かが使っている訳ではないですが、しばらくすると誰かが使えてしまう状態になります。
どうも、当方の意思とは無関係に、長年大切にして来た番号が駆逐されてしまった模様。何の為に1万以上も払っていたのか、意味がわからない。
まさか日本に帰って来てまで、店とバトルする事になるとは。と言う事で急にスイッチが入る当方。
僕:それは困りますね。20年間くらいドコモと契約を続けて来て、何の連絡もなしに一方的に解約されると言うのは解せません。
店:仰る通りです。確認して参ります。
〜5分後〜
店:どうやら、このサービスは有効期限が3年間の様で、3年間しか番号をお預かりが出来ない様です。
僕:3年過ぎたから、期限切れ、って事ですか?
店:そうですね。その説明はなかったですか?
僕:全然記憶にないです。説明されてたら覚えてると思うし、説明もなしに勝手に長年の貢献を無視して契約解除されるのは良い気分がしませんね。何とかなりませんかね?
店:確認して参ります。
〜3分後〜
店:履歴を調べたら、どうやらお客様がインターネットでお手続きされていた様です。
僕:と言う事は?僕が自分で処理したって事ですかね?
店:そうですね。その画面には3年間のみ、と明記されていたので・・・
僕:つまり、ドコモからの説明がなかったのではなくて、僕が読み落としてしまった、と言う事?
店:はい・・・
僕:出直して来ます。
と言う事で、ドコモをシバき倒そうと思ったら、全然シバき倒せる様な相手ではなく、返り討ちにあってしまったおはなし。
繰り返しになるが、マジで何の為に1万以上を払ったのか、意味がわからない。自分がアホ過ぎて笑える。
つーか、この3年間とか言う情報、絶対下の方に小さく書いてあって読めねー様にしてただろドコモこの野郎、とか思って見てみたら・・・
思いっきり一番上に書いてあったわ。己の不甲斐なさを呪うしかない。
そんなこんなで、結果的に日本に帰って来て3日目にもなって、未だに電話番号を持っていないので、ラインも出来ず、地味に困っている。
格安SIMでも買うかな・・・
〜今日の教訓〜
ドコモの店員の態度は素晴らしい。
こっちが悪いのにねぇ。